第2話 お金を稼ぐ

 中学生になった私は大変に困っていた、、、。そう、友達ができないのだ。小学校の頃から貼られたレッテルは全然剥がれなくて、とても可愛いのに、勉強もできるのに、、頭が…ということで一目置かれている。

小学校のうちは魔法の研究と勉強に勤しんだ。もうおそらく東大程度なら合格は余裕であろう。魔法は不自由に使えてはいるのだが昔より弱くなっていると感じた。おそらく私が元いた世界の魔力はこの世界には溢れていないのであろう、繋がりが薄い気がする。そこで発見したのだが、日本語や英語で魔法を使うと威力がかなり上がるのだ。特に英語はすごい、おそらく言葉によって溢れる魔力が違うのであろう。私は付与術師の中でも上位、一つのものに16字までは付与できる、昔はあっちの世界の言語だったから効果ひとつしかつけれなかったが日本語なら話は違う。試しにボールペンに、無限、帰還、貫通、攻撃力上昇、防御力上昇をつけたところ、持っているだけで力が何倍も強くなったりととてつもない効果を発揮した。

よし。魔法を生かして、金儲けだ!!!

お金を稼いで女子校に行って一人暮らしするんだ!!!!

私はすぐに行動に移した、だが中学生ということもありバイトはできない為競馬に手を出した。一番不人気の馬に強化魔法を少しだけかけ、単勝で1万円をかける、これを競馬場へ転移し変身魔法で姿を変え繰り返し、中学生の間でおよそ4億稼いだ。口座も作れないので異空間にしまってある。あぁ、魔法便利すぎる!

父は放任主義だし母はとても優しい人だったので何も聞かず高校は自由に選ばせてくれた。家から約2時間もかかるが転移できるから関係ない。そして私の妹ももう小五、もうすぐ中学生かあ、、可愛い。

稼いだお金で毎回遊びに誘い物で妹をメロメロにしている。

高校こそは彼女作るんだ!

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