第64話
はるさんを撮影したあと、屋上に出て空の写真を撮る。
自分が好きな写真を撮るだけではお金にならないから、サークルの先輩の萩原さんの働いているモデル事務所に見学に行った。それから、在学中にアルバイトをすることになり、長山さんの元でアシスタントとして働いた。自然なものと同じで、女性も美しく思えた。だからこの仕事をやりたいと思った。
今までスカウトしてきた子は何人かいたけど、残ってるのはほのかさんくらい。スカウトしてお試しで入った
真奈には、叱ってほしかった。なんでそんな言いなりになってんの?バカじゃないの?それでもカメラマン?って。
素直に生きられなくて、ねじ曲がった感情。この空を撮影してると、浄化されていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。