第18話 破壊を持っていても平和に①

さてどうしようか。まぁダメもとだったとはいえ少しは期待してたんだけどな。研究しないと暇すぎてつらい。しかもこの才能もめんどくさいのやつだし。一回ギルドにでも行ってこようかな。


この世界は魔法がある完全な異世界。そういう異世界には魔物がつきもの。もちろんこの世界にも魔物はいる。ここは大きな町だから周りは整備されていてなかなか見る機会はないけど、ちょっと離れたら魔物はいる。

とはいっても俺は見たことがないからどういうのがいるのかは知らないけど。


ただギルドに行くといいこともある。例えば町同士の移動が楽になったりお金が稼げたりもする。


こんな感じでメリットもあるらしいからとりあえず行ってみるか。


学校からそう遠くないところにあるギルドはよく見ないとわからないぐらい周りに溶け込んでいた。ただそれは建物だけ。外からでも聞こえるぐらい中はにぎわっているようだ。


中に入ってみると中は食事処や宿なんかも併設されているようで外から見るよりも大きいようだ。ただ俺が使おうと思っているカウンターはそんなに大きいようには思えない。それにどっちかというとカウンターよりも食事処(酒場)のほうがメインのようだ。


「すいません。登録しようと思っているんですけど?」

「新規登録で間違いないですか?」

「はい。そうです」


俺のことを担当してくれたのは背の高い眼鏡をかけた男性。どこか知性的な感じを漂うわせている。


「それではこの書類を書いていただけますか?」


その書類というのはあまりにも簡単なもの。こんなんでいいのだろうかと少し気になるな。


「これでいいですが?」

「はい。大丈夫です。それでは次にギルドの説明をしましょう」


そういいながら彼はほかの人に俺が書いた書類を手渡す。それだけの動作なのに彼が優れていることが伝わってくる。

なんかずっと見ていられるな。



あとがき


皆さん、お久しぶりです。カクヨムコンだったりいろいろあって更新することができませんでした。なんと前回の投稿から20日ぐらいがたってしまいました。本当に申し訳ありません。これからも不定期に書いていくのでよろしくお願いします。


そしてアドバイスなどがありましたらコメントお願いします。

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