第10話 開戦

トーナメント表が発表されると会場の盛り上がりは最高潮になっていた。

俺は見てもどうせわかんないしここらへんで有力選手らしい4人を紹介しておく。

まず一人目

コム・アンドレ

彼は体術に秀でていて武器は何も使わないでこぶしで戦ってくる脳筋。去年は3年生ながら準決勝にまで進んでいる実力者らしい。

メディ・アンドレ

彼も魔法とかは使わないタイプ。ただ銃を使ってくるそうで脳筋とはちょっと違う。スナイパーっていうと賢いイメージがあるのは俺だけ?今年は7年生で優勝の最有力候補。

アシル・ランベール

彼もコムと同じように武器を使ってくるタイプの5年生。ただメディとは違って銃ではなく剣を使うらしい。

アリス・フォンテーヌ

彼女は有力選手の中で唯一の女性。そして魔法を使ってくるほかの3人とは全く違うタイプ。去年は決勝まで進んでいるようで実力者ではある。

有力者はこんな感じだけどなんかもう一人いるらしい。ただまったく情報がない。なんかよくわかんないけど誰もよく知らないらしい。なんかほんとに強いって感じでかっこいいよね。

つっこみたいところはたくさんあるけど今は置いておいてトーナメントの確認、、、これどうなってんの。なんか俺の見たことのないトーナメント表になってんだけど。

「レア、これどういうこと?」「今年はまた変わったトーナメントになってるね。」

彼女が言うには毎年毎年トーナメントの形を変えているようで予想できないようにしているらしい。それにしても3回戦と4回戦だけ5人で戦うってどういうことだよ。わかりずらすぎる。

ただ1回戦はもう3時間後なのでグダグダ言ってられない。会場は近いけど準備とかもあるしね。俺の一回戦の相手は2年生のイザック・ロペス。俺と同じクラスの男子だ。なんか1回戦は同じ学年となるように組まれているらしい。

「レア、俺はもう準備に入る。」「わかった。私ももうそろそろだし準備しようかな。」「それじゃ、あとで。」

とりあえずレアと別れてトレーニングルームへ。実はエマ先生と勉強したはしたんだけど全部座学だったんだよね。「戦う時の最大の武器は情報だ。」ってなんかはりきっちゃって。ていうことだからとりあえずトレーニングルームで才能の確認をしとく。確か俺の才能はこの3つ。

『全言語』・・・俺は日本語でしゃべっているように感じるけど実際は周りに合わせ        

て言語を変えているらしい。

『属性魔法』・・・魔法の中でも属性があるものを使える。よくゲームの中とかで出                                            てくるような火とか水とかそういうやつ。これは戦闘向き。

『身長』・・・問題児。

こんな感じだけど使えるの『属性魔法』しかないよなこれ。どうしよう。



あとがき


読んでいただきありがとうございます。作者のkurarasimonです。もう一つの作品も読んでいただけると嬉しいです。

何かアドバイスなどがありましたら教えていただけると幸いです。


ずっと更新をできなくてすいませんでした。

正月休みになったので書くのも休んでいました。こっちの作品をあきらめたわけではないので安心してください。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る