第2話 学園
俺がそう願うとなぜか俺はまた見覚えがない場所にいた。そこは雲の上のような場所で俺の近くには光の玉?のようなものが浮かんでいた。「君が松川湊君だね。」「そうですけど。」いや待ってくれ。今話しかけてきたのはこの光の玉だよな。どうして光の玉がしゃべれるんだよ。そしてここはどこなんだ。
「君はこれから転生するから準備して。」「ちょっと待って。何がどうなってるんだ?」「あれ?クララから説明受けてない?」「クララってそもそも誰?」「君が神判を受けた神のことだよ。」あの少女はやはり神だったのか。「なんか説明受けてないようだし私から説明するね。君はもう死んでいてこれから転生するの。そして君が今から転生するのは魔法とかがある世界だよ。」今魔法って言ったか?頭では言ってることがわかるが感情が受け付けない。「そして君は今からポール・ニコラとしてその世界に転生する。」まぁ理解はできてることだしどうにかなるだろう。「準備はいい?」「大丈夫。」そうするとまた周りの景色が変わった。今回は寮の一室?のような場所移動していた。まずは一旦鏡を確認する。うんうん、なかなかいい顔してるしスタイルもいい。ただ身長が小さい!これだけは許せない。俺はあのクララとかいう神に高身長を叶えてもらったはずなのに。これじゃまた前世と同じような終わりかたになる。神に頼れない以上自分で努力するしかない。幸いこのポールという子はまだまだ伸び代がある年だ。てかこのポールって名前フランス語で小さいって意味じゃなかったか?名前にまで悪意を感じる。とりあえず今日の予定を確認して…。どうやって予定を確認するんだ?ポールって子の記憶は全くないからなにをしたらいいのかわからん。あの光の玉に聞いてみるか。俺が呼び掛けると光の玉が出てきた。こいつ呼び出せるんだな。「どうしたの?」「これどうやって予定を確認するんだ?」「それはカレンダーにかいてあると思う。」「そのカレンダーってのはどこにあるんだ?」「それは頭のなかで想像したら出てくるようになってる。」いやいやそんなわけ…ほんとに出てきた!そういえばこの世界は魔法が使えるんだっけ?そしてこのカレンダーによると今日は学校に行かなければならないらしい。そして間に合うためには8時に家を出なきゃ…ってもう5分もないじゃん!ガチでやばいってさすがに初日から遅刻はしたくない。急いでしたくして俺は家を出た。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。作者のkurarasimonです。だいぶ自分でもこの話が気に入っています。
アドバイスなどがありましたら教えていただけると幸いです。
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