☆登場人物一覧




※登場人物が増えてきたので、現時点でのまとめ。ネタバレ注意。




☆帰蝶と周りの人



 ・斎藤帰蝶(リーリス・メアリ・ヘブライア)

 銀髪赤目。身長は戦国時代の女性としてはかなり高め。

 この物語のヒロイン&主人公。色々な意味でぶっ壊れている人。

 間違いなく道三の娘。



 ・プリちゃん

 百科事典(プリニウス)。人工妖精。解説役&ツッコミ役。

 帰蝶のことを『主様』と呼ぶが、お互い友達だと思っている。呼び方を変えるタイミングを見計らっている最中。

 この子がいないと話が進まないこと山のごとし。



 ・明智光秀。

 明智のみっちゃん。たぶん本能寺はやらないし、やろうとしたら帰蝶にぶん殴られる。

 早くから道三に仕え、幼い頃の帰蝶とも遊んだ(振り回された)ことがある。

 回復魔法の才能があるので後々『軍の指揮ができて、内政もできて、回復魔法を使える凄い人』になるだろう人。



 ・雑賀孫一

 帰蝶の弟(断言) 史実では対立するが、信長との仲はいい。

 口数は少ないけど自分の意志はハッキリ示すし、意外と押しは強い。銃の腕前はもちろんのこと、散兵戦術とゲリラ戦に関しての才能も持っているだろう子。

 プリちゃんが見えるので、たぶん幽霊とか神霊とかも見えると思う。



 ・鳥居半四郎

 帰蝶の家臣。火起請を頑張った人。

 史実――というか俗説において武田信玄を狙撃し、致命傷を負わせた人。知ってた人はかなりの戦国マニアさん。



 ・小西隆佐

 堺の薬種商、小西党の後継者。小西行長の父(予定)

 史実においては基督教に帰依するけれど、この世界では『帰蝶教』に入信することになる。というか、した。

 そのうち帰蝶から財務管理を任される予定。帰蝶は脈絡なく商売の手を広げるのでたぶんすっごく苦労することになる。



 ・若草

 隆佐の妻。妊娠中。



 ・師匠(ミャーダ)

 帰蝶の師匠。あっちの世界における神の一柱。雷と裁きの神であり、(自主的に)酒を司っている。『役目』も終わったので楽隠居中。世界を救うために頑張ったのだからいいじゃない。

 お酒大好き(オブラートに包んだ表現)



 ・玉龍

 西海竜王の子。竜神。護法善神。玄奘三蔵を乗せて、迫り来る妖怪共を蹴り飛ばしてきた。かなりの武闘派だったのに、『西遊記』では地味にされてしまった。解せぬ。

 昔お世話になった観自在菩薩に頼まれ、日本へ。あんなバケモノがいるとか聞いてない。

 人間に変身したときは白髪金瞳の美少女。三ちゃんとのフラグが立った(※帰蝶の感想です)




☆美濃


 ・斎藤道三

 すでに出家&剃髪済み。親バカ。かなりガタイはいい。

 帰蝶の母親とは大恋愛をしたらしい。

 妻に先立たれ、帰蝶が行方不明になった結果、色々とやる気を失っていた。それでも美濃国主になれるあたり、やはりマムシである。

 帰蝶の出生や行方不明事件に関しては話していないことも多いし、そもそも本当のことを話しているかも怪しい。やはりマムシである。



 ・斎藤義龍

 道三の息子。帰蝶の兄(異母兄妹)

 史実においては道三に反旗を翻し、討ち取った人。

 細かいことを言うと『義龍』と名を改めたときの名字は『一色』だった可能性が高いので、『斎藤義龍』という人物はいなかったかもしれない。

 ただ、そこまでこだわっても分かりにくいだけの自己満足なので『斎藤義龍』で統一します。



 ・煕子さん

 光秀の愛妻。まだ子供はいない。



 ・権兵衛

 城の料理人。回復魔法の才能があったので拉致――人事異動。

 最近は治癒術院で患者の治療に当たっている。



 ・千代

 帰蝶付きの女中(侍女)。帰蝶でも驚くほどの回復魔法の使い手。そろそろ一人前になれるらしい。

 帰蝶と同い年(生年が同じ)



 ・津や

 茶屋の看板娘。女性は何歳になっても『娘』なのである。

 なんだかんだで帰蝶に気安く接し、帰蝶も母親のように慕っている。

 娘がお城に勤めているらしい。



 ・平助

 津やさんの夫。助平さん。

 ただのエロ親父っぽいが、これでも昔は城の料理番をやっていたらしい。



 ・太助

 津やの兄の子。戦場で片足を失った。現在は帰蝶に雇われて薬を作っている。




☆尾張


 ・織田信長

 ご存じ第六天魔王。帰蝶の夫。帰蝶のせいで史実とは結構性格が変わってきた。

 あの帰蝶を妻にするあたり、やはり天下人の器である。

 調べれば調べるほど、『よく本能寺まで生き延びられたな……』となる人。



 ・織田信秀

 信長の父。

 史実においてはそろそろ負け戦が続き、尾張支配も不安定になってきたところで病死。信長がすごい苦労することになる。

 ただし帰蝶のおかげで当分死にそうにない。



 ・土田御前

 信長の母。

 身重じゃなかったらたぶん薙刀振り回していた人。

 信長のことは嫡男として厳しく育ててきた。まぁ厳しくしすぎて周りの人間が『実は嫌いなんじゃ……?』と勘違いしてしまったのは少し反省している。

 信長としても(厳しいので怖がってはいるが)嫌ってはいない。



 ・織田信勝。

 あるいは信行。信長の弟。

 不良(うつけ)だった信長のことを怖がっていたが、最近は真面目にやっているのでそこまで怖くない。というかもっと怖い人が出てきたのでどうでもよくなった。



 ・森可成

 信秀の家臣にして、信長の友人。

 何だかんだで早期に帰蝶に適応した人。如才ない。



 ・平手政秀

 信長の傅役。真面目な苦労人。それはそれとして戦国時代の人なので力こそパワーなところがある。

 史実における切腹理由は諸説あるが、まぁこの作品では切腹しないだろうから問題なし。



 ・犬千代

 前田利家。三ちゃんと愉快な仲間たち筆頭。帰蝶を『姐御』と呼び慕う。

 まつさんの件でロ〇コン疑惑があるけど、まつさんが大人になっても子作りしているから愛である。たぶん。



 ・勝三郎

 池田恒興。愉快な仲間たち。信長の乳母の子供。いわゆる乳兄弟。



 ・新介

 毛利新介(良勝) 愉快な仲間たち。史実では桶狭間で今川義元を討ち取る人。



 ・左馬允

 津田盛月。愉快な仲間たち。この時点では『織田』を名乗っていると思うが、尾張は織田さんが多すぎるので津田と表記。



 ・林秀貞

 信長の宿老(おとな)。いわゆる筆頭家老。

 史実においては信長に反旗を翻したというか中途半端な立ち回りをしたが、この世界の秀貞はそんな命知らずでは無いと思う。



 ・柴田勝家

 かかれ柴田。信勝の家老になる予定の人。嫡男ではないとはいえ、直系の家老になる人なので優秀だったと思われる。



 ・佐久間信盛

 退き佐久間。史実だとのちに追放される人。『三ちゃん』なら理不尽な追放はない。と思う。というか折檻状を見るとそこまで理不尽じゃなさそうというか、どちらかというと激励なのでは?



 ・織田信広

 信長の兄。側室の子であり、長男だが後継者ではない。

 ちょっと抜けているところがあるらしい。まぁ敵地を行軍中に斥候も出さずに坂道を進んで敵とばったり遭遇している時点で……。



 ・沢彦宗恩

 お坊さん。信長の家庭教師的な人。まだ未登場。




☆商人他


 ・生駒家宗

 主に尾張を中心に活躍する商人。何だかんだで帰蝶の御用商人っぽい立ち位置に。

 娘は(史実では)信長の側室――実質的な正室となる生駒殿。



 ・今井宗久

 堺の商人。帰蝶の御用商人その2。マッスル。



 ・小西弥左衛門

 小西隆佐の父。ポーション(阿伽陀)の販売責任者。



 ・武野紹鴎

 堺の商人。会合衆。千利休の師匠。

 ちなみにまだ長男は生まれていない。



 ・橘屋又三郎

 鉄砲又。堺で鉄砲量産したり美濃での量産設備を準備したりと忙しい人。マッスル。



 ・八板清賀

 鉄砲鍛冶師。鍛冶神に愛された男。

 たぶん帰蝶からの無茶ぶりのせいですっごく苦労することになる人。



 ・千宗易

 千利休。黒大好き。ちょっと空気が読めないというか、頑固者。マッスル。



 ・津田宗及

 堺の商人。うっかり帰蝶と対立するような発言をしてしまったため、焦っている。



 ・マラッカのエンリケ

 マゼランの奴隷であり、一緒に世界一周の航海をした人。初めて世界を一周した(諸説あり)

 なんやかんやで奴隷から解放され、なんやかんやで船長になったらしい。



 ・船の少年。

 エンリケの元で働いていた少年。エンリケが日本(というか、明や香料諸島)への航海をすると知り、船に忍び込んで日本までやって来た。

 デング熱にかかっていたところを帰蝶に救われた。



 ・松田源三

 雑賀衆。信長たちに相撲勝負を挑んだ。孫一のお目付役的立場。



 ・足利義輝

 剣豪将軍である。

 まだ13歳なので色々と若い。

 道を誤ると師匠が(物理で)止めてくれる。



 ・塚原卜伝

 剣聖。義輝の師匠。

 史実とは違い、ずっと将軍家に仕え続けているらしい。



 ・女衒の女

 帰蝶の被害者。自業自得なので是非も無し。



 ・三好長慶

 大河ドラマ『どうする長慶!?』はきっとおもしろい。



 ・本願寺顕如

 大坂本願寺のドン。になる人。



 ・下間頼廉

 後の『大坂之左右之大将』

 顕如少年と一緒に雑賀の里までやって来たが、そういえば名乗っていなかった。









 ※裏設定


 設定はあるけど使う予定はない(使うとしてもだいぶ先)設定。



 ・帰蝶が異世界に行くまで。


 簡単に説明すると幼少期に崖から落ちる。

 ↓

 防御のため(無意識に)魔力で自身を包み込み、眠りにつく。

 ↓

 数百年後、現代で目を覚ます。

 ↓

 色々あって死亡(したと勘違いして)異世界へ。


 異世界で数百年の人生経験があるので、年齢は三桁歳。

 帰蝶(幼少)から現代まで眠りについていた時間を加算すると四桁以下略。

 ただし恋愛経験は皆無なので、そっち方面はかなり未熟。というか15歳の信長の方がだいぶマシ。



 ・保持スキル(一部)


 威圧ズウィン

  一定以下のレベルの者を一定時間行動不能。


 自動回復イルズィオン

  回復量は保持魔力に比例。


 自動魔力回復イルズィカーリオン

  回復量は保持魔力に比例。


 鑑定眼アプレイゼル

 ランクEあれば古物屋で掘り出し物を探せる。職業にするならC程度必要。堺の商人にはCが多く、ごく稀にBがいる。また、素質や鍛え方によって肉体鑑定特化や物品鑑定特化などに枝分かれする。

 

 自動翻訳ヴァーセット

 外国語だろうが古文書だろうが問題なく。日本語で説明しにくいときは翻訳を頑張ってくれるみたい。


 回復薬作製ジガレイテン

 いわゆるポーション作製。魔力がある限り一瞬で作製できるが、帰蝶は体内の魔力を使うのが嫌いなので(大気中の魔力を使うと濃さによって品質にばらつきが出ることがある)、普通に株分けして作製する。


 魔弾の射手フリュフィーゲル

  銃を使うと、狙ったものに必中。七発目に愛するものに当たる。当たったところで回復させてしまえばいいので……。そもそも攻撃魔法を使った方が早く、強く、連射もできるので使いどころはない。『銃を使うと』なので銃弾を直接発射すると回避可能(裏技)

 昔、誰かから譲られたらしい。


 技能収集スキャイゼ


 毒無効スルク


 死神の眼バロール

 銀の一族の中でも特に“血”が濃い者に稀に発現する。同時に即死耐性獲得。


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