日常生活のSS
@gamugamusan
行かなくてもいい会議に出たくないだけ
「この会議に出席してほしいんだけど……。」
軽い説明を聞いた私は思わず表情をゆがめてしまった。なぜか?簡単な話だ。出席したくないのだ。だって面倒じゃないか。わざわざ休日の夜に身支度をして自由時間を削ってまで行くことになるんだぞ?誰だっていやだろう。本当に断りたい。でもそれはできないのだ。
「行ってくれるよね?」
親から言われてるからだ。うちの親は私と同じ場所に入っているから当たり前。なぜこうなったし。断れる余地も無いのでとりあえずその場は濁したが、本当に行きたくない。こんなことを思考している間にも刻一刻とその時間は近づいてくる。家にいさせてくれよ。お願いだから。久しぶりの一日休みをつぶさないでくれ……。そう願っても無理だったようで、血胸私はそのまま連れていかれた。次は絶対に断ってやる。絶対にだ。どんなことがあっても休みを勝ち取ってやる。怠惰な生活を一日くらい過ごしたいのだ。さて、次の会議の連絡を入れなければ……。そして次は休みますというんだ。
「出席してくれるよね?」
私は運がないのか、今回もダメだったらしい。
日常生活のSS @gamugamusan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。日常生活のSSの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
近況ノート
関連小説
やしばフルカラー最新/矢芝フルカ
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 5話
「学問」というもの/入江水月
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
不定期な雑記帳♪/麦柄けい
★15 エッセイ・ノンフィクション 連載中 135話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます