第12話
「さぁ、目を開けてみて」
天気の良い昼下がり、ホリーは予定通りに手術を受けて主治医である棗に顔に巻かれていた包帯を解かれていた。目を瞑っていても外がとても明るいということが感覚でわかる。
ゆっくりとホリーは目を開けた。そこには不安そうな顔をした母ナンの姿と、白衣を着た男が立っていた。
「ママ?」
手を伸ばしたホリーの手をナンが握った。
「見えるのね……!」
涙を浮かべて頷くホリーのその小さい身体を抱きしめた。
「感動の再会や」
背後で二人を見ながら棗が涙を乱暴に拭った。治った事が分かればそれでいい夜雨は特に興味を示さず、よかったなと、返し、ちょうどやってきたエレベーターに乗り込んだ。
「なんや連れないやっちゃなぁ」
エレベーターは寄り道する事なく院長室へと向かって行った。チンという音に少し遅れて扉が開く。白衣に身を包み、ポケットに片手を突っ込み夜雨はノックもせずに院長室の扉を開けた。
「宋、お前ノックくらいしろ」
グレンの文句をそ知らぬ顔で流し、朝と同じようにソファに身を投げ出した。
「あーーいちいちいいクッションで憎たらしい」
ペンを置きため息をついたグレンは両手を組みその上に顎を乗せた。
「終わったのか?」
ゴロゴロと猫のように丸くなっていた夜雨が気怠そうに片目だけをグレンに向けた。
「ああ、成功した。棗の奴バラしてからすぐに手術に入るとは……相変わらずタフだねぇ。俺には無理」
集中力切れると続け、またゴロゴロと丸くなり始めた。
「無理、ねぇ……そうには見えないが。で、なにをしにきた? まさかここに寝にきたわけじゃあるまい?」
横になったまま夜雨は「んーー?」と、気のない返事をして寝返りを打った。さては本当に寝に来ただけなのではないかとグレンが思い始めた時、夜雨が口を開いた。
「このままでいいのか?」
ふとグレンの目が厳しくなる。目の前のこのダラけた男はうまくいきすぎているこの状況に釘を刺しにきたのだ。
今の状況がガロンに知られたら報復される可能性もある。あの親子だけではない、自分たちも例外ではない。
「おい、本当に寝るなよ?」
「あいにくだが、ここじゃないと気を抜いて寝られないんでね」
満足そうに身体を丸める夜雨に呆れたようにグレンが言った。
「恨まれてるな」
「誰かさんのおかげでな」
お互い様というように眠りにつこうとした時、勢いよく扉が開けられ夜雨は叩き起こされた。
「やったで! 大成功や!」
言うまでもない、こんな事をするのはグレンにしてみれば夜雨の他には棗しかいない。本日二度目のノックをしろと言いたい所だが、この似た者同士にはもうなにを言っても無駄だと思い出し変わりに頭を抱え手だけで挨拶した。
「経過も良好や、明日にでも退院できるやろ」
心底嬉しそうに飛び跳ねながらソファに座った。
「怪我人がよくやるよ」
昨夜、棗は腕を撃たれている。クォートの持っていた銃はデザートイーグルという威力の強い銃だ。球はかすっただけだが結構の衝撃だっただろう。それなのにわざわざ鎮痛剤まで飲み手術を二件……タフとしか言いようがない。
「こんなの怪我に入らんわ! 夜、心配してくれるんか?」
ソファから身を乗り出し、うりうりと頬を突かれる。その嬉しそうな表情が妙に憎たらしく夜雨はその手を振り払う。
「うっとうしいわ! それより、母親の方は検査したのか?」
患者はホリーだ。
「なんで母親まで検査?」
棗は不思議そうに首を傾げて少し口をへの字にした。
「いんや?」
ふーんと、何か考えこむように夜雨は視線を落とす。自分はまだ医師としてこの病院に正式に雇われているわけではない。棗なしじゃ診察台に立つこともできないがあの時たしかに……先日を思い出そうとして目を伏せた時。
「なんやぁ夜? 難しい顔してぇ? どうしたどうした? 言うてみ?」
遠慮なしに夜雨の頭をグシャグシャとかき混ぜてきた。
「……おい、傷口開かせたろうか?」
しないくせに〜〜と、棗は夜雨から手を離すと達成感に大きく伸びをし、背もたれに頭を預けた。
「お前と仕事すると想定外のことは多いが楽しい」
さっきまでの仕事モードからいつもの緩やかに表情に戻り破顔する。世の女性が見たら悲鳴を上げそうなくらいだ。
「その無駄ににやけたイケメンこっちに向けんな。恥ずかしくなる」
と、夜雨はソッポを向いた。
「平和なことっちゅうのは、ええことやなぁ」
雲一つない晴天。そろそろ冬に入ると言うのに日差しが暖かく心地よい日だった。
仕事を終わらせた夜雨と棗はそれぞれ帰宅した。久々の我が家に夜雨は持っていたスーパーの袋と鍵をテーブルに放り、ソファーにドサリと座り込んだ。
「やっぱグレンんとこの方が素材がいい」
用意してくれたのはそのグレンで。第一ここにあのソファは似合わない。
クォートのバラし作業は不備なく終わった。ただし夜雨は心臓に関しては関わっていない。
どんなにきれいで生きの良い物でも取るつもりはないのだ。たとえソレを取って救われる人間がたくさんいようとも夜雨にはその気がない。
途中放棄するつもりはないが最後の閉復は棗に任せた。その時の言葉が耳から離れないでいた。それを忘れるように袋から普段ならあまり飲まない酒のフタを開け、それを一口飲んだ。
ここまで来ると主義というより一種の哲学か教旨やな
確かにそうだ。けれどただそれだけで取らないという訳ではないし、断じて約束だからというのでもない。
人間の臓器とは不可思議な事に、たとえ持ち主の身が滅び、別の人間に宿ろうとも刻まれているのだ。もとの持ち主の記憶が知らず共鳴してくるのだ。
夢のような話だ。もちろん全ての人間にかぎられるということでもない。しかしあながち嘘という訳でもなく思えるのだ。
もし本当に共鳴するとしたら、どう感じるだろうか? 信じられるだろうか? 自分の中に自分の意思に関係なく、もう一人のしかも見ず知らずの死んだ人間が生きずくという事に。
十二年前、夜雨はエマとの約束で彼女の心臓をとある子供に移植した。初めはエマではなく別の血液型の合う者のはずだった。それがある時、エマがいきなり人気のない手術室に夜雨を引っ張り込み言ったのだ。
今でも忘れられない、らしくもなく血相を変えてどこからそんな力があるのかというほどに夜雨を抑え込んだあの細い腕。
「私にもしもの事があるとしたら、この心臓をあの子に移植して」
一瞬聞き間違えたのかと思った。普通に生きて来て、病気でもない限り自分にもしもの事などあるわけがない。しかしエマはなにかに追われているかのような危機迫る勢いで夜雨に悲願した。
「お願い、こんなこと頼めるの夜雨しかいないの。もう、誰を信じていいのかわからない……」
そう言ったエマにあの頃の夜雨には返す言葉がなかった。それからすぐだ、あの事件が起こったのは……
来るはずのない、もしもがエマに訪れた。
「夜雨……私がいなくなっても、あんたはずっと人を助けてあげて? あなたにしか出来ないやり方で。たくさんの人を救ってあげて」
冷たい手が頬に触れる。流れるようなしぐさで、なめらかな指が目の隈を撫でた。
「約束、よ?」
後悔……それしかない。
あの時もっと話の根源を聞いていれば防げたのかもしれない。あの時もっと早く着いていれば助けられたかもしれない。
結局、本当に守りたいものは指の隙間から零れ落ちてしまう。
持っていた瓶の雫が手に流れた。もう一口、口に運んだところで夜雨の手が止まった。
これ以上飲んでも良いことはない。ただ悪酔いするだけだ。殺し屋の前に医者でもある、緊急が入った時、酒が入ったまま治療など出来ない。
「こんな時までも酔えねぇなんてな……」
嫌気がさしたように頭を抱えて顔を埋めた。
「夢を見るの」
日差しの暖かい昼、軽食を取りながら濃いめのコーヒーを眠気覚ましに夜雨はうとうととエマの話を聞いていた。
「んーー夢?」
「そう!」
完全に油断していた夜雨の口の中にエマは自分の膝に乗せていたお弁当箱の中のタコさんウィンナーを突っ込んだ。
「もっと食べなよ? これでエナジードリンクあったら完璧、闇医者だよ?」
モグモグと大人しく口を動かす夜雨は、塩分が強いと、可愛げのない味の感想を言いエマに横腹をこづかれ痛みにもがく羽目になる。
「どんな夢なんだよ?」
ムフフと口に手を当て怪しい笑いをしている姿はまるで魔女のようだ。
「気になる?」
「別に」
「じゃぁおしえなーーい」
今度は夜雨の口の中にニンジンを突っ込んだ。野菜もちゃんと食べるんだよ? と、続け笑った。
彼女はよく笑う。夜雨は日差しを背に浴びているエマを眩しい物でも見るように手を傘にした。
「夜雨は見ないの?」
夢などもう何年も見ていない。いや、見たことがあるのか、それすらも分からない。
「エマ、お前は今どんな夢を見ているんだ?」
生きてる人間が出来ることは、ただ想いを馳せることだけだ。
翌朝、電話の着信音で夜雨は叩き起こされた。目を擦り画面を見ると相手は棗だった。
不機嫌この上ない夜雨は電話を切り、ベッドの上に放り投げた。どうせろくなことじゃないのだ、今日はお互い早番ではない。もう少し寝ていようと、毛布を頭からかぶったその時、ドアホンが鳴る。
ピンポーン
時刻は八時。昨日フルで働いた身体にはそれなりの休息は必要だ。
ピンポーン ピンポーン
しかしドアホンは鳴り止むどころか激しくなるばかりだ。頭から毛布をかぶっていた夜雨はさらにキツくそれを握り締めた。
ピンポン ピンポン ピンポン ピンポン
「だぁ! あんにゃろ!」
ベッドから飛び起きた夜雨は抗議するため玄関のドアを開けた。そこに立っていたのはさっき電話をかけて来た人物、棗・フォスターだ。
「よ、おそようさん」
無言のまま開けたドアを閉めようとしたところを棗が足をかけ全力で防いだ。
「待て待て待て! ペンタのマッシュルームサンドとカプチーノやぞ? 本日の豆はグアテマラ、デザートにモニカ特製シフォン!」
文句あるかと、紙袋を見せて少ししかないスキマに身体を滑り込ませた。
夜雨はそれを受け取りまだほのかに暖かい中身を見つめた後、
「ありがたい。じゃ」
と、手を挙げまたしてもドアを閉めようとした。
「待て待て待て待て! それはひどいんやないか? 夜雨さんよ」
「チッ」
明後日を見ながら舌打ちした夜雨は仕方なく家に棗を招き入れた。
「ほぉ、いい部屋やないか」
キョロキョロと中を見回すがほとんどグレンが用意したものしか置かれていない。
「私物ないやないか」
のんびりあくびをしながら、そこ座れとばかりに棗に指だけでしめした。
「でもあれやな、カーテンが薄すぎる」
対面に自分も座ると夜雨は持ってきてくれた紙袋から二人分のトーストとコーヒーを取り分けた。
「同ぉ感」
程よく暖かい紙製の箱を開けると棗は、いただきますと言いかぶりついた。棗のトーストはチリサンドのようで齧り付いたことにより中の赤いソースがポタッと溢れ落ちた。
「なに?」
箱さえ開けずに無言で見つめてきた夜雨に怪訝そうな顔をする棗。
「いや、朝から元気だなぁと思って……その、胃が」
口についたソースを舐め取る棗に夜雨はカプチーノに口をつけた。
「熱っ!」
相変わらずの猫舌に棗は思わず吹き出した。
「グレンのやつはなんで今更俺なんか呼びつけたんだよ」
むすっとした顔を隠さずに夜雨はトーストの紙製の箱を開けた。自分のはさっき棗が言った通りマッシュルームサンド。挟まれた箇所からチーズが程よくとろけていた。
「好きやろ? そういうの」
昔からの幼馴染とも腐れ縁とも呼べる悪友はお互いの好みなどとうに熟知していて、指を舐めつつニコリと笑った。
「朝からイケメンの無駄使いやめろ」
普段から日陰を好む自分には眩しすぎる笑顔は妙に気恥ずかしくて直視することができない。そういうのは女性に向けるべきだといつも思うが当の本人には自覚がない。
「そうだな。グレンの考えは知らんが、欲しいものでもあるんやないか?」
「欲しいもの、ねぇ」
地位も名声も金も思うがままの、ドケチが他に何が欲しいというのだろう?
「これじゃ、給料は期待できなさそうだな」
マッシュルームサンドを一口頬張った。
「ん、うまい」
普段から色々な人間を演じて使い分ける夜雨だがこういう時は昔のような表情をする。知らず許されているような気になると同時に、まだ何も知らなかった頃を思い出す。対面に座る棗は美味しそうに食べる悪友に微笑み、自分も残りのトーストを完食させた。
「で、だ。なんで来た」
「ん?」
当然のようにソファに寝転がる棗に夜雨は身支度の手を止め文句を言った。
「惚けるなよ、遊びに来たんじゃないだろ?」
ソファの縁にあごを乗せて首を傾げた。
「いや、ほんま遊びに来ただけやで」
やっぱグレンんとこのが一番だなと、つぶやく悪友にその点に関しては同意したが。
「帰れ」
「いやいや! ちょうまちぃな! 最近な、人恋しくなるんや。こうバラした後とかな……」
「なるのか?」
ワイシャツのボタンを閉め始めた夜雨は無言のまま、うんうんと頷く棗を見つめた。さっさと寝に帰った奴が何を言うかと思えば。昨日のことをふいに思い出す。みんなそうだ、自分がいざ死にそうになると急に態度を翻す。
相手がどんなに泣こうが喚こうがそれでも自分たちの仕事はそれらから生きの良い臓器を奪うこと。
人助けとはいえ所詮は犯罪だ。良心の呵責……そんなものは今更持ち合わせてはいないが、それでも虚しくなる時はある。人の生き死になど実に簡単だ。なにかのスイッチのように灯っては消えていく。そのスイッチを押すのは自分たちか? あるいは……
そんな思考をめぐらせていた夜雨を棗は目からここにいてもいいか? オーラを出してくるので下手に追い出せなくなる。
「ぅ……勝手にしろ」
ソファの背もたれに隠れて棗はグッと拳を握る。
「そういや夜。昨日の心臓の行方、気にならん?」
着替えを済ませた夜雨はイスに座ると、ノートパソコンの電源をつけた。
「別に」
微弱な機械音が鳴り真っ暗だった画面にロゴが写りパソコンが立ち上がる。すぐにピロンという電子音が鳴りメールが来る。
「あいつの心臓、使えんかった。生活習慣病やな。安心したか?」
最後の言葉に夜雨はあからさまに嫌そうな顔をした。
「別に!」
マウスでメールを開けると件名も内容もなく添付ファイルだけが届いていた。それを開くと一人の患者のカルテだった。
「昨日の腎臓、彼に移植しよう思てな。目通しておいてくれ」
やはり遊びに来たなんて嘘ではないか。ちゃっかり昨日のうちから仕事を持ってきている。
「誰がやるんだよ」
今日は遅番だ、手術は別の人間がやることになる。
「もちろん、かわいい後輩にやってもらうつもりや。下を育てんで何が大病院や」
「ほぉ、ちゃんと先輩やってんですね」
カルテやレントゲンを見る限り通常の手術で済みそうだ。血液型も一致しているし、これといってなにも問題ない。
「いいんじゃないか」
移植はつねに時間との勝負だ。それをグレンはくつがえす冷凍庫を作った。
「グレンには恐れ入るよ」
ほかにめぼしい要件はないので電源を切り夜雨は言った。
「そうやで。なんでもあの冷凍庫を作ろうとしていた友人がいきなり亡くなったようでな、それからは一人で作ったみたいやで。いつも自慢してくるから耳タコや……まぁ、どこまでが本当か分からんが今じゃまだ何か作ろうと企んでる」
人を助けたいと言うと耳障りはいいが、まだまだ稼ぎたいというと途端金儲けのニオイしかしてこなくなる。
「なんでも試験段階みたいやけど、臓器をいかに自然に近い状態で保存するとか、移植する時の診断もその機械に任せるとか難しいことよぉ言っとるわ」
さらに救える患者が増えようにグレンも考えているようだ。
「グレン相手じゃガロンがただの成金に見えるな」
いちよう人助けをしているグレンと人様の金を巻き上げて肥やしにしているガロン。羽振りよく装っているがグレンクラスが本気になれば簡単に潰せる。
「そのガロンやが、使っていた爆弾はいまアジア圏で流行っているものやった。なんでも子供でも簡単に材料手に入れられるみたいやで?」
怪訝そうな顔をした夜雨に棗は続けた。
「あいつは地元民や、近年アジアには渡った痕跡はない。子供の頃の旅行歴もない、ここらへんの地主とはいえ貴族やない。父親は借金肩代わりして貧乏やったそうだ」
接点はない。ではなぜどこからそんな物騒なものを?
「あいつの経歴はそこそこ調べてある。ガロン・フリン、一九七一年生まれ」
ここイギリスで代々不動産屋をやっていたが、父親の代で傾いた。その父親も一九九三年に病気で死んでからは残った借金をガロンと母親が返済していた。しかし心労がたたみ翌年に母親が死亡。残りの負債をたった四年でガロンが全て返済したと言う。
それからイングランドの家を売り、わざわざイーストエンドに移り済んだのが二年後の十一月。不動産の傍ら今の無理な金貸屋を始めた。そのおかげで事業は右肩上がり、見事流れに乗った。しかし手を染めすぎた。今じゃただの薄汚い殺人者と変わらない。とはいっても、自分たちだってやっていることはさほど彼と違わない。
棗がソファから夜雨の対面に座りガロンについての書類を一緒に眺めた。
「十一月十三日ってイギリス人なら普通避けるもんやがな」
確かに十一、十三は忌数と言われる。イギリスでは両方とも不吉な数字とされている。偶然とは考えられない、ガロンはあえてこの日を選んだのか?
「普通じゃないんだろうな」
境遇はガロンから金を借りる人間と変わらないのに、なぜ見捨てるようなマネができるのか?
「ガロンはなにがしたいんやろうな」
棗はひんやりとしてテーブルに頬をつけ目を伏せた。
「さぁな」
何を考えているかなどわからないが、かなり歪んだ性格だというのは理解できた。
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