情感というか、雰囲気が良く表現された印象的な作品と思いました。
大事な人を失う事は周りの状況で仕方がない事
…そういう割り切った考えを装うけれど、でも芯にあるのは、かつて自分が得られなかった成功の道を美麗が進むのを邪魔したくない飴の愛情かな、と。
自ら選んだ別れ＝大事な人を失う悲しみと、かつて自分が歩めなかった成功への寂寞と、複雑な感情なのでしょう。
短文で良くこれだけ奥行きのある世界観と心理描写を描かれたな、と感心致しました。

初コメント失礼致します

捉えどころのない愛というものは無限の可能性を秘めていて、ゲイでもレズでもバイでも、感情とは美しくも惨めにも輝きを放ちます。筆者様が切り取り見つめた世界からどんな光景を見せてくれるのか、楽しみですね。

またお邪魔致します。