第13話 伝説の話

 沢渡

 「それが伝説の話だ、パワードスーツ窃盗犯のおっさんは、一回だけ現れた、他は痕跡もない、証拠はない、法的に一切ない、徹底した証拠隠滅、指紋すらない」

 美智子

 「どういう事務員よ」

 透子

 「じゃあ無罪?」

 沢渡

 「ああ、法的に一切ない、おっさんの伝説だ、警察も唸る」

 狂助  

 「じゃあ、どうなる?」

 沢渡

 「だがパワードスーツを着てるんだ、見たらわかる」

 狂助

 「逆に大変だな」  

 沢渡

 「そうなんだよ、おっさんの伝説が凄い、超一流の怪盗、警視庁も唸る」

 美智子

 「おっさんの伝説」

 透子

 「どういうパワードスーツ?」

 沢渡

 「詳細は不明、だが半端ない出力、厚い装甲、高い機動性、やりあった連中もおっさんの格闘能力に苦戦したらしい」

 狂助

 「おっさん、なんでそんな」

 パワードスーツ窃盗犯のおっさんの伝説、法的に一切ない空巣の常習犯。

 痕跡、証拠は一切ないおっさんの伝説。

 また盗賊を名乗る位あり盗みに自信もあるおっさん。

 おっさんの話した内容、失業者のホームレス、だがパワードスーツ窃盗犯のおっさんは空き家を住み、住所もあると力説した。

 詳細は不明のおっさん。

 また正拳突き、肘、膝しか使わない特有の拳法。

 拳法は達人階級、盗みは超一流の階級。

 だがリストラされてパワードスーツを盗んだ犯罪者。

 バーサークドラッグ以上の伝説を持つ指名手配犯のおっさん。

 バーサークドラッグの超能力者、異能者もおっさんに苦戦する階級。

 単身に最低限の技に圧倒的する達人階級。

 超能力者、異能者は弱くない、この上にいるおっさん、接近戦は無類の強さ。

 シャルロッテ達はおっさんの強さを知る、教導階級並みの達人。

 証拠を着ている為に発見したら即逮捕。

 教導階級しか倒せないおっさん。

 また誰にも見つからない能力は極めた超人階級。

 これだけの能力を持ったおっさん、だが事務員が30年のひたすらに出世しない。

 最後の住所は社員寮。

 またおっさんは若者にむきになり挑む傾向。

 賞金は7000万円、指名手配犯のパワードスーツ窃盗犯のおっさん。

 一切は不明ではないが、詳細は不明。

 またおっさんは悪くないと言い張る、また盗んだパワードスーツではない、拾ったと言い張る。

 様々に追う、だが痕跡がない、証拠がない、この他に発見情報がない、姿を現さないとおっさんが見つからない。

 バーサークドラッグの超能力者、異能者に並ならぬ対抗心のおっさん。

 また盗賊への社会の愛を言い張るおっさん。

 この性能のパワードスーツ、当然に実験機、関係者は青ざめた。

 大問題のおっさん、この能力故に流浪の民と言い張るホームレスのおっさんが捕まらない。

 県内に様々な組織が空き家を探す。

 また事務は30年、このからくりがわからない以上はパワードスーツがわからない。

 パワードスーツ窃盗犯のおっさんの伝説が深刻な被害を出す。

 最新鋭を盗んでるおっさん。

 事務の専門家が解明に挑む。

 またパワードスーツ窃盗犯のおっさんは学校に不法侵入、夜間に空巣を繰り返す。

 最新鋭の実験機を扱うおっさん、この為に意地におっさんを探す。

 どっちみち被害を出すおっさん。

 捕まえる至難、このおっさんの伝説。

 




 




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