第11話 5月

 自宅に美桜、舞、穴子。

 親しい売春婦が10人。

 学校のセックスフレンドが5人。

 全員と親しいセックス関係。

 親しい売春婦の10人は高級売春婦、他に母、姉妹も狂助に売る。

 5月の10日、金曜日。

 美香

 「最近は平和ね」

 湊

 「そうでもないわ、新種の麻薬が流れて、暴発事件が3件おきたわ」

 狂助

 「単なる麻薬じゃない、びっくりする薬物だ、あれは麻薬ではない」

 稲瀬

 「やりあったか?」

 狂助

 「ああ、身体から装甲を出した、危険薬物のバーサークドラッグを食べていた」

 早瀬

 「食べていた?」

 狂助

 「ああ、むしゃむしゃと」

 炎

 「食べるの、薬物を?」

 狂助

 「ああ、袋からボリボリ」

 美香

 「危険ね」

 狂助

 「並じゃない、超能力者、異能者と変わらん」

 早瀬

 「成る程ね、力か」

 炎

 「成る程ね、危険薬物を食べて力を得るのか」

 狂助

 「ああ、手下達がバリバリ食べる」

 超能力者、異能者、流石に想定外の力。

 早瀬

 「そうだね、対策がいるね」

 しばらくは資料とにらめっこの日が増えた。

 5月の15日火曜日。

 沢渡

 「能都市が騒がしいな」

 狂助

 「ああ、バーサークドラッグがヤバい」

 沢渡

 「あれ妙な噂を聞いた、選ばたって、進化したとか」

 狂助

 「違う、人間の体を肉体改造する、危険薬物だ、強化薬物じゃない、人間以外にする」

 沢渡

 「まじか、じゃあ」

 狂助

 「キメラに似てる、あれは改造人間に似てる、仮面ライダーに似てる、凄く似てる」

 隣の女子の美智子

 「バーサークドラッグがげきやばか」

 斜め前の女子の透子

 「ふーん、割と見えない薬物ね」

 狂助

 「そえだ、目的が見えない」

 沢渡

 「確かに、見境もなくばら撒いてるとは」

 狂助  

 「そういう訳だ、超能力者、異能者と変わらない」

 捜査官のシャルロッテは、一般的な麻薬とは違うと狂助は力説した、既に交戦経験がある。

 沢渡

 「後よ、パワードスーツを盗んだおっさんがいるらしい、不良集団が探し回ってる」

 美智子

 「パワードスーツ?」 

 狂助

 「ああ、なんでも最新鋭の軍用らしい、ロシアではない、多分、アメリカ軍の実験機だろうな、作れたらアメリカ位だ」

 このパワードスーツ窃盗犯の元事務員、様々な組織が探し回ってる。

 狂助

 「だがなんでおっさんが盗んでる」

 沢渡

 「わかんねえ」

 狂助

 「方向性がわからん、なんでおっさんなんだ」 

 直に知るシャルロッテ、この混乱も産んだ空巣のおっさん、盗んだパワードスーツで空巣もしてる。

 沢渡

 「当座は大人しくするわ」

 狂助

 「ああ、バンドは?」

 沢渡

 「物騒過ぎるわ」

 パワードスーツ窃盗犯のおっさん、バーサークドラッグ、この能都市の混乱を生む2つ。

 リストラされた会社を怨んだおっさん、この為に探し回ってる様々。

 能都市に暮らすおっさん、空巣の常習犯、窃盗の常習犯、また不法侵入の常習犯、盗賊を名乗る重犯罪者のおっさん。

 パワードスーツ関係者は慌てておっさんからパワードスーツを回収に探し回ってる。

 バーサークドラッグ以上のパワードスーツ窃盗犯のおっさん。

 圧倒的な出力、また厚い装甲、高い機動性、この実験機を盗んだおっさん。

 公安も追う、様々な組織が追う、能都市に探し回ってる様々。

 他にバーサークドラッグ回収作戦も極秘に進行。

 最低でも45歳のパワードスーツ窃盗犯のおっさん。

 並ならぬ窃盗の達人のパワードスーツ窃盗犯のおっさん、この為に怪盗並みと判断された。

 逆に痕跡が見つからない日々。

 ヤクザ、暴力団、不良、族、ギャング、マフィアも探し回ってる。

 バーサークドラッグ以上の被害、慢性的な重犯罪者のパワードスーツ窃盗犯のおっさん。

 壊されたら大被害、運用されても空巣被害、この為に空き家を人海戦術。

 能都市のパワードスーツ窃盗犯のおっさん、バーサークドラッグ、この混乱は深い。

 











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る