第4話 引き籠もりだった青年

 いくつか頭を悩まされていることがある。

僕の周囲にまともな人間というのが、基本的に存在しておらず各々が自分の価値観や考え方を持っているのであるのだが、考えることの基本というのがパチンコ店のことであったりお金を儲けることであったり酒を飲むことやお金を使うことといったようなことばかりで「人間としてどうなのかな?」お思うような行動ばかりをするような「輩」という人種に類するような人間ばかりであるのだ。


 そんな連中の他に「精神障がい者」や「人生の落伍者」という種類の人間と関わり合いを持つようなことになってしまっていたのだった。

 大学をあと少しで卒業できなかった事で留年を嫌いながらも社会人となることが出来ずに母親と父親とが暮らすマンションで10年以上の引き籠もり生活を続けた末に精神科病院で「統合失調症」の診断をされて精神障がい者就労支援施設の門をくぐることになり似たような状況の精神障がい者との交流を持つようになりながらハローワークの開催している職業訓練に参加して知り合う事になった。

 僕と知り合い時に行動を共にするようになった青年もいるのだが、僕と知り合う以前に利用していた施設で「パチンコ依存症」や「パチスロ依存症」となっていた手遅れの人間もいて上越市の中心にある「Dーstation上越店」の常連でありながら誰かがあきらめたような台を大当たりしそうな回転数の台をサバンナで「ライオン」や他の肉食動物が食べ残した食べ残しをあさる「ハイエナ」のような真似をするようになっていて自分でだけでその場にいて好き放題をやっているだけなら首根っこを掴んで「ふざけた真似」や「あさましい真似」をするなと表に放り出すのだけれど僕はパチンコ店の従業員でもなければ用心棒として雇われている人間でもないのでそんな権限を一切持ち合わせていないのであるのだが、行く行くはそのパチンコ店を買い取れるだけのお金をつくって機会があれば経営者として采配をふるいたいものであるとも思っているのだがピカピカの新品でなく様々な人間の手垢がついていたり色んな思惑や様々な思念というのが向けられて居る場所であったり過去に数名のコロナ感染者を排出している場所であったり何人かの経営者が飲食店を閉店させているという既成事実があるので何で好き好んでその場所で経営者になりたいと望むのかという根拠というのもかなり薄いものであるので「砂上の楼閣」というような考え方が適切であるのであろうかと思われる。


 D-station上越店の前

身が、メガガイア上越店であったのであるのだが、その前身

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