無限マラソン

第1話

「無限マラソンに出場してくれないか？」

日本🇯🇵🗾陸連の小城沼（おぎぬま）孝会長に

そう頼まれたとき、亜唯（あただ）宗也（むねなり）は毎日行っているジョギングに行く🏃‍♀️🏃🏃🏃準備をしていた。

　亜唯がジョギングシューズを履いて、紐を

結んだ。

「無限マラソンってキツそうなんだけど」

亜唯は29才のいままでに、国内外合わせて

16のマラソン大会で優勝🏅🏆🥇🥇し、

オリンピックのマラソン大会で前人未到の

3連覇を果たしているマラソン会の

レジェンドだった。

「なぜ、その無限マラソンってやつに

そんなにコダワルんですか？」

「それは」

小城沼がコトバを濁した。

「宇宙人👽👽👽👽👽と賭けをしたからだ」

「賭け？」

「そう。無限マラソンでキミが勝ったら、地球🌏🌏🌏は安泰。だが、もしキミが負けたら」

「負けたら？」

「地球🌏は爆破される」

小城沼が悲痛な声を出した。