第7話
「ねぇ、明日香、肇さんとのキス
写真どうするつもり」
太鳳が聴いてきた。
「週刊売春の野鹿(のじか)さんに渡そうと
思ってるの」
「あっ、あの、悪名高い野鹿孝介に」
太鳳が絶句した。
「危険だよ!なにされるかわかったもんじゃないよ」
「大丈夫だよ。野鹿さんとは親しいし、写真を
悪用しないって誓約書も書いてもらったし」
「明日香」
「これでわたしの人気は不動のものになるわ、アハハ」
明日香は少しおかしくなっているようだった。
太鳳はそんな明日香を呆然と見つめていた。
プライベート(私生活)売ります @k0905f0905
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます