1.2.7怒ってる彼女もかわいいです

 日曜日。結衣ちゃんの家でおうちデートをしていた。


「最近、おうちデート私の家ばかりだよね? 何かあったの?」


 ギクッ


「私たちの間に隠し事はなしでしょ?いいから話してごらん」


「実は……」


 ストーカーの正体がシルヴィアだったこと。


 シルヴィアの告白を断ったらセフレ宣言したこと。


 親父の再婚でできた義妹がシルヴィアだったこと。


 シルヴィアとの関係を心配した優奈が監視のために同居してきたことを話した。


「ど、どどどど同棲!? ……セフレ!? ……義妹!?」


 結衣ちゃんがすごい驚いてる。


「もーっ!! バカバカバカバカー!!」


 ポカポカポカと胸を叩いてくる。


 ええ!? 結衣ちゃんが怒ってる。怒ってる結衣ちゃんもかわいいけど。


「私という彼女がいながら何で他の女と同棲してるの!?」


「ご、ごめん」


「……決めた。私も住む」


 え?


「私も光真君と同棲する!!」


 ええ……!? 困惑するしかなかった。


 1日後、本当に結衣ちゃんが家に来た。


 夕食は結衣ちゃんが作った。


「お兄ちゃん、はい、アーン」

 

 シルヴィアが箸を差し出してくる。


「あっ、ズルい。私も私も。コウ君、はい、アーン」


 優奈も箸を差し出してくる。


「わ、私も。恥ずかしいけど、はい、アーン」


 結衣ちゃんも箸を差し出してくる。


 恥ずかしがってる結衣ちゃんもかわいい。


 俺は迷いなく結衣ちゃんの箸を口に含む。


「今日の肉じゃがとってもおいしいよ」


「えへへ、ありがとう」


「次、次は私。2番目の彼女」


「次は義妹でしょう。そうですよね、お兄ちゃん」


 そんなこんなで夕食をとり終えた。


 シルヴィアと優奈はどっちがアーンするかケンカしてたけど。


 入浴。身体洗いあっこの時間である。


「本当に裸になるの……? は、恥ずかしいよう……」


 結衣ちゃんが照れて身体を手で隠していた。


 照れてる結衣ちゃんもかわいい。


 結衣ちゃんも優奈やシルヴィアに負けず劣らずの豊満な身体をしていた。


 その結衣ちゃんの身体が丸見えな一糸まとわぬ姿だった。


「光真君……。じろじろ見ないで。恥ずかしいよう……」


 必死に身体を隠そうとして恥じらう結衣ちゃんにとても衝撃を受けていた。


 やっぱ恥じらいって大事だな、うん。


 優奈とシルヴィアには恥じらいがないからなー。


 裸でも堂々としてるし。


 こうして今日も俺は身体洗いあっこをした。


 思ったことはまた1つ。


 女の子の身体ってどこも柔らかいんだなってことだ。


 就寝。添い寝の時間である。


 両隣を優奈とシルヴィアが占領しているので結衣ちゃんは俺の胸の上に添い寝することになった。


 胸に結衣ちゃんのおっぱいが当たって幸せな感触が広がる。


 こんな美少女3人にご奉仕されるなんて夢みたいだ。


 今でも信じられない。


 だが、これは現実。現実なんだ。


 今を楽しむしかない、そう思った。

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