移り気
時として
ひとの心は
移り気である
昨日のわたしと
今日のわたしと
明日のわたしは
きっと また
違う いつもの
わたし
ある時 ふと消えたくなった
またある時は 目立とう心が
湧き出てきて 大きな声で
わたしを見てよ
そうして わたしは
わたしに振り回されて
いつしか
これがわたしなんだと
あきらめる
わたしで
生まれたからには
最期の時まで
わたしであろうと
そう思う
人の心は
時として
移り気だけれど
それでも それが
わたしという
私なのだから
そりゃ もう
仕方ないので
ござんすよ
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