　な○チキ、ファ○チキ、揚○鶏……この季節になるとコンビニで温まっているチキン。作者の定義するところのコンビニチキン。あったかくて肉汁がジュワッととろけて、寒い駅のホームで頬張ったりするともう最高！　お好きな方は多いのではないでしょうか？

　そんなコンビニチキンを偏愛して止まない作者は手近なコンビニのチキンを食べ尽くすのみならず、隣駅から最寄駅沿線の駅のコンビニをしらみつぶしにまわって、ひたすらチキンをかって食べるという奇行にでます。間違いなく奇行なのですが、謎の文章力の高さから読んでるうちは奇行に思えないのが不思議なところ。『南口のコンビニと北口のコンビニでは、その温め方の違いから、北口のコンビニの方がジューシーさに勝る。しかし南口のコンビニの昼シフトの店員の方が、真っ昼間にチキンだけを求めてやってきた小生に温かい視線を向けてくれた』などと書かれれば、はあ、さいでっか、と納得してしまいます。あ、どこの駅のコンビニかはわからないようになっているのでご安心を。

　飯テロと奇行と文章力をお楽しみください！

✳︎作者様、散々なこと書いてごめんなさい。貴方の奇行を楽しみにしています。