みすらおがみの、神。

みそあまりやつ 神饌

 宇生方うぶかた鴉紋あもんはYシャツの白い背を血に染めて、駐在所の床に倒れ伏していた。胸郭を数発の弾丸で撃ち抜かれ、心臓と肺を破壊されている。

 かすかに呼吸していたが、彼の姿を盗み取ったは、頭と背に弾丸を叩きこんでトドメを刺した。人を殺せぬそれが唯一、奪い取れる命。


 の性質は、自己複製、自己増殖、均一化だ。

 狙いをつけた者の姿形、知識と記憶、持ち物などをそっくり写し取り(でないと裸になってしまう)、オリジナルに成り代わろうと行動する。


 宇生方鴉紋は死んだ。

 残ったのは、彼と同じ顔と体、夏に似つかわしくない三つぞろいのスーツにロングコートという出で立ち。だが、ささいなズレ、フリッカーちらつきだ。

 ここから先は、其が手にかけたものは新しい宇生方鴉紋/に生まれ変わる。元が女でも老人でも子供でも関係がない。


 その差はちらつきとして現れ、衣服のみならず年齢や背格好、少し「ズレた」ものになる。それも個体数が増えるにつれ、徐々に均質化されていくのだ。

 龍神みすらが自らの血肉を分け与え、人間たちを取りこもうとした御業みわざの再現。人魚の血肉を喰らった誰かは、このような怪異に成り果てた。


「ひどいことするんだから」


 血溜まりに靴を汚しながら、華奢な少女が立っている。舞い降りる雪のように白いワンピースと、夜空のように艶やかな長く黒い髪。宇生方愛夢あいむの写し身だ。

 なぜこれがここにいるのだろう、とは初めて疑問を覚えた。其が鴉紋の写し身として顕現してから、当然のように傍らにいた少女。


 しかし、どれだけ大切な相手であっても、ターゲット以外の人間を、は写し取らない。宇生方愛夢は鴉紋の持ち物ではなく思い出で、それが個体として独立して動くはずがなかった。なぜだかそれに、今の今まで気がつかなかったのだ。


愛夢わたしはあなたという存在に、欠かせないものだって言ったでしょう?」


 少女の顔が消え、平たい鏡面に前髪がかかる。それはをくっきりと映し出していた。宇生方鴉紋の姿ではなく、それを盗む前の、人魚としての本性を。

 鏡の中で、鴉紋の姿と其の姿が交互に映し出され、やがて影法師と人間のモザイクと化す。きぃんと甲高い耳鳴りは、自身の悲鳴だ。


 ばきりと鏡面が割れ、其は粉々に砕け散った。



 同時刻、裏巽うらたつみ家。失明し、両眼を包帯で覆っていた信多郎しんたろうは、祭壇に祀られた御神鏡がひび割れる音を聞いた。もくろみが成功したと知って、口の端を釣り上げる。

 じわり、と包帯には血が二カ所にじみ出ていた。

 宇生方愛夢の姿をしたものは、が作ったものではない。信多郎があれを式神にする前から準備していた、とっておきの安全装置だ。


 は話が通じる、だから取り引きすることは可能だろう。

 だが、最終的には供物にされなければならない。そこで信多郎は、家宝の御神鏡をここで使い潰した。手痛い損失だが、みすらとの契約が完了すれば関係が無い。

 残る梲鳩つえばと家の人間は、が始末する手はずになっている。


「若先生、もうよろしいですか?」


 屋敷に詰めていた村役場(※神島かみしま市支所)の男性が部屋の外から声をかけた。夜のように暗い空と、再び降り始めた血のように赤い雨、そして相次ぐ殺人。

 外部につながる道は土砂崩れで、あるいは真っ赤な激流に絶たれ、今の翠良みすら尾瀬おぜは陸の孤島だ。おびえた村人の一部が、裏巽家に避難してきていた。


「ああ、今行きます」


 ふすまを開けると、ひ、と小さな悲鳴がした。


「若先生、目、痛みませんか。包帯に血が」

「おや。酷いんですか」


 信多郎に自覚がないわけではない。

 あの御神鏡は、庭にある祠と合わせて、みすらおがみ神社と繋がっている中継点だ。つながりが失われたわけではないが、寿命の一つや二つ削れただろう。

 大勢の人を殺してしまった。身勝手な願いで、何人も、何十人も。その事実の重さ自体は感じるのに、罪悪感が一向に湧いてこない。

 娘のすずめを失った時から、自分はおそらく正気ではないのだ。


「包帯を換えましょう。そのままじゃ皆さん心配しはります」

「ありがとうございます、酒井さん」


 この人も八割の確率で死ぬだろうと思いながら、信多郎は微笑みかけた。



 駐在所も裏巽家も同じ饗庭あいば地区だから、車で行けばあっという間だ。

 遠く、乾いたものが何度か破裂するような音が響いた気がしたが、佐強さきょうは戻りたいのを堪えた。事の元凶たる信多郎をどうにかすれば、解決できるはずだ。


 空は変わらぬ漆黒に満ち、白い波濤の輪の中、赤い穴のような――それとも卵か、身を丸めた胎児のようなものが、じっと大地を見つめている。

 車のラジオから、翠良尾瀬が孤立しているという緊急速報が聞こえた。ああ、この地はもはや、龍神の胎内なのだ。佐強は当たり前のようにそう直感する。


 雨の勢いは決して激しくはないのに、道路は冠水していた。時に黒く、時に真っ赤に見える液体に沈みゆく町並みは、別世界に迷いこんだようだ。

 もしかしてすべては夢で、自分は悪夢にうなされているのではないか。空間に無数の傷口が開いていくような血の雨も、八津次の死も、鴉紋の偽物も。

 だが現実は、目的地への到着という形で佐強につきつけられる。


「そういえば父さん、ちょっと鞄開けてくんない? 出したい物があるんだ」


 いつの間にか、鞄の中でゴソゴソ騒がしかったものが静かになっていた。直郎に頼んで開けてもらうと、出てきたのは破壊されたオルゴールだ。

 陶磁器の人形も、中の機構も、何かにかみ砕かれたようにぐしゃぐしゃになっている。破片の間から鉄臭い血が漏れ、翡翠の鈴だけが無事だった。


 父子は顔を見合わせ、何がこんなことをしたのか、あえて黙っておくことにする。

 直郎は屋敷の裏手に車を停め、片手に折りたたんだままの傘を、片手に佐強の二の腕を握って勝手口へ向かった。扉の前で様子をうかがうと、大勢の気配がする。


「どうやら村の方々が、信多郎さんを頼ってこられているようですね」

「オヤジの殺人容疑って、もう知られてんのかな……。玄関に回る?」


 村人が押し寄せたなら、鴉紋たちがふすまを取り払ってつなげた大広間にいるに違いない。信多郎もそこにいる可能性が高いので、勝手口の土間から行こうが、玄関から入ろうが、あまり差はなさそうだ。


 殺人容疑がまだ知られていなければ、堂々と正面から入った方がマシだろう。父子は改めて表へ回った。その間も体を濡らす雨は、服に赤色をつけない。

 ただただ赤く見えるだけの雨。これもやがて、血液に変わるのだろうか。


「おはようございます、裏巽さん」

「おはよーございまーす……」


 佐強が初めて翠良尾瀬に来た時通された、左棟の和室。そこに信多郎がいるかもというかすかな幸運にかけたが、あえなく当ては外れた。

 正面廊下の突き当たり、台所から若い女性と中年女性が三人ほど顔を出し「あっ」と短く声を上げて引っこむ。歓迎されている雰囲気ではない。

 直郎は傘を握りしめて、佐強を背に庇った。


「あんたら、例の拝み屋やな」


 いかにも力仕事が得意そうな、大柄な男たちが連れだって和室から出てくる。勝手口から回ってきたのか、玄関の方からも数人が現れて退路を塞いだ。

 背を小突かれながら、二人は履き物を脱いで廊下へ上がる。

 若い金髪の男性が「よこせ」と直郎の手から傘を奪い取った。挟み撃ちにされた恰好で、彼は佐強が納戸の壁を後ろに出来るよう体をずらす。


「動くなや!」


 分厚い肉がばちんと音を立ててぶつかり、直郎は倒れこんだ。眼鏡が廊下を転がって、佐強は「何すんだよ!」と金髪に食ってかかる。

 さすがに両手のない少年に無体はできないのか、男は殴ろうとはしなかった。代わりに「ガキはおとなしゅうしとれ!」と壁に押しつけて、動きを封じる。


 したたかに頬を打ち抜かれた直郎は、声もなくうずくまっていた。白髪混じりの髪をした男が「とっとと立て、人殺しが!」と襟首をつかもうとする。

 くるりと身をかわして、直郎は男の腕をつかんで投げ飛ばした。

 相手はゆうに九〇キロはありそうな巨漢だ、電灯を叩き割りながら頭から落とされ、屋敷全体が小さく揺れた気がした。大男はあっけなく気絶する。


「父さん!? が、はいいの!?」


 直郎は今、周囲の人間が感じる苦痛を強制的に共鳴させる人魚實にんぎょざねに狙われている。よは家の殺人現場に近づいた時も苦しんでいた。

 こうやって人を投げ飛ばしたら、ダイレクトにその痛みが跳ね返ってくるはずだ。相手が気絶したなら、彼も意識を失いかねないのではなかろうか。


「大丈夫ですよ、佐強くん」


 直郎は息子に向けて、これからバカンスにでも行くような、晴れ晴れとした笑顔を向けた。頬は赤く腫れて、後でアザになりそうだというのに、にこやかに。

 男たちが直郎を押さえに襲いかかった。

 大きな屋敷の廊下だ、三、四人は横一列に並べる。そして人間は一対一より一対二、一対三と数が増えるごとに勝てなくなっていくものだ。


 佐強は知らないことだったが、直郎は格闘技を身につけていた。〝赤観音〟として活動する際、対象を速やかに拉致するため、合気道や柔道の鍛錬をしていたのだ。

 そして実戦でも幾度となく使った。足でまといになってターゲットを逃せば、全員の立場が危うくなる。締め、極め、投げ、なんでもやった。


 同じことは今ここでも出来る。

 掃き出し窓から叩き出し、腕をねじり折り、金的を潰し、つかんだ頭を自分の膝頭に打ちつけ、足を払って後続を巻きこみ、目潰しを喰らわせ、背骨をへし折る。

 苦痛はあった。相手が受けた損傷が、生々しい実感を伴って直郎の全身に響き渡る。だが、気分が良い。脳が翡翠色に澄んだ美酒に漬けられたように。


 骨を砕かれた絶叫が、我が物のように肺腑はいふを震わせる。破れた白目から水分が噴き出す感触にくすくすと笑う。呼吸ができなくなるような衝撃も、心地よい。

 己が圧倒的な暴力を振るい、嵐のように蹂躙じゅうりんしているという実感に酔いしれる。

 爪が割れて剥がれる、ねじ曲げられた筋肉が骨から剥離する、意識を刈り取る衝撃が頭を貫通してなお、直郎は目を覚ましたまま夢を見ていた。


「は、は、あははははははははっははっはっ!」


 気分が良い。痛い、苦しい、生きている、命は重く、体は軽い。

 これまで生きていて感じたことがなかったほど、後ろめたさもやましさもなく、ただただすがすがしい爽快感と充実感に、初めて心の底から笑える気がした。

 全身に力が充ち満ちている。頭蓋の底からまばゆい光がはじけ、額までほとばしった。世界がきらきらと輝き、目に映るすべてがこれまでにない実在感を持っている。


 これを破壊したら、その手応えにまた自分は酔いしれるに違いない。すべて壊してしまおう、暴力こそ生命の本質なのだから。

 何もかも役立たずにしてしまえ、破壊の後に残るのはお前自身だけだ、世界とはそうやって己を認めさせる場所。席が既に埋まっているならば、座っているものを叩き潰せばいい、簡単だろう? 破壊の反対は創造ではない、侵略だ。

 生命には生命を、暴力には暴力を。生きとし生けるものすべてはそのルールで動いている、だからお前はそれに先んじろ。痛みを受け容れた圧倒的な力によって。

 命の法悦を知るがいい。


「父さん!」


 佐強が二の腕を壁についてバランスを取りながら、直郎の足を蹴飛ばして呼びかけていた。それも一度や二度ではない、この子は何度も自分を呼んでいた。

 直郎の手は佐強の胸ぐらをつかんでいる。そこから何をするつもりだった? 投げるのか、首を極めるのか、締めるのか、折るのか? かけがえのない息子に。


 悲鳴と呼気が喉の中で炸裂し、直郎は音を外した笛のような声を出した。


――苦は楽と異ならず、楽も苦と異ならず、苦即ち楽なり、楽即ち苦なり。故に噛むも噛まるも同じこと。汝勤行ごんぎょう仕れ。


 に目をつけられた時、聞いた声を思い出す。そうだ、いかに香を聞いていないとはいえ、あれから何日も経っていた。祟りが進行するのは当然だ。

 最初から答えはあった、「苦すなわち楽」。犠牲者は初め、周囲から受け取る苦痛に苦しむが、やがては抗いがたい快楽にすり替わる。


 最初にに噛まれた願施がぜざき誠次せいじが無差別殺人を起こしたのは、そのためだ。

 あたりには何人もの男たちが目から血を流し、吐瀉物にまみれ、手や足をおかしな方向に曲げて、廊下や庭や座敷に転がっていた。


 うめき声が少ないのは、気絶しているからか、死んだからか。直郎の体に甘くうずく痛みが、とりあえず生きているものがいると知らせている。

 自分は何ということをしてしまったのか。自身と佐強を守るためには多少は仕方がないとはいえ、これは明らかにやり過ぎで、そこには何の正義もない。


「佐強、くん。わたし、は」


 息子を見ると、その顔にも目にも心配と困惑がうかがえ、軽蔑の色はなかった。そのことに安堵する一方で、無念な気持ちが同時に起きる。


「父さん、もしかしてにやられたせい?」

「……佐強くんは、賢いですね」


 気がつけば自分の手は、血と硝子しょうしたい――眼球の主成分である水――にまみれていた。なんてザマだろう、こんな男がこの子の父親なのか。


――あかかおん!


 何度も聞いた吠え声がとどろき、鼻の奥までこびりつく獣臭じゅうしゅうがした。血で固めたような赤黒い毛皮、牛の体ほどもある巨大な頭だけの犬が、座敷から飛び出す。

 直郎は反射的に、佐強を逃そうとして凍りついた。そのが被っている仮面は狐ではない、般若だ。つまり、これは鴉紋に用意された席。


「待てッ」


 黄ばんだ牙が佐強の襟を引っかけ、奥へ引っこんだ。追った先は見慣れた大広間だ。そこには信多郎の他に八津次はつじの姿をした何かと、やはり鴉紋の姿があった。


「ここにおった人たちには、二階へ避難してもらいました」


 のんびりとした口調で告げる信多郎は、佐強の喉を腕で抱え、包丁を突きつけていた。両眼を覆う包帯は血で真っ赤に染まっている。やはり、彼も必死なのだ。


「分かるやろう? 鴉紋さんは死んだ。あとはもう、あんたと佐強くんだけ。僕は子供が死ぬのは耐えられません、もう分かっとると思うけど、すずめちゃんみたいなことは、たくさんや。そやさかい、直郎さん、死んでもらえます?」

「ふっざけんな!」刃先を気にしながら佐強は怒鳴る。「村中で人が死んだのも、あんたが何かやったせいだろ。いくら自分の娘を生き返らせたかいからって、無茶苦茶だよ、あんた! 信じられねえ……このクソバカ野郎!」

「無茶苦茶だったら、何かな」


 信多郎の包帯のシミが大きくなる。布目から赤い滴がもりあがり、ぼたりと佐強の肩を濡らした。はらりと、ひとりでに包帯がほどけ、空の眼窩がんかがあらわになる。

 佐強も直郎も、言葉を失った。そこには顔が歪まないよう、綿が詰めこまれていたはずだ。暗く虚ろな穴からは、せきを切ったように血の川が流れ出し、頬から顎へとしたたり落ちる。そして眼窩の奥には、瞳の代わりに赤い鬼火が灯っていた。


 もはや裏巽信多郎は、人間や狂人といった枠を飛び越えている。人魚たちと同じだ。どうやって対決すべきか考えるまでもなく、向こうから要求が出された。

 が、ナイフを手につかつかと近寄ってくる。それはあの夜、彼が八津次の喉を切り裂いたものと瓜二つの品だ。信多郎が狂喜しながら叫ぶ。


「さあ自害しろせい直郎! 七つのオヤカタサマと人魚實、人魚の娘・小田島おだじま那智子なちこの血肉を喰ろうた三人の男、同じく人魚の血ぃ引くあんたが最後の供物や」


 からナイフを受け取った。


の祟りも苦しくなってきたやろう? 佐強くんは命も、それ以外も助ける。だから安心して死ね!」


 が背後から直郎を羽交い締めにし、動きを封じる。ダメだ、父さん、という佐強の呼びかけは、海の中で響くように遠かった。


「罰されたかったんでしょ? ナオちゃん」


 がくいっと直郎の顎を持ち上げて、喉元にナイフをあてがった。が背後から、「だから、俺たちが罰してやる」と甘くささやく。

 ああ、これが本物の鴉紋なら、あれは終わったことだと打ち破って、抵抗して、佐強を助けようと迫ったに違いない。信多郎の「子供が死ぬのは耐えられない」という言葉に賭けて、佐強を傷つけはしないだろうと判断し、行動する。


 直郎にはできない。〝赤観音〟の掟を破ったとはいえ、自らの手で殺してしまった兄弟を、十七年つきあった友人を思い出して、罪悪感でがんじがらめだ。

 自責が胸を抉り、さらに深くを呵責かしゃくが蹂躙する。それは直郎の人生のほとんどを締めていた感情で、そこを突かれればいつだって彼は抵抗力を失うのだ。


 だから刃先が喉に埋まっても。

 それが横へ滑っていっても。

 管のようなものが引き裂かれるのを感じても。


 直郎は自分の命が服を汚し、畳を汚し、翠良尾瀬という土地に広まって神へと捧げられるのを、黙って見ていることしかできなかった。


 佐強の目の前で、世直郎は喉を切り裂かれ、次に胸を切り開かれ、みずみずしい心臓までもが抉り出されて。裏巽信多郎は満願成就を言祝ことほいだ。

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