102 交錯する時間軸
* * *
「リストレットベンティツーパーセントアドエクストラソイエクストラチョコレートエクストラホワイトモカエクストラバニラエクストラキャラメルエクストラヘーゼルナッツエクストラクラシックエクストラチャイエクストラチョコレートソースエクストラキャラメルソースエクストラパウダーエクストラチョコレートチップエクストラローストエクストラアイスエクストラホイップエクストラトッピングダークモカチップクリームフラペチーノ」
一度も
頭にトゥーゴーパーソナルを付ければ、二一〇字の
「うえっ……」
口に
「ぷはっ! そんなもん
声の
「まだ待ち合わせ時間やないよ」
「
「
テイクアウトするのなら、トゥーゴーを付けてオーダーしたかった。店内で
「おけまる! うえってするとこ、
これから
「うえっ」
「ぷっ! アノンはサービス
『アノン』の
「
胡蝶は
胡蝶が見せつけるように入力する文字を目で
『監視されとる。その話は後で』
人前で話す内容ではないから
いや――ある。
胡蝶に目を
胡蝶は先程と
『十九時二九分発 JR
「
胡蝶が
時計を見ると十九時十五分。急がなければならない程ではないけれど、のんびりしている
* * *
十九時二七分。
後ろに
十九時二九分。
予定通り乗車。車両内を通り、先頭車両へと移動する。
胡蝶がスマホを画面が見えるように持ち、画面を爪で素早く二回タップする。
『十九時四三分 関ケ原下車』
画面左上の時計表示は四〇分。
足を止めることなく、駅前に
* * *
七分程
タクシーが
ザッ――胡蝶の
「待って。見えん」
前に手を
「黒いでね。手ぇ引いてくわ」
足元が見えない中、胡蝶は
今居る場所が関ケ原古戦場であることは、確認するまでもなく
この
「オッケー、
こんな
「
クレームを
「これ、
胡蝶が
「うちの
「うっさい。
「
「うっさい。
「
「インスタンス北中学二年、
「これ、
「
「
「
「もう、それでええわ。話、どのくらい聞いとる?」
とはいえ話を
「
「ドウ?
「うちのコードネームやて」
「なんで胡蝶が
「ちゃう。うちが攻撃するのは
「胡蝶、
「
胡蝶の
「OK!」
「今の
「ここ、
「まぁくつろいでって。
胡蝶が
「あっ。うつけ
「
「九時集合じゃなかったか?」
男性の声。
「うちらは
「待たせて、ごめん……」
「
「三人
胡蝶にイジられていた
「うつけさん、
まずは
「うちだけ
「
胡蝶にも
「問題しかあらへんわ」
「
「うちの
「
「
ん? んんん!? あの織田信長!!?
となると、
学校で胡蝶が
「胡蝶と
「んー……
説明したのは胡蝶ではなく、
でも
何故この人たちの時代に、
「うちがみんなの時代に行くことも、出来るんやおね?」
「うん。出来るよ。
そんなものが
まさか五〇〇年後の
「笑える程
「の前に! さっきコードネーム
「
「ええね! 気に入ったわ。うつけにもかっこええの付けたって」
「
「かっこええやん! うつけは気に入った!?」
「とても気に入りました」
「
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