第136話  第2章 ⭐これからも⭐

陽がお願いしてから、B/のメンバーは少しだけだが、スケジュールに余裕ができた。

陽と碧は結婚した事を公表したので、ふたりで外出もできるようになった。

陽と碧の両親もとても喜んでくれた。



そして、B/はまたそれぞれの仕事をこなし、ツアーになるとリハーサルをする。

新曲のレコーディングやダンスの振り付けなど忙しい毎日は変わらない。


個人活動もどんどん増えている。

俳優の仕事もするし、バラエティー番組にだって出演する。


メンバーそれぞれの個性が光ってきた。

(YOUHEIって、普段は静かだけど、ポツリと発する一言がめちゃくちゃ面白い!)

(KEITAの笑顔にやられるーー!)

(HARUの歌声が最近色っぽい!)

(SHUNのウィンクは殺られる。。。)

B/のメンバーのこれまでの汗と涙が実を結び始めている。




夢はまだまだたくさんあるし、もっともっと上を目指して高く高く上っていこう!!!

B/を応援してくれるファンの為に自分たちを磨いていく。

B/のメンバーは時にはぶつかることもある。

悩みを相談する事もある。

時には何も考えずにバカな話で盛り上る。

そうやって絆を深めながら、これからも少しずつ少しずつ前に進んで行く。。。

たくさんのファンのみんなを連れて。。。

もっともっと上を目指して。。。。。

そして、陽は愛する碧を連れて。

どこまでも夢を追いかける旅は続いていく。




『行ってくるねーー!今日も帰りが遅くなるかもだけど。。。』

『うん、気を付けていってらっしゃい!

あ、これ!持ってってー』

『ぅぁー、大好きなおにぎりだ!ありがとう、元気出るわぁーーー』

陽は碧にキスをして、大事そうに大きなおにぎりを持って、迎えに来た車に乗り込んだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る