第一話超心理学のあらまし⑧
鈴鹿常山静巴我徳と影脇亜龍、暗呑王牙と新田真絆の四人の男達の対決に水を挟む者はいない。なにせ、鈴鹿常山静巴我徳と影脇亜龍と新田真絆の斬撃をかわしにくいと思う者達は多い、特に新田真絆の攻撃はクリティカル率が100%はあることが伺えてしまう。
鈴鹿常山静巴我徳の一撃、一撃は冷笑と嘲笑をブレンド、ミックスした罵詈雑言としても油断大敵の言葉とは無縁であった。えてして金持ちキャラは貧者キャラに負けて欲しいと思う事はあるだろう、それをルサンチマンというが朱雀組はそれを絶えず乗り越えてきたからこそエリートの座に君臨を続ける。
三大派閥、緑の派閥、
他にも謙虚なクリスチャンの
そんな彼を慕う理解ある友達がいる。
謎の能力、
楠木正成が至言が能力名、
そんな彼等は玄武組の一派と集団戦だ。
暴走族で蒸気を全身から吹き出して突っ込むだけの能力、
まるで体育祭の騎馬戦のようである。
三人なのにその統率された動きは彼等が一人の女子に惚れたからだろう。
わかめのような海草のような肩のくらいまでのウェーブヘアーをして眼鏡をした女性。
彼女は目の前の凄惨な状況を俯瞰している。
暗呑王牙に匹敵する自分のクラスメートの三馬鹿、それが何か苛立ちを覚える。
葛葉正人の光の剣をかわす渡辺基一、そして、そこに更なる攻撃をする薄氷院幻心。
そこに劣性の言葉は浮かばない。
だがしかし、それが何故か嫌なのだ。
この北極星軍学校は特異点だ、しかし、この特異点はまだ正されない、この蟲毒という本音で行われる校内限定の内戦が終わるまでそれは何もかもここを正してくれる者はいない。ふざけるなとも思うが、しかしそれでは彼等は誰にも救われない。
自分こそこの学校のギリシャ神話に伝わる
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