たぶん、他人のことはどうでもいいと思っている。

 最近気づいたのですが、わたし「おしゃべり」が苦手なのです。仕事関係でおしゃべりすることは出来る。だけど、いわゆる、「公園でのおしゃべり」「井戸端会議」みたいなのが苦手なのです。いつも、周りの会話を聞いて、話す内容を考えています。

 ママ同士の会話で、一番いいのは、「子どもの駄目な話」。

 これが一番いいです。

 笑いがとれるし、相手を安心させられるからです。そして、そのことによって、関係性がよくなります、なぜか。相手がマウントをとれるから?


 でもわたし、マウントとられてもいいのです。

 なぜなら、そういう「他人」のことはどうでもいいと思っているからです。ひどいです。ええ、ひどいですよ?

 ある地点から「興味のないことはなるべく頭の中に入れないようにしよう」と思って生きてきました。だってめんどくさいから。ゆえに、人の名前も顔もあまり覚えられません。覚える気がないからです。


 だから実のところ、ケーキ屋さんでいろいろあっても、ずっとそのことを思い悩んでいるわけではありません。基本的に、他人のことはどうでもいいからです。だけど、どうしてそういうふうな態度になるんだろう? とかいうことを考えるのは好きです。誰かに嫌な態度をとられたとき、常にあの人はどうしてああいう態度になるんだろう? と考えています。


 そういう、人間ウォッチングは好きです。

 とっても楽しいです。

 ええ、性格悪いです!


 ああ、だからね。

 感情がほんとうに剥き出しになるのは、家族に対してだけ。

 もっと言えば、子どもたちにだけ。

「嫌い!」とか思うのも、子どもたちだけ。

 夫のことはもう好きでも嫌いでもない。

 ましてや、ケーキ屋さんの人たちに対する感情はもっとずっと薄い。

(ゆえに、本当の意味では傷つかない。嫌だなと思うことはあっても。)


 そんなわけで、友だちは少ないです。

 ママ関係から友だちになった人はいるけれど、多くはないです。

(結婚を機に県外に引っ越したので、出産前の友だちは遠方にいる。とてもさみしい。今でも。)


 友だちのことは好き。

 カクヨムの友だちのことも好き。

 好きな人のことは知りたい。


「他人」のことは、別に知りたくないのです。

 

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