日常

「おかえりの音楽」https://kakuyomu.jp/works/16818093078550724208

を書いて、日常とか「いつも」がほんとうに大事だなと思いました。


 この間、過去の「西さんち」や過去の日記帳を読み返していて、ああ、こんなふうに仲良く暮らしていたときもあったんだなあ、と思ったのです。

 懐かしく愛しい日々。


 たぶん、わたしは頑張り過ぎてしまったのです。

 うっかり頑張ってしまう。

 パンクなのです。

 些細なことで、パンっと。


 結婚しなければよかったな、とか思います。

 子育て、しんどい、とか。

 

 実は、子どもを産む前から、この国は「一部のエリートと、その他大勢でいいんだ」と思っていました。「その他大勢」への教育なんて、ほんとうにする気がないだろう、と。

 そのことを、子育てをする中で実感し、とてもがっかりしました。

 子育てには親の財力がものを言うのです。

 財力なくても大丈夫な子も、もちろんいます。

 だけど、それは優秀な子なのです。

 或いは「レールに沿っていける子」なのです。


「一部のエリート」は、お金持ちの家に生まれています。

 お金があるということは、選択肢が多い、ということです。

 塾に行ける、私立の学校に行ける、或いは、 今の場所が駄目な場合、逃げ出すことが出来る、ということも含まれています。




 話が逸れました。

 子育てはしんどいのです。

 お金がかかりすぎることが、その一因です。

 公教育で、教育が完結しないのが、一番の要因だと、わたしは思います。




 でも、じゃあ、全部つらいかというと、もちろんそうではないなあ、と「西さんち」や手書きの日記帳を見ながら思うのです。日記帳は15冊目。書いていてよかったなと思います。ここには実は暗い気持ちも書いているんです。それでも、書いていいてよかったな、と思います。


 子育ては大変です。

 うちの場合、特に長男が宇宙人で大変なのです。

 優しくていい子なんだけど、嫌なことから逃げ続け、現在どうにもならない感じになっています。

 お金。

 お金があったら、もっとおおらかでいられたと思います。

 でも、数年遊んでいていいよ 何て言えるような財力はありません。

 留学したら? とも言えません。

 そこまでのお金はないのです。


 長男はもうすぐ18歳になります。

 成人です。


 でもね。

 わたしは、成人30歳説を提唱しているのですよ。

 30歳になったとき、「おとなだ」と思えればいいんじゃないかと思うのです。


「西さんち」はいろいろあったけれど、現在平常運転をしています。

 緑の紙は記入してあるんですけどね?

 しまこルームに飾ってあります。

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