ディスられていたのだけど
この間、ママ関係の友だちとお茶をして、いろいろ話を聞いて(いつも同じ話だ)、その会話の中で、長男と同い年の息子が身なりに構わなくなった、と愚痴を言うので、「気にしなくてもいいんじゃない? うちも構わないよ」と言ってみたら、「うちの子はそうじゃないの!」という答えが返ってきた。
本音が見えた。
長男が小学校のとき、学校行きたくない話や運動会やりたがらない話を聞いてもらっていた。聞いてくれたし。
でも、分かったの。
高校生の、その子が、体育祭行きたがらなかったり修学旅行行きたがらなかったりするんだって。
「別にいいんじゃない? 休んでも」
「駄目よ! 学校のことはちゃんとやらないと! うちは、休む選択肢はないの! 楽しんで欲しいのよ!」
いやさあ、話を総合すると、クラスの中に居場所がなくて、それで体育祭も運動会も嫌なんだよね? 不登校していたのが行くようになったんだから、いいじゃん体育祭や運動会くらい。
と思ったけど、いいませんでした。
本音が見えました。
結局、うちのことを下に見て、優越感を抱いていたんだなあって、分かっちゃった。別にいいけど。
ああ、だからね。
間に子どもが入ると、純粋な友だちでいることは難しいのです、とても。
ディスられていたのだけど、わたし、別にそんなに嫌じゃないんだよね。
そこ、住宅ローンも子どもの学費(塾の費用含む)全て義理の実家に払ってもらっていて、なおかつ税金対策で生前贈与してもらっているの。
そういうことに対しても、全然妬む気持ちが生まれない。
全く、羨ましくない。
だって、ひとはひと。
わたしはわたしだから。
ディスられているなあ、とか、下に見られているなあっていうのは、薄々分かっていたことで、それがはっきりしただけ。
で、そういうふうに思う、彼女の精神構造を考えるのが、結構好きなんです。
性格悪くてごめんなさい。
彼女のこと、嫌いじゃないです。
ときどきお茶してもいいって思えるくらいの感情はある。
とにかく、間に子どもがいるとやっぱり難しいなあって思う話でした。
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