家出をしたい理由
ずっと、家の中を「好きなもの」「大切なもの」「気に入ったもの」ばかりにして、居心地のいい空間にしよう、と心がけて来ました。
でも、みんなが汚すんです。
そうして、片づけないの。
わたし、お掃除は好きだけど、お片づけは好きじゃない。
小さい頃はまだコントロール出来ました。
でも、もう無理。
片づけても片づけても、散らかす。トイレも汚す。
本棚も荒らされる。
わたし、自分がかえる場所は欲しいのです。
自分がほんとうにくつろげる場所が。
「好きなもの」「大切なもの」「気に入ったもの」で満たされた空間が欲しい。
そういう、物理的なこともあって、家出をしたい。
家出というか、自分がほっとできる空間が欲しい。かえる場所が欲しい。
独り暮らしの部屋を片づけたとき、すごく心細くて、もうかえる場所はないんだ、と思ったことを、いまでも覚えている。頑張って手に入れた、「わたしがかえる場所」。
もう、かえる場所はないんだなあって、何度も思う。
自分の場所が欲しいなあ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます