Amazonギフト券

 カクヨムコンで何を楽しみにしているかって、Amazonギフト券が当たるかどうかである。


「ねえねえ、わたし、ご当地のも書いたし、短編もいっぱい出しているから、Amazonギフト券当たりそうじゃない?」

「ふーん」

「当たったら、すごくない?」

「へー」

「ところでさ」

「うん」

「Amazonギフト券って、どうやって使うの?」

「いろいろ使えるよ」

「わたし、Amazonで買い物したことない……。てゆうか、Amazonを見たことすらほとんどない……」


 でも、Amazonギフト券が当たったら、なんか嬉しいのである。


「短編さ、応募した数が多いひとが当たるよねっ」

 そんなこと、どこにも書いていない。

 でも、もしかして「お、このひと、ひとりでたくさん応募しているねー 頑張ったで賞ってことで、Amazonギフト券当たりにしてあげよう!」ってあるかもしれないじゃないですか!


 ……まあ、ないと思うけど、そこはロマンの問題なのだ。


 使い方が分からない、Amazonギフト券。

 当たったら、嬉しいな。


「ねえねえ、Amazonギフト券当たったらあげようか?」

「いいの⁉」

「うん、そんでね、現金と交換して」

「ならいらない」


 世知辛い世の中である。

(ばか)




☆☆よかったら、こちらも見てください。カクヨム短編賞に応募中です。☆☆

★初恋のお話です

「金色の鳩」女の子視点

https://kakuyomu.jp/works/16817330651418101263

「銀色の鳩 ――金色の鳩②」男の子視点

https://kakuyomu.jp/works/16817330651542989552

★ショートショートより、星の多いもの

「お父さん」

https://kakuyomu.jp/works/16817330652043368906

「イロハモミジ」

https://kakuyomu.jp/works/16817330651245970163

「つるし雛」

https://kakuyomu.jp/works/16817330651824532590

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