第3話 封印の疾風③



 コイツ等が冒険者に嫌われている理由は、大きく分けて2つ存在する。まずは、相手の手の長さと背の低さのせいで、間合いが取りづらいのが1つ目の理由。

 それから2つ目は、通常攻撃に《下段斬り》の効果、つまり移動力低下が付与されている事。そのせいで、たちまちこちらの動きが封じられてしまうのだ。

 案の定、僕の操作するリンは、一撃目でそうなった。


 それでも、ソロ歴の長い僕はそんな事で慌てたりはしない。リンクなど星の数ほど経験しているし、ソロで偶然出会ったNMともかなりの戦闘を記録している。

 つまりは、多対ソロや強敵との経験が豊富で、それ用にキャラを作っていると言う事だ。ファンスカでは魔法剣士がソロで有名だが、僕のそれは一味違う。


 一般の魔法剣士は、魔法で守りを固められるだけ固めて、とにかく得意武器で殴って相手を削る。HPがヤバくなったら、自己回復で安全圏に。

 SPは幻惑系のスキル技を中心に使用して、とにかく重い一撃を浴びない事を心掛ける。そして、いよいよHPがヤバくなったら敵を足止めして、遠隔魔法に頼るか逃げる。


 最初は僕も、そのスタイルを目指していたのは事実なんだけど。『ロックスター』……つまりは例の片手棍と出会ってから、方針が急に変わったのもまた事実で。

 そんな訳で、僕はいつもの手順で敵の料理に取り掛かる事にした。まずは下ごしらえに、強化魔法をある程度自分に掛けておかないと。

 僕は土魔法の《アースウォール》で、その為の時間を作る事に。


 呪文は無事に発動して、敵との間合いに土壁が割り込み、一時の安全を保証してくれる。その隙に、僕は自身に《俊敏付加》と相手に《闇の腐食》を掛ける。

 《俊敏付加》は、動きや攻撃速度を速くしてくれる雷系の魔法である。そして《闇の腐食》は、受けるダメージを減衰させる闇系の弱体魔法だ。


 欲しい魔法を取得する為にと、魔法スキルをあれこれと伸ばす魔法剣士は、ある意味とても不経済には違いない。一本伸ばしが強いのは、誰でも分かる明確な事実。

 でもほら、器用貧乏と言われても、僕はこのスタイルが好きな訳で。


 それから最後に、《SPヒール》を自身に掛ける。これは徐々にSPが増える闇系の魔法で、近接手段の削り手には何より助けとなる補助系の手段である。

 これでMPを半分近く使ってしまったが、戦闘中は特に不便は無し。しかも片手棍の補正スキル《MP回復》で、それも徐々に回復しつつある。

 これも僕の強み、薬品無しでも戦闘継続能力が高いのだ。


 僕はそのまま、敵が土壁を壊して近接するのをじっと待つ。どちらにせよ、これ以上強化に費やす時間は取れない。魔法スキルの低い土壁は、あっという間に壊されて行く。

 そもそも、今回のNM討伐用に、武器スキル技のセットを弄ってしまったのが痛い。ソロ用のスキルが、幾つかスロットオーバーで封印されてしまっているのだ。

 魔法にはそう言う制限が無いのが有り難い。探すのは面倒だけど。


 2体の敵の後ろにいる奴に、僕は得意の闇魔法ダークローズをお見舞いした。闇色の薔薇の枝木は、しかし花の色だけは真っ赤で、黒い茨が敵を完全に封じ込める。

 僕の持っている魔法の中で、最強の足止め魔法だ。赤い薔薇の数は全部で4つ。あれが全て散り切るまで、敵はその場から動けずにダメージを受け続ける。


 幸いこの捕縛魔法はレジされずに済み、これで囲まれる心配は無くなった。少なくとも魔法が切れるまでは、タイマン勝負に持ち込める。

 僕は1体の手長族と戦闘エリアを形成、そのまま殴り合いに持ち込む。まずは軽いジャブの応酬、ステップの速さは魔法で何とか元通りになっている。


 僕の二刀流が他と違って風変わりなのは、最初に言った通りなのだけれど。これで削り力はどうかと言えば、なかなか侮れないのだ。

 『ロックスター』は、実は攻撃力も普通の武器を軽く凌駕する。二刀流とは、そもそも攻撃力の低い片手武器に、両手武器並みのダメージ源をと考案されたモノ。

 冗談抜きに、短剣1本で敵と戦ってみれば、その攻撃力の無さが分かる。


 だから、僕の短剣もダメージ重視では無く、特殊効果で選んだ品である。軽量ゆえの攻撃速度と、武器に附加された時々スタン効果を期待して選んだ武器だ。

 更にロックスターには、時々だが敵の動き自体を止めてしまう特殊効果もある。強敵相手ではその効果も出にくいが、目の前の手長族には効いている様子。


 麻痺しているようなぎこちない動きの中、最初の手長族は見る見るHPを減らして行く。僕はステップ防御を止めて、攻撃重視の殴り合いにシフトする。

 ステップは守りの技、ステップ中はスキル技が撃てないので、それだけ倒すのが遅くなる。どの道敵の長い手に翻弄されて、あまり効果が無かったという理由もあるけれど。


 『ロックスター』の攻撃力と特殊能力を信じての、壮絶な殴り合いの末に。こちらも相当の傷を負いつつも、最初の手長族はようやく撃沈して行った。

 奥の手の《封印》を、使うまでもない余裕の勝利だった。短剣のスタンが通って、敵の攻撃は途中からグダグダだったのだ。


 ところが2体目の敵は、仲間が倒された事で怒り心頭のご様子で。いきなりのハイパーモードで、檻を破ってこちらに突っ掛かって来る。

 足止め魔法は解けたようだが、敵のHPは1割程は度減っていた。


 《ダークローズ》は強力な魔法な為、再使用時間がかなり多めに取られている。短いとそれで完封してしまえて、確かにそれでは強力過ぎると僕も思う。

 敵のハイパーモードが嫌だから、少々間を置きたいのだがこれ以上の捕縛手段も無い。そう思っている間に、相手のぶん殴りを受けてしまうリン。


 強烈な特殊技の一撃で、僕は撥ね飛ばされてスタン状態になってしまった。HPも半分を切って、傍目からは相当不味いように見えるだろう。

 実際、街中での突然の戦闘に、ギャラリーもチラホラと見え始めている。何事かと興味を引かれるのも当然、普通は街中で戦闘など起こる筈は無いのだ。


 しかし、と僕は思う。このサンローズの町のこの大通り、まるで戦闘を前提に作られたように感じられるのは気のせいだろうか? この町も手長族と同じく、4ヶ月前に拡張された新エリアだ。

 そのせいで僻地へきちにしては、ワープ拠点を通そうとクエに訪れる冒険者の数が多い。新しい街は、ある程度クエをこなして名を売らないと、街間ワープが使用不可なのだ。

 疑い始めればきりが無いが、こんな人目のつく場所で死にたくないのは確か。


 敵は距離を詰めて、再度こちらを殴り始める。素手での殴打だが、基本の攻撃力が強いのは以前の戦闘で知っていた。吹き飛ばしの特殊技も、確か喰らった事があって確認済み。

 後怖かったのは、両手でのプレス技。シンバルのように、両手でバシッと潰されてしまう技は、スタンと同時に強烈なダメージをお見舞いされた記憶がある。


 それより侮れないのは、こいつのボス補正がどの程度掛かっているかである。ひょっとして、特別な能力も追加されているかも知れない。

 ギャラリーの前で《封印》の能力を使うのには、しかし躊躇いがあった。僕はなるべく、あの能力の事は秘密にするように仲間にも頼んであったのだ。


 リンのHPが4割を切り、いよいよ戦況は危うくなって来た。僕は一定回復の回復魔法は持っていない、あったとしても戦闘中に頼るつもりも無いけど。

 ジリ貧になるのが分かっているのもあるが、風属性の基本性能を信じているという理由が大きい。僕が風属性のキャラを選んだ理由は色々あるが、それはまたの機会に。


 反撃のリンの殴りで、少しはこちらにも追い風が吹いて来たようだ。スタンとロックスターの特殊能力が効を奏し始め、敵のハイパー化が治まり始める。

 だが、僕が待っていた効果は、それともまた違う別のモノ。そうこうしている内に、リンのHPが3割を切って更に2割に近付いて行く。


 その途端、戦場に一陣の疾風はやてが舞い降りた。リンの周辺に突然に吹き込んだその突風は、全ての敵を吹き飛ばす凄まじい勢い。

 実際、手長族は吹き飛ばされカマイタチに切り刻まれ始める。


 《風神》と言う名前の、僕の種族スキル。これは風の精霊召喚より、もう1ランク高い危機回避スキルである。弾き飛ばしと攻撃を同時に行う技で、これでしばらく敵は僕に近付けなくなった。

 敵のHPも半減しており、恐らくあのまま近接していたら手痛い特殊技を披露する手筈だったのだろう。だがこうなってしまったら、僕の一方的な手番所持となる。

 敵は、たかだか1体の敵は、抗う術などありはしない。


 《竜巻旋風斬》で、リンが再度の遠隔攻撃を敵に喰らわせる。これは短剣と風スキルの複合技で、短剣のスキル技の中では上位に入る攻撃力を持っている。SP消費は大きいが、これで2割ほど体力を奪った。

 次いで闇魔法から《ダークタッチ》を使用。HP吸収のシャドータッチの上位版のその魔法は、自身のHPが少ないほどその吸収力は凄まじくなる。


 暴風の中、ヨロヨロと近付いて来る手長族のHPは残り1割半。一方、僕の体力は半分程度に回復した。これでまず、一撃で死ぬ事は無いだろう。

 とどめに使ったのは、片手棍スキルから《ヘキサストライク》と言う複合スキル。光り輝く六方陣と共に、片手ハンマーによる6連続の打撃が敵に襲い掛かる。

 近接~中距離の技で、リンのスキルの中でもすこぶる使い勝手が良い。


 両手棍も含めて、打撃系では最強との噂の複合技だ。この技を習得するのに、僕は多大な出費と伸ばしたくない光属性にまでスキルを注ぎ込んだのだった。

 威力は見ての通り、敵はあっという間に粉微塵だ。


 戦闘終了と共に、周囲からまばらな拍手と今のは何の騒ぎ? との質疑の声が。僕は気恥ずかしくなって、慌てて転移アイテムを使用する。

 予備を持っていて良かった、今度はちゃんと目的の町に着き、僕は自分の隠れ家に逃げ込むようにキャラを退散させる。ただただ、ログアウトしたい一心で。

 ログアウト後に、僕は自分の部屋でやっと一息つく。


 ――壮大な物語のドアが開いた事に、その時の僕は全く気付いていなかった。





 翌朝は月曜日で、僕たち学生にして見れば憂鬱ゆううつな一週間の始まりの日だ。アラーム音に叩き起こされた僕は、のそのそと起き上がって部屋を出る。

 ダイニングには父さんが既に起きていて、パンとコーヒーを用意していた。いつものように挨拶をして、大きな机に腰掛ける。2人で使うには、大き過ぎるキッチン机。

 家具とセットになっていたマンションなので、文句を言っても仕方ないのだが。


「おはよう、父さん。今週も帰り遅くなるの? 先週の課題は一応、全部やっておいたけど」

「ああ、おはよう、りん。今週の課題の本はリビングに置いてあるよ。プログラムの本は、入門書は卒業だぞ」


 父さんはそう言って、今週も遅くなりそうだと口にした。課題とは、毎週父さんが僕に手渡す本や問題集の事で、週末は父さん手作りのテストがあったりもする。

 テストがあると言う事は、父さんも僕に手渡す前に、その本なり問題集なりを一通り読破している事になる。そのマメさは、多分僕にも遺伝していると思う今日この頃。


 小学生の頃からの我が家の恒例行事で、僕はすっかり慣れっこだ。今では絆のように感じていて、それは多分父さんにとってもそうなのだろう。

 学校の成績よりも、父さんはこちらの方に重きを置いている気すらする。


 最近はやたらとプログラム関係の参考書が多くなっていて、これは父さんの得意分野でもある。昔は絵画集を渡されて感想を書けだとか、そんなのが多かったような気も。

 もちろん普通の参考書の時もあって、それを1週間で解くのには骨を折ったものだ。学校の宿題もあったし、僕自身の真面目な性格も手伝って、手を抜く事も出来なかったのだ。

 今では別室の本棚に、ひしめく程にその軌跡が窺える。それを目にする度に気恥ずかしくなるのは、僕の成長の過程だとか父親との繋がりを再確認してしまうためかも知れない。

 それをきちっと留めておくのも、几帳面な父さんらしいとは思う。


「コンピュータ言語って、結構たくさんあるんだね。父さんは仕事場で、どれを使ってるの?」

「色んなのさ、メインはオリジナル言語を使ってるけどね。どれかを取得すれば、取り敢えずは応用が利くようになるからね。

 英語やフランス語と同じさ、難しく考える事は無いんだよ」

「へぇ……これって最終試験は、ひょっとしてプログラムの打ち込み?」

「私が凛の年の頃には、自分でプログラムを組んでいたけどな。ベーシックなんかでゲームを作って、それで小遣い稼ぎをするんだ。

 月刊誌に投稿して、掲載されたりしてね」


 目を丸くしている僕に、父さんは不敵な笑みを浮かべる。それから遅刻するぞと、パジャマ姿の僕に忠告を与えて来る。時計を見れば、確かに微妙な時間に。

 僕は慌てて朝食を食べて、着替えに部屋に戻る。父さんが玄関を出る音がして、それで大体の時間が分かった。父さんは、いつも同じ時刻のバスで会社に出掛ける。

 僕は自転車を使う。峠越えがあるけど、こっちの方がショートカット出来るんだ。




 学校の教室内では、毎度の週始めの気だるい雰囲気が流れていた。5月に入って、ようやくクラスの編成に慣れたような同級生達の顔振りだけれど。

 進学してのクラス編成と言っても、所詮は幼稚園からの顔見知りからのシャッフルに過ぎない。そう言う点で、未だに馴染めないのは僕だけかもと思うと、ズンと気が重くなる。


 ところがその日は、朝からどうやら様子が違っていた。僕が自分の席に着くや否や、話し掛けて来る人影があったのだ。

 しかもクラスで、それなりの秀才君だ。


「おはよう、池津いけつ君。僕の名前は知っているよね?」

「えっ、えぇと……去年も確か、同じクラスだったよね。えぇと……」

「…………柴崎しばさき純也じゅんやだ。いつも君と、学年模試のトップを争っている。ファンスカでのキャラ名はジュンジュと言う。

 氷属性キャラで、プレイ歴は5年だ」

「はぁ……ああっ、思い出したよ! 前回の模試のトップ、おめでとう」

「それは前々回だろうっ、前回のトップは君だっ! まったく、苛々するっ……いや、睨まないでくれ、悪気は無いんだ。

 その、君のキャラはあの有名な“封印の疾風はやて”だろう?」


 僕はそうだと認めつつ、睨んでなどいないとそこだけは否定した。柴崎君の大声に驚いて、思わず眉をひそめただけだ。その手の抗議は多くて、僕の悩みの種の1つなのだが。

 なかなか僕の性格を周囲に分かって貰えず、それ故に同級生と親しくなる障害になっている気が。子供の頃、小学生の頃はもっと無邪気に心で触れ合えたのだけど。

 とにかく雲行きが怪しい会話に、僕は戸惑いを隠せない。


「君が百年クエストに手を出したのは、各方面から伝え聞いている……これを我がギルド『天空の城』は、宣戦布告とみなす」

「えっ……な、なんで? 何のこと?」

「我々も百年クエストには、一丸となって挑戦する思惑であるからだっ! この僕がギルドでは知謀を担当する事になる。

 つまりは、君とはライバルになる訳だ」

「ラ、ライバル?」

「模試ではトップを取ったり取られたりだが、これに関しては初回クリアの栄冠は1度きり。これで決着が完璧につく、誰が見ても分かる形で」

「へ、へぇ……」

「君の仲間には相当のベテラン猛者もいるらしいが、それはささやかなハンデとみなそう。君のプレイ歴は、僕よりは確実に短いだろうしな!

 だだしっ、こちらが徒党を組んでいるとの抗議は受け付けないので悪しからずっ!」

「は、はあ……」


 柴崎君はそう言い切って、颯爽さっそうと僕の前から立ち去って行った。こちらをそれとなく観察していた視線が、僕が顔を向けると一斉に反らされる。

 その中で、強い視線で僕を見つめている瞳とかち合って、僕は再び戸惑った。神薙かんなぎ沙耶華さやかと言う名前の、僕でも知っている有名人だ。

 僕と似て非なるのは、その容姿の美しさで誰もが名前を覚えていると言う点。


 恐らく学年内でも一番目立つだろう美貌と、スタイルの良さ。身長も170センチ近いらしく、とにかくどこにいても目立つ存在だ。軽くウェーブした髪は長く、白い肌と反対に艶やかに黒い。

 切れ長で意志の強そうな瞳は、しばらく僕を捉えて離れない。


 彼女は友達と後ろの方の席で、何やら話し合っている最中のようだった。ホームルームが始まるまでは、まだ少し時間がある。それを確認したのは、僕も彼女も同時のようだった。

 再び僕の席に近付く気配、と言うより彼女が歩いて来るのが見て取れる。それこそ今度は、教室中が静まり返った。それを感じ取って、彼女はあれっ? と言う表情を浮かべた。

 僕の席の前で、無言の神薙さん。今日は何だか、特別に変な日だ。


「ちょっと昼休みに時間取ってくれないかな、池津君……いや、リン君かな? うん、リン君って呼んでもいい?」

「えっ、あの……何の用?」

「それはお昼に話すわよ、せっかちね。私は神薙沙耶華。親しい人は沙耶ちゃんって呼ぶわ。あなたもそう呼んでいいわよ、交換条件ね」

「何の条件って?」

「だから、私が君をリン君って呼ぶ代わりに、あなたが私を沙耶ちゃんって呼んでもいいって事よっ。あっ、会合には幼馴染の優実ゆうみも参加するからね。

 岸谷きしや優実よ、知ってる?」

「えっ、うん……」

「そう、あのの事は知ってるんだ……まぁいいわ、お昼に話し合いましょ」

「は、はあ……」


 神薙さんはそう言って、やっぱり颯爽と僕の前から立ち去って行った。こちらをそれとなく観察していた視線が、何で貴様がという嫉妬の混じったモノに変わる。

 僕は逃げ出したかったが、その瞬間に無情にもホームルーム開始のチャイムが鳴り響いた。柴崎君だけは、さすが我がライバルと言う感じで僕を見ていた気がする。

 気のせいかも知れないが、少しだけ救われた気分になったのも確か。





 ――こうして5月の最初の月曜日は、予想もしないシナリオで進んで行くのだった。









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