日本衰退国史 平成編 第二七章 平成27年
なにせ2015年って代表的な事件は東芝の粉飾決算発覚ですよね。いよいよ日本の重電御三家の1つが壊れてしまったのです。ご存じの通り東芝は一旦東証2部に転落しました。東芝はマグロ解体ショーを食らったのです。そしてこれは原子力シフトと言う自業自得なのです。
それにしてもなんでライブドアは上場廃止でオリンパスと東芝は上場維持なんですかね?もうこの時点で私はインチキだと思うのですが。加ト吉や鐘紡と言った企業も消えましたよね?なんで東芝は維持なんですか?
気が付けばシャープは台湾企業になっておりいよいよ日本の電機産業は消滅の危機に突入していくのでした。
それにしても爆発事故起こした国の原発を誰が買うんだよ。本当に東芝っておかしくなってしまいましたよね。
また2010~2015年の総括ですが追い出し部屋も大流行しましたよね。私はソニーが特に衝撃でした。自由で闊達な企業がああいうことやったらそりゃ「終わり」だよね。派遣企業に片道出向とか。本当日本企業ってどうしようもないよね。
東芝は日本語ワープロを生み出した青梅工場を閉鎖し、これにより青梅市が一気にシャッター商店街になるのです。川崎駅前は再開発で済みましたが。
東芝を追うように日立も平成末期~令和初期に日立化成、日立建機、日立マクセル、日立キャピタル、クラリオンなどを次々売っていくのです。日立や東芝に共通する事はもう売る物がエスカレーターやエレベーターぐらいしかないのです。東芝に至っては東芝家電を美的集団に売りました。日立はまだ家電が残ってる分、マシなのですが。
「ふしぎ発見」の最後に出てくるこの木なんの木と言う有名なCMではたったの数秒で日立グループの企業紹介が終わり延々と樹を映してるだけです。平成初期は企業名を載せられず日本〇〇〇社、世界〇〇〇社と数字だけで最後は載せたぐらいの日本唯一のコングロマリット企業ですが。
パナソニックも当時製造業で当時最大の負債を出して倒産した子会社ありましたよね。プラズマTVです。
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