日本衰退国史 平成編 第二一章 平成21年
日本人はこの時切ってはいけない切り札を切ってしまった。政権交代である。もし2011年に自民党が原発爆発時に危機対応してたらどうなったのか。コロナ禍でお察しである。私はいろんな意味で日本は天に見放されたんだと思う。もう日本人の怒りは頂点に達していた。この時2011年に大震災が来ることを見越していたら。しかしそんなことは不可能なのであった。
だとしても何らかのハプニングで民主党が政権をこの時取らなかったら。2012年に民主党は恒常的に政権を取り、今までの日本の既存の価値観とは違う「破滅」とは別の日本を見られたのである。もっとも歴史にIFは許されないが。
政権交代は2009年10月1日に行われた。2009年は未曽有の-5.5%成長である。9月までは自民党政権なのになぜか民主党のせいにされている。ツケを押し付けたのだ。どこまでも腐っているとしかいいようがない。翌年2010年は+4%の成長と言うバブル崩壊以後最高の成長を遂げている。素晴らしい危機対応である。本当に私たち日本人は「民主党」という最強・最後のカードを使ってしまった。そして使いどころを誤ってしまったゆえに日本は「完全死亡」という歴史になってしまうのである。
悪夢の民主党と言ってる人たちに言いたい。約8年間の安倍は悪夢じゃないのか?このコロナ禍のぐだぐだは一体なんだ?そもそも何で民主党が政権取れたんだ?数々のスキャンダルと失政と失言に怒ったから国民は民主党に3分の2の議席を与えたんだよ。
日本国民も日本国民でそういうことをけろっと忘れてるんじゃねえよ。小泉がいいやとなったら自民に3分の2議席、民主がいいやとなったら民主に3分の2議席、やっぱり自民がダメだとなったら自民・公明に3分の2議席。
いい加減にしろ!
それを「衆愚政治」って言うんだよ。
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