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To Open」への応援コメント

  • 私の感想としては、これは「ハードSF」だと思いました(そちら方面に詳しいわけではありませんが)。生物学の知識は大してありませんが、おぼろげにしか覚えていなくても楽しめるところが、物語の力なのではないかと思います。酸素が猛毒だったとか、ミトコンドリアとの共生とか、何となく知ってる……くらいで。そういえば昔、映画「パラサイトイブ」で観たなぁ、とか(笑)。描かれるのは詳細なシーンだけで、俯瞰した説明はありませんが、壮大な背景を感じさせる、私の好きな語り口でした。「感覚共有」とか「論理思考の結晶体」とか、心を刺激される言葉でした(笑)。おもしろかったです。

    作者からの返信

    コメントならびにレビュー、ありがとうございます!

    率直に申し上げて、私の生物学の知識は@sakamonoさんと同じぐらいだと思います 笑。ネタとしてぎりぎり使えるだろ、と決めたところでネットの科学記事を雑にあさって、何とかボロが出ないようにしたというのが実情でした。ハードSFなどタグにするのもおこがましいと言うべきでしょうね w。
    いくらか強引な閉じ方で、作者的には今なお微修正すべきかどうか考え続けている作品ですが、おもしろいといっていただけて光栄です。私の中ではいちばん味気なさそうな作品の一つでもありますので、微に入った前向きな評価は嬉しいです。

  • 読ませていただきました。
    生命の成長を外部から観測し干渉する存在、それをミトコンドリアの成立に繋げるとは、面白いですね!
    このお題でこの内容を引き出してくるのは凄いと思います。
    その正体に読みながらは気づけませんでしたが、興味深く読ませて頂きました。

    作者からの返信

    コメント並びにレビュー、ありがとうございます!

    いつもおちゃらけた話ばっかりになってしまってるんで、今回は少し真面目にSFしてみようと思い、毒か酸みたいなものと微生物がせめぎあってる図がなぜだか頭に浮かんで、この話が出来ました。これもいつものことですが、いったいなんでこんなネタを拾ってしまったのか、謎です 笑。

    ちゃんと調べてみると、リアルタイムでこれだけのことがいっぺんに起きたと描写するのはかなり苦しいのがわかったんですけれど、どうせ仮説だらけの分野だし、超越的な主人公みたいなものまで出してしまったんで、見切りで書き上げました。好き勝手がかなり許されるテーマを選んだのが、結果的に幸したのかも知れません。

    ま、見せかけこそ色々と偽装してみましたけけれど、実際の中身はほとんどスタートレック(初代)そのまんまなんですけどね。いささかうさんくさい、後出しジャンケンそのまんまの「宇宙大作戦」のノリという……。

    編集済

  • 編集済

    >それの体構造を図式的に説明は出来るものの、そんな静的な成り立ちを述べたところで、

    この流れで「成り立ち」を使うのは違和感があります。
    成り立ちは「経緯」のような、過程の説明に使う印象が強いので。
    「静的な情報」くらいで十分かと。

    >測感素
    ちょっとイメージしづらいです。
    ここまで擬人化しているなら、「測感員」的な表現の方がしっくりきそう。
    ああでも、生物学的な元ネタあって、それ知ってる前提なら違和感ないのかも。
    「はたらく細胞」でもまんまでしたし。ただ文章のみ説明なしなので、どうしても脳内擬人化しづらい感はあります。


    >頂上種が自らの惑星誌を理解できるほど
    惑星「史」だと思われ。


    まず、タイトルと副題がインパクトあってよかったです。

    私は高校に理系の授業がなかったので、謎解きはさっぱりでしたが、楽しめました。
    ミトコンドリアの謎的な知識は、漫画だかゲームであったのでw

    擬人化設定も「はたらく細胞」的な世界観だと思えばわかりやすいですし、シミュレーションという全体の設定のおかげですんなり納得できます。
    ゲームでもミクロ視点を選択したりできますもんね。
    シミュレーション内の物語が、創作者の神視点と重なって進む感じは、かなり新鮮で面白かったです。

    締めくくりも、やや強引ではありますが、雰囲気があっていいと思います。
    どっかで見たという話は、確かにまあ誰かやってそうですし、
    私もこれが初という感じはしないんですが、
    これという名前も出てきませんし、気にするほどではないのではとw

    今回は特に引っ掛かりもなく、最後まで楽しめました。
    文句なしに面白かったです。

    作者からの返信

    コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
    いつもながら、ずいぶんしっかりと読み込んでいただいたようで、丁寧な感想の数々、本当に痛み入ります。

    「成り立ち」 > 「在りよう」にしておこうと思います。

    「測感素」 生物学的な元ネタ等はないです。適当に作ってしまった言葉で。
    イメージしづらいというのはそのとおりかも知れません。この語を入れた際はここまで擬人化した書き方にするつもりはなかったのですが、結果的に戦闘艦のブリッジの雰囲気そのまんまになってしまいました w。
    やはり「素」という漢字のイメージの問題でしょうね。少し考えさせてください。

    「惑星誌」 ご指摘を受けて改めて、今さらながらに調べました。どうも私は「誌」の漢字に本来の「史」のイメージを取り違えて見ていたようで、これは教えていただいた通りに修正しておきます。


    「タイトルと副題」 これも適当と言えば適当だったのですが、ざっと自分の作品ページを眺めてみるに、いわゆる長文タイトルこそないものの、総じて長ったらしいのばかりだな、と思ったので、今回は短くするぞとの思いはありました^^。よい、とおっしゃっていただいて嬉しいです。

    「理系の授業がなかったので、謎解きはさっぱりでしたが、楽しめました」
    文系の方がどれだけ話についてこれて楽しんでいただけるか、というのが懸念材料でした。別段わかりにくいという評価でなくて、よかったです。でもやはり基礎知識があったからこそ、なのでしょうかね。
    知識ゼロの人が読んでびっくりして感動してくれたらいちばん嬉しいのだけど、まあカクヨムでこんなものを読もうと思ってくれる方の中では、望み薄でしょうか。

    「どっかで見たという話は、……気にするほどではないのではとw」
    恐縮です。ただ、追記ではあのように書きましたけれど、よくよく思い返しているうちに「もしかしてこれ、ほとんど丸パクに近いんじゃね?」と思えるほど、過去の記憶と混濁してきまして 笑、錯覚だったらいいのですけれど、そう言えばなんか記憶をたどるようにしてここのところキーボード打ってたよな、という印象もあるので、後でひとこと書き添えた次第です。
    そこまで不安なら書き直せよ、と言われそうですけどね。そのあたりも後日検討してみようかと。

    自分の感覚では結構書き飛ばした感じもあって、総じて雑になってるところがあるのではと気にもなっていたのですけれど、梶野さんに「面白い」と言っていただけたのなら、もう大丈夫だと安堵した次第です *^^*。
    改めて励まされました。重ねて御礼申し上げます。

  •  まさか、このプロットで生物の歴史を元にしたハードSFに出会うとは思いませんでした。
     意外な驚きをありがとうございます。

     たしかに、酸素が生まれたときは壊滅的な被害を受けたそうですからね。それにもめげず、酸素を取り込み、エネルギー源とした生物は実にしぶとい。
     見事な一作でした。

    作者からの返信

    コメント並びにレビューをありがとうございます!
    過分なお言葉に恐縮しています。「このネタなら意外性は出るだろうな」とは思ったので、"意外な驚き"と評していただいて感に堪えません。

    シアノバクテリアがなんとか、というあたりは、正直私はあんまりきっちり理解しているわけではなくて、でも具体的にどういう生物が何をしたらこうなったのか、という話は、専門家でも想像の域を出ないとのことですので、なら何とでも書けるな、とナメてかかって w、一作書き上げた次第です。
    たぶん、実際はもっともっとドラマティックなことがあったんだろうなと思います。この分野のワンダーな部分に共感していただけたなら嬉しいです。重ねてありがとうございました!

  •  楽しく読んで参りました(*^_^*)

     高校生物と毒喰らいでピント来たエイルです(≧∇≦)bじゃなくて(^^ゞエイルの挑戦状突破判定です(*^_^*)

     もちろん突破成功です(*^_^*)まさかの生物の細胞膜をバリケードにするとは天才ですか?(≧∇≦)

     最も地球環境を破壊したのは植物というか光合成でしょうね(´・ω・`)

    作者からの返信

    ありがとうございます! お誉めにあずかって恐縮です。

    書き上げた段階で、「これは"交渉した"と言えるのだろうか?」という点が疑問で、でも生物以前の粒子でしかないアレを相手に交渉も何もないよね、と自己弁護し 笑、まあとっくに三人突破してるし、今回は不合格でもいいさ、とダメ元でアップしてみましたが、突破できて何よりです。

    多分分かる方は「生物」と「毒」でピンとくるのでしょうね……。もとよりSF道ど真ん中の方々を納得させられる出来とは思っておりませんので、一層精進したいと思います。

    今回もお題で楽しませていただきました。機会をいただけましたこと、改めて感謝いたします!