第23話
んー、朝?
あ!ゆきみさんが隣で寝てる。
ひゃー!私ったら、裸で寝てる!?今何時?
時計を探すと、壁にかかっていた。
うそー!10時!
「うるさいなぁ、もう」
「え」
しゃべってないのに…
「聞こえるよ。おはよう」
ゆきみさん…私、遅く起きちゃった。ゆきみさん、まだ寝転がってる。
「…胸触りたい。寝てよ」
寝ぼけてる?でも言うこと聞いちゃう。
「柔らかい」
かわいい…目をつぶってしまいそうなのに触ってる。だんだん気持ち良くなって…
う、トイレ行きたくなってきた。
「行っておいでよ」
もー、恥ずかしいー!なんで今なのー?
あー!服着ないと!急いで行ってこよう。
「戻りました」
あら?お布団から出て服を着ようとしてる。
「お腹すいたし、ご飯…」
えー!?やめちゃうの?
「え、ご飯食べないの?」
触ったのゆきみさんなのに!
「なに?どうしたいの?」
続きは…?
「今から?うーん、俺修行あるし、帰ってからでいい?」
…もっと触って…やめないで。
「わかった、おいで」
素直にゆきみさんの前に座る。きゃー、私ったらダメ。ゆきみさん疲れてるのに。
「別にいいよ」
きゃー!かっこいい!
「聞こえてるからな」
いやー!恥ずかしい!
「みるく、朝からうるさい」
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