第13話

ゆきみさんなんてもてるのに、嘘だ!


「モテないって。変なやつだし」


でもでも!


「なんか柔らかそうに見えるけど、どうなのかな?って」


え!?あ、見えてるし!どうしよう、恥ずかしいし…ひゃ!


「おー柔らかいじゃん」


えーーー!わしづかみされてる!?


「みるくは柔らかいんだね」


えええ、名前…!ど、どうし…


「あ、あの…」


「なに?みるくは、柔らかいから俺好きかも」


え!どうしよ、このまま最後まで?えー!?


「…最後?ってなに?」


そ、それはとても口では言えない…


「…やりたいの?」


え、でも…どこで?


「じゃ、シャワー室でする?」


えー!?急展開。私はゆきみさんに…抱かれた。お店でこんなことしてると思うと、興奮しちゃって大変だった。でもゆきみさんは、とっても優しかった。


「はー、疲れた」


あの…わたしと結婚してくれる?


「え、うん。いいよ?」


うそー!嬉しいー!


「さて仕事の準備しないと。シャワー浴びて着替えよう」


「うん」

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