4章 実力領編 ギルド戦

あらすじ


 その日、ジオは1年の意識障害から目を覚ました。

 メンバーがいなくなり、カラッカラになったエクレアを復活させようと、アジュ、ベヒーモスとパーティを組み、森やダンジョンでクエストをこなしていた。

 最中、自身の瘴気の影響を受けない体質への変化と、時折右腕に宿る異様な力を自覚する。


 疑問に思いながら日常を過ごしていると、信仰領ヴァルハラの信者によるロギム事変が起こり、エクレアの幹部ルーシーが腐食症状の壊死で倒れる。

 信仰領の仕業だと憤るジオは、実力領国王ゼフィールの命の元、バハムートと共に信仰領の偵察へ乗り出した。


 2週間の偵察の末、信仰領がクスリで信者を統制していたこと、グール入り瘴石を製造することで戦いの準備をしていたことを知る。

 大砲のような少年エイト、ウーパールーパーのリヴァイアタンを仲間にして、ジオはエクレアへ帰還した。


 信仰領と実力領の戦争が勃発し、第一戦はゼフィール王の魔術で実力領が圧勝。奇襲を仕掛けてきた信仰領小部隊も、ジオ達エクレアが撃退する。

 しかし、一連の戦いで異様な力を行使したことにより、ジオの右腕が魔物のものへと変貌してしまう。


 魔物化に動揺する中、信仰領小部隊を制圧した栄誉と称して、エクレアをゼフィールの所有物とされそうになる。

 ゼフィールの魔術『夢幻』を前に、団長代理シバは抵抗を続ける。そこに、行方不明だった団長アサヒが帰還した。


 アサヒから木箱を受け取り、シバを連れて玉座の間を離れるジオ。

 アサヒはその場にひとり残り、ゼフィールと話を着けていた。

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