2話 幼少期の話(幼稚園生 年少)
母が専業主婦だったため、私は私立の幼稚園に入園した。
年少の時は、先生が2人いて、1人はとても厳しかった。まだおしゃぶりをしている子に対して、「親指に泥を塗るよ!」とよく脅していたのを覚えている。
ある日私が水道で戻してしまった時、優しい先生はお世話してくれたが、怖い先生は「排水溝に詰まる!」と言って怒っていた。
自分に子供が出来た時、例えばソファやベッドで吐いたり漏らしたりした時に、「んもー!なんでいつも嫌なところに吐くんだよ!」と言わず、「大丈夫?苦しかったね」といつもいつも言える親になれるのだろうか。
今は頭が冷静なので「100%その対応をしたい」と思うけど、育児の渦中だったら寝不足とイライラと持病でどう動くか分からない。
それは健常者、障害者関係なくだ。
怒鳴って怒ってしまうのは、咄嗟の出来事であるかもしれない。もしそうしてしまった時に大人たちはどうしたら良いか。
謝る力を今から身につけたい。
人間は必ず失敗する。だから成功の確率をあげる訓練も必要だけど、失敗した時のフォローもちゃんと出来るようにならないといけないと思う。
そうじゃないと、子どもは、親や先生、大人は偉くて正しくて、言動が一貫しているなんでもできる人だと思って苦しんでしまうから。
大人も間違えるし、自分も間違えていいんだということを伝えていきたい。
部屋の中で @Luna_Outsider_Art
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