第四話 秋葉とハロウィーン
季節は秋。
樹木の紅葉が終わりを迎え、だんだんと寒くなり、冬へと近づいている頃。
俺はある問題に直面していた。
「今年のハロウィンはさ、
「……えっ?」
「だから、秋葉の家に来ていいよって言ってるんだけど?」
「いや……でも……」
「遠慮しなくていいから。というか、そもそもオッチーに拒否権はないからね」
「はぁ……わかったよ。行けばいいんだろ。行けば」
「愛する彼女の家に行けるってのに、なんでため息なんかつくのかなぁ?」
「別についてねぇよ。気のせいだ」
「うん、そうだよねぇ。オッチーは秋葉のこと大好きだから、そんなひどい反応はしないってわかってるよー」
そう、それは俺の恋人である安曇をどう制御するかという問題だ。
四季子と春風と夏帆。
この三人は学校では比較的大人しかった。
だが、秋葉は違う。
秋葉になってから、ほぼ毎日のように二人で登下校をしていた。
当然のことながら、俺たちの関係はクラスのみんなにも知られている。
しかし、元々俺たちはぼっちだったので、冷やかしをしてくる生徒など皆無だ。
なので、そこは特に問題じゃない。
この赤髪ツインテール娘の一番の問題は、他の生徒がいる教室内で大きな声を出しながら、俺と恋人トークをすることだ。
他人の恋愛話ほど面白いものはないが、それが自分に向けられていると話は別。
正直なところ、恥ずかしくてたまらないのである。
だからといって、秋葉の行動を止めることもできない。
下手に会話を制止したりすると、あとで癇癪がひどいのである。
結局いつも俺が折れて、やんわりと注意することしかできないのが、今の現状だ。
クラスのみんなはきっと俺たちのことを、空気の読めないバカップルだと思っているだろうな。
「じゃあ、決定! 楽しみにしてるからね!」
「はいはい……。まあ、なんとか頑張るか」
そして迎えたハロウィン当日。
俺は安曇の家にお邪魔していた。
正しく言えば、安曇姉妹の家だがな。
安曇は高級そうなマンションに住んでいた。
たしか、安曇の両親は事故で亡くなっているはずだよな。
それにもかかわらず、こんなにいいマンションに住んでいるとは驚きだ。
いったい、季咲さんはどんな仕事をしているのだろう?
もしかして、医者とかだったりするのだろうか。
「ようこそ、我が家へ! 楽しんでいってねー」
「おう、邪魔するぜ」
「ほれほれー、ここが秋葉のお部屋だぞ、オッチー! ささっ、入って入ってー」
「ちょっ、引っ張んなって……」
相変わらずテンションが高いな。
もう慣れっこだけどさ。
「はい、座布団どーぞ!」
「ありがとさん。それにしても、結構綺麗なんだな。もっとごちゃっとした部屋なのかと思ってたわ」
「失礼な! 秋葉だって女の子だよ? そりゃあ、多少散らかっているときもあるけど、基本的にはちゃんとしてるもん!」
「ああ、悪い悪い。別に貶してるわけじゃねぇよ」
「ほんとかなぁ〜」
安曇はジト目でにらんでくる。
黙っていれば、それなりに可愛いんだけどな……。
おっとそんなことをうっかり言ったりすると、あとが面倒だ。
失言をしないように気をつけよう。
「……そういえば、忘れてた。これやるよ」
俺は持ってきた紙袋を安曇に渡す。
今日のハロウィンパーティーでは、各々スイーツを持ち寄ることになっている。
安曇が気に入ってくれるといいが……。
「これって、スイーツだよね? 早速はいけーん……ってケーキじゃん! しかも、あの有名店のハロウィン限定パンプキンケーキ! これ、一度食べてみたかったんだよねー! オッチー、ありがとう!」
「おう、どういたしまして」
「季咲ちゃんが帰ってきたら、みんなで一緒に食べようね!」
「ああ、そうだな。それより着替えなくていいのか? 季咲さんが帰ってくるまで、ハロウィンファッションショーを見せてくれるんだろ?」
「あっ、忘れてた。それじゃ、着替えてくる。……覗いたらダメだからね?」
「安心しろ。絶対覗かないから」
「むぅ……少しくらい動揺してくれてもいいじゃんか……」
「何か言ったか?」
「べっつにぃー! なんでもないですよぉーだ!」
安曇は自分の部屋から出ようとした。
だが、途中で立ち止まり、こちらを振り向く。
「言い忘れるところだった。トリック・オア・トリート! お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ」
「お菓子なら今さっきあげたばかりだろ……」
「じゃあ、今度はイタズラしなきゃね」
「おい、それだと趣旨が変わってくるだろうが」
「むー。オッチーのニブチン!」
「はぁ!? なんで俺が怒られるんだよ?」
安曇はなぜか不機嫌になりながら、部屋から出て行った。
なんか変なこと言ったか?
まったく意味がわからん。
数分後、部屋の扉がノックされた。
どうやら、最初のコスプレの準備ができたようだ。
ゆっくりと扉が開いていく。
そこには魔女のコスプレをした安曇がいた。
スカート丈はかなり短くなっており、生足が見え隠れしている。
頭にはとんがり帽子をかぶっており、右手には箒を持っていた。
そして、胸元が開いているせいで、豊満な谷間がくっきり見えている。
「ど、どう? ハロウィン定番の魔女のコスプレだけど、似合ってるかな?」
「あ、ああ、似合ってる」
「そっか……。よかったぁ……」
安曇はホッとしたような表情を浮かべると、俺の隣に座ってきた。
そして、なぜか俺の肩にそっと頭を乗せる。
「どうしたんだ? 次のコスプレはしないのかよ?」
「あの……さ。実は今日、季咲ちゃんは遅くまで帰ってこないんだ」
「それは残念だな。帰ってきても仕事の疲れで、あまり楽しめそうにないかもな」
「そ、それもそうなんだけど……。ああもう、我慢の限界!」
「お、おい、いきなり声を荒らげるなよ。びっくりするだろ?」
「オッチー! 秋葉たち付き合ってもうすぐ八か月目になるんだよ!? なのに、まだキスもしてないなんておかしいと思わないの!?」
「キ、キスなら夏にしただろ?」
「あのときは秋葉じゃなくて、夏帆! しかも、頬っぺたにチューだけだったじゃん! ……秋葉時々思うの。実はオッチーには本命がいて、秋葉たちは弄ばれてるだけなのかもしれないって……」
「安曇……」
確かに俺たちはまだ唇同士のキスはしていない。
恋人同士になったとはいえ、お互い恥ずかしくてなかなか行動に出られなかったのだ。
しかし、いつまでもこのままというわけにもいかないか。
今日こそちゃんと覚悟を決めないといけないよな。
俺は意を決して、安曇の両肩に手を置く。
それから、安曇の耳元で優しく呟いた。
「……安曇、目を閉じろ」
「――っ!? う、うん……」
安曇はビクッと身体を震わせ、目を閉じた。
心臓が激しく高鳴っている。
俺は焦らずにゆっくりと顔を近づけていく。
あともう少しで二人の唇が重なる。
……そのときだった。
ガチャリという音が聞こえると同時に、部屋の扉が勢いよく開けられたのだ。
「ハッピーハロウィーン! 今日は仕事が予定よりも早く終わったから、もう帰ってきちゃったよー! 二人ともハロウィンだからって、大人の階段を登ったり――」
季咲さんの動きがピタリと止まった。
おそらく、目の前に広がる光景を見て、思考が停止してしまったのだろう。
その証拠に、目を見開いたまま微動だにしなかった。
やがて、季咲さんの視線がゆっくりと動き出し、俺のほうへと向けられる。
瞳のハイライトは完全に消えていた。
……ああ、これはまずいな。
俺は直感的にそう思った。
「智……輝……くん?」
「ち、違うんだ……。季咲さん!」
「何が違うのかな? どうして、智輝くんは私の可愛い可愛い妹を襲おうとしてるのかな?」
「いやだから、これには深い事情があってだな……」
「季咲ちゃん落ち着いて! まだ何もしてないよ!」
「問答無用! さあ、そこに正座しなさい、二人とも! たっぷりと説教してあげるから!」
このようにして、俺たち三人のハロウィンパーティーは幕を開けたのだった。
「まったく、あんたたちまだ高校一年生でしょ? キスとか早いっつーの!」
季咲さんの説教が終わったあと、俺たちは三人でハロウィンパーティーを始めた。
テーブルには、各自持ち寄ったスイーツが所狭しと並べられている。
そんな中、季咲さんはまださっきのことを根に持っているようだった。
その証拠に、もう缶ビールを三缶も開けている。
「そんなことないよ、季咲ちゃん! 秋葉たちは付き合って結構経つんだよ!? キスくらいしてもいいじゃん!」
「ふーん、まだ反抗するんだ? でもね、男はみんな狼なんだよ? いくら智輝くんが優しくても、油断しちゃダメなんだからね」
「お、俺は変なことなんかしねぇよ」
「どうだか……。じゃあ、訊くけど、あんたたち、あたしが帰ってこなかったら、キス以上のこともするつもりだったでしょ?」
「えっと……それは……」
「少なくとも、秋葉はそのつもりだったとあたしはにらんでるけど……」
季咲さんの言葉を聴いて、安曇は顔を赤くした。
おいおい、俺はそこまでするつもりはなかったぞ……。
「もぉー! ほらみなさい! あ、このパンプキンケーキおいしっ」
季咲さんはパンプキンケーキを口いっぱいに頬張る。
もっと味わって食べてほしいなぁ。
結構高かったんだぞ。
「まあ、今日はハロウィンだしぃ? あたしも鬼じゃないから、これくらいで許してあげる。ただし……」
「ただし?」
「今度キスするときは、まずあたしの許可をとること」
「は?」
「ぷっ……」
安曇は不機嫌そうな苛立った声を上げる。
一方俺は、過保護すぎる季咲さんに対して、自然と笑いがこぼれてしまう。
「ちょっと、なんで笑うのよ!?」
「いや、だって……。季咲さん、お母さんみたいっすよ?」
「そうだよ、季咲ちゃん! ママ面しないでくれるかな!」
「誰がママじゃ!? あたしはただの保護者ですぅ! それに、あたしはまだピチピチの26歳なんだからね!」
賑やかな食事が終わったあと、今度は三人でコスプレをすることになった。
もちろん、コスプレをして街を練り歩いたりはせず、家の中でするだけだ。
「えーと、やっぱりオッチーにはこんなのが似合うんじゃない?」
秋葉はクローゼットの中から何着か服を取り出しては、ベッドの上に並べていく。
俺の目の前には、吸血鬼、狼男、フランケンシュタインのコスチュームがある。
ここは定番の吸血鬼にするか。
「どうしてあたしがこんな格好をしなくちゃいけないのよ!?」
すでに着替えを済ましていた季咲さんは、怒ったように答える。
季咲さんが今着ているのは、いわゆるナース服だった。
しかも、超ミニスカートタイプである。
「さっきはあんなにノリノリだったじゃないすか」
「酔いが覚めて冷静になってきたのよ。うう、いい歳して、ミニスカナースなんて恥ずかしい……」
「俺は可愛いと思いますよ」
「え?」
「……あ」
俺は慌てて、口を手で塞ぐ。
しまった……ハロウィンのおかしなテンションのせいで、つい思ってもないことを言っちまった。
またからかわれる!
そう思いながら、横目で季咲さんをちらっと見た。
「あ、ありがと……」
しかし、季咲さんは意外にも顔を真っ赤にしてうつむいていたのであった。
おいおい、そこはいつもみたいに、俺をからかってくれよ。
こっちまで恥ずかしくなってくるだろ。
「あー! オッチー今浮気したでしょ!?」
露出度が高いセクシーな小悪魔コスに着替えた安曇が、物凄い勢いで迫ってくる。
まずい、なんとかごまかさなければ……!
「し、してねぇよ!」
「本当かなー? 季咲ちゃんのコスプレを見て、ニヤニヤとしたような気がしたんだけどなー。あ、わかった! 季咲ちゃんの脚を見て、ムラムラしてたんでしょ!」
「違うわ! それに、俺は胸派だって何度も言ってるだろ!」
「うわ、女の子の前で堂々とセクハラ発言とかマジ引くわー……」
「え、やだ、オッチーったら、私のこと好きすぎじゃない? だって、この場に巨乳は一人しかいないし……」
「秋葉……、あんたあたしとそんなに喧嘩したいわけ?」
「キャー、季咲ちゃんが怖いよー。助けてオッチー」
「お、おい、そ、その格好で、引っつくなよ!」
その後、いよいよハロウィンパーティーも大詰めを迎え、三人でゲームをしたりして盛り上がった。
やがて、時刻は二十三時を過ぎていることに俺は気づく。
「あー、もう電車には間に合わねぇな。仕方ない、歩いて帰るとするか」
「わらひがクルマで送っていこーかー?」
「どう見てもあんたじゃ無理だろ」
「じゃあ、うちに泊まってけば? 明日は休日だし。それに明日は朝早いんでしょ?」
「いいのか? ……じゃあ、頼むよ。お袋には友達の家に泊まるって連絡しとくか」
「オッチーってまだお母さんに秋葉のこと話してないの?」
「ん? ああ、なんか恥ずかしくてな……」
「ふーん……」
「やっらー! 智輝くんがうちに泊まるぞー!」
すると、突然季咲さんが奇声を上げる。
酔っているせいで、情緒が不安定になっているようだ。
まったく、この人は……。
まあでも、今日は楽しかったし、大目にみてやるとするか。
こうして、俺たちの初めてハロウィンは終わりを迎えたのだった。
「オッチー起きて。もう朝だよ」
「……今何時だ?」
「午前四時だよ」
「ん、そうか。起こしてもらってわりぃな」
「気にしないで。彼氏を起こすのも、彼女の役目だから」
眠気眼をこすりながら、ゆっくりと起き上がる。
昨日、俺は安曇家に泊まった。
もちろん、使わせてもらったのは安曇や季咲さんとは別の部屋だ。
たぶん、ここは亡くなったご両親の部屋だろう。
本当に俺なんかが、こんな大切な場所を使ってもよかったのだろうか。
安易に泊まると言ったことを俺は少し後悔した。
「というかお前、なんでコスプレなんかしてるんだ? しかも、シスターの」
「えへへ、清楚な感じでかわいいでしょ? これからやる作業に向いてるかなって思ったの」
「まあ、確かにそうだな。それじゃあ、今年は俺もコスプレして行くとしますか」
「じゃあ、先にリビングで待ってるね」
「ああ、またあとでな」
俺は狼男のコスプレをしたあと、部屋を出る。
そのとき、ちょうど部屋から出てきた季咲さんと鉢合わせした。
「おはよう、智輝くん。あれ? なんでコスプレなんかしてんの?」
「おはようございます。これから、安曇と駅前通りに行くんすよ。そうだ、季咲さんも一緒にどうっすか?」
「え? 駅前で何するの? なんか怪しいなー」
「行けばわかるっすよ」
「しょうがないなー。ちょっとめんどくさいけど、二人の保護者としてついていくよ」
「ありがとうございます」
「じゃあ、ちょっと待ってて。あたしもコスプレしていくからね」
「了解っす。あと暖かい格好をしたほうが――」
俺が話し終わる前に、季咲さんは自室に戻っていく。
話は最後まで聞いてほしかったな。
俺はそんなことを考えながら、季咲さんが着替え終わるまで、リビングで待つことにした。
「さ、寒い!」
「だから言ったじゃないすか。暖かい格好をしたほうがいいって。ほら、俺の上着を貸してあげるっすよ」
「あ、ありがとう、智輝くん。はぁー、あったかい。生き返るー」
「むぅ……」
現在俺たちは、
俺たちはこれから、駅前通りのゴミ拾いのボランティアに参加するのだ。
毎年ハロウィンのときは、大勢の人たちが、南雲駅前通りに集まり大はしゃぎをする。
そのせいで、翌日の駅前通りにはたくさんのゴミが捨てられているのだ。
実はこのボランティア、俺はもうかれこれ5年も参加している。
動機は非常に単純で、俺は掃除が好きなのだ。
小学生の頃、友達がいなかった俺は、暇つぶしに毎日家の中の掃除をしていたのである。
あるときから、それは習慣となった。
そんなとき、たまたまテレビで、毎年行われている清掃活動を知り、試しに参加してみることにしたのである。
最初はただの暇つぶしだった。
だが、今ではすっかりハマってしまい、駅前通り以外の清掃ボランティアにも積極的に参加しているのが現状だ。
安曇にこのことを伝えたとき、俺は怖かった。
もしかしたら、俺の生きがいを否定されるかもしれない。
……などと、勝手に恐れていたのだ。
だけど、意外にも安曇はあっさりと受け入れてくれたのである。
『ふーん。オッチーって意外と真面目なんだね。よし! 今年は秋葉も参加するよ!』
そのうえ、安曇は快く参加までしてくれたのだ。
俺はそんな安曇のことをまた少し好きになった。
まあ、本人の前で言うと調子に乗るので、絶対言わないがな。
「ね、ねぇ、オッチー。季咲ちゃんに上着貸したから、寒いでしょ? 秋葉のマフラー貸してあげよっか?」
「え? 別にいらねぇぞ」
「そ、そう……」
俺たちはほかの参加者と駅前通りと駅周辺のゴミ拾いを始めた。
それから、一時間ほど経った頃、落ちているゴミをすべて拾い終える。
今年の駅前通りのゴミ拾いは無事に幕を閉じた。
「二人ともお疲れ。わりぃな、朝早くから付き合わせて」
「全然大丈夫だよー! むしろ、オッチーと一緒にいられて楽しかったよ!」
「うわー、相変わらずお熱いことで」
「ていうか、季咲ちゃん! いつまでオッチーの服を着てるつもりなの!?」
「え? ……あはは、ごめんごめん。寒すぎて脱ぐの忘れちゃってたよー。今返すね」
「家に着いたらでいいっすよ。俺、別に寒くないんで」
「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」
「ふーん。何かオッチーって、季咲ちゃんにちょっと甘いんじゃない?」
「そうか?」
「そうだよ!」
「まあまあ、痴話喧嘩はあとにしなさいよ」
そんなやり取りをしながら、俺たちは帰路についたのだった。
ちなみに季咲さんは、普通に風邪を引いたらしい。
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