第二部

主要登場人物紹介【永禄三年(1560年)八月末】第一部終了/第二部開始時点

「転生婿入りモブ豪族の戦国渡世」の第一部終了時、第二部開始時の情報になります。そこまで読み進められていない状態ですと、ネタバレが含まれますのでご注意ください。


年齢は誕生日の次の一月一日に一歳になったと数える、感覚的には満年齢に近い年齢としています。史実とズレがある場合、意図的にずらしている場合と、間違いの可能性がどちらもありそうです。参考として捉えていただければ。


【新田家】


・新田護邦(にった・もりくに) 15 戦国時代に現れた現代の歴史ゲーム好きの少年。堂山蜜柑と出会って、国人衆である堂山家を婿として相続する形で戦国の世に関わりを持つ。


・新田蜜柑(にった・みかん) 15 堂山蜜柑→新田蜜柑。父が戦死し、母と弟が自決して討ち死にを決意したところで護邦と出会い、共に生きていく決意をする。剣術使い。


・新田澪(にった・みお) 15 狩人として生きていたが、護邦を助け、見坂村の惨劇に触れたことから、護邦と共に戦う道を選択する。弓の達人。


・上坂英五郎(うえさか・えいごろう) 45 上坂村の農民。護邦、澪と上坂村の防衛に成功し、行きがかり上護邦に仕えることになる。統率高め。


・見坂武郎(みさか・たけろう) 12 堂山家で下働きをしていた少年。智蔵の兄。指揮役見習い。


・見坂智蔵(みさか・ともぞう) 11 武郎の弟。一緒に堂山家で下働きをしていた。軍師見習い。


・芦原道真(あしはら・みちざね) 21 男装して護邦に仕える女性武将。宰相的存在。本名は芦原美智(あしはら・みち)


・箕輪繁朝(みのわ・しげとも) 14 長野業正の庶子。元の名は長野繁朝(ながの・しげとも)。和田氏、厩橋長野氏に担がれて復讐戦に挑むも、戦さを放棄して新田家中に。写本、執筆を好み内政方面へ進む。


・栞(しおり)18 澪に従う弓の達人の一人。漁師猟師の娘。鉱山系のスキルを持ち、山歩きがてらの調査に従事。


・凛(りん) 17 澪に従う弓の達人の一人。香取神社の娘。




<上泉一門>


・上泉秀綱(かみいずみ・ひでつな) 46 剣聖と称される剣豪。新陰流の祖。指揮役でありながら、知名度を活かして外交も担当。※史実では上泉信綱として知られるも、武田信玄からの偏諱は受けていない状態。


・疋田文五郎(ひきた・ぶんごろう) 24 疋田景兼(ひきた・かげとも)。上泉一門の剣士。指揮役としての能力も高いが、鉱山に興味も。


・神後宗治(じんご・むねはる) 25 上泉一門の剣士。指揮役としての能力も高い、水軍スキル持ち。


・上泉秀胤(かみいずみ・ひでたね) 29 上泉秀綱の息子。剣の上ではさほどでもなく、軍略、政治の方をより得意とする。


<出浦忍群>


・三日月(みかづき) 19 出浦忍群の一派を束ねる女忍者。


・静月(しずつき) 14 厩橋城で連絡員的な役割を務める女忍者。三日月の妹。


・霧隠才助(きりがくれ・さいすけ) 24 表の忍者を束ねつつ忍者の育成・指導を担当する。


<岩松一族>


・岩松守純(いわまつ・もりずみ) 28 横瀬成繁に放逐された豪族としての岩松家最後の当主。連歌を嗜む。


・岩松清純(いわまつ・きよずみ) 12 岩松守純の息子。医術方面に興味を抱いている。


・岩松親純(いわまつ・ちかずみ) 14 岩松一族の少年。猫の絵を上手に描く。



<常備兵志願者・集合教育・孤児からの登用組>


・小舞木海彦(こまいぎ・うみひこ) 16 水軍スキルを保持していて、新田水軍の立ち上げに参加した孤児出身の登用組の一人。登用後に姓を与えられる。


・中島飛蔵(なかじま・とびぞう) 24 船大工スキルを持ち、造船方面を束ねることになった登用組の青年。登用後に姓を与えられる。


・拓郎(たくろう) 13 製菓スキル持ちの少年。菓子職人として活動。


・小三太(こさんた) 13 冶金スキル持ちの少年。冶金業務に従事。


・羽衣路(はいじ) 14 医術、医術指導スキル持ちの孤児出身の少女。医術知識の蓄積に努める。


・辰三(たつぞう) 26 薬品調合スキルを持つ若い農夫。薬づくりと薬草園の管理に従事する。


・耕三(こうぞう) 34 澪が束ねる料理班でも一番の腕の持ち主。やや寡黙。堺の新田風料理処出店のために上方に派遣される。


・小桃(こもも) 23 明るさが取り柄の侍女。給仕役として耕三の上方行きに同行する。




<その他登用組>


・笹葉(ささは) 38 女性野鍛冶。さまざまな物品の開発を担当する。


・小金井桜花(こがねい・おうか) 18 岩松氏を下剋上した横瀬→由良氏の従属土豪、小金井一族出身の女性。男装して使節団についてきた縁で交流を持ち、金山落城時に新田に仕える。鉄砲に強い興味を示す。


・加藤段蔵(かとう・だんぞう) 46 飛び加藤。忍術の指導役も兼ねて、一時的に新田に合流した忍者。


・於猿(おさる) 11 唐沢於猿(からさわ・おさる)。三国峠で通りかかり忍者や商人に悪戯を仕掛けていた山童。忍者として新田家中に加わる。




【新田家の友好勢力】


<里屋>


・川里屋岬(かわさとや・みさき) 15 川里屋を率いるボクっ娘商人。


<休泊機関>


・大谷休泊(おおや・きゅうはく) 四十代 館林で農村支援に従事していた人物。新田領内で農村支援を継続するも、別組織として活動する。




【外部勢力】


・足利義氏(あしかが・よしうじ) 17 北条氏康の娘婿で、前古河公方の次男ながら古河公方に擁立される。


・足利藤氏(あしかが・ふじうじ) 22 前古河公方の嫡長子だったが、弟が古河公方の座について、里見氏を頼っている。


・足利義輝(あしかが・よしてる) 24 室町幕府の十三代将軍。敵対していた三好長慶と手打ちをし、三好氏を取り込む形で京に復帰している。


・長尾景虎(ながお・かげとら) 30 現代では上杉謙信として知られる戦国武将。越後の守護代の家柄だったのが、景虎の代に事実上の国主となる。兵を率いて上洛し、関東と信濃に関わることになる。


・上杉憲政(うえすぎ・のりまさ) 37  関東管領を世襲してきた山内上杉家の当主。旧領国の上野を追われて事実上の滅亡状態となり、越後の長尾氏に身を寄せていた。


・近衛前嗣(このえ・さきつぐ) 24 現職の関白。上洛していた長尾景虎と意気投合した青年公卿。


・長野業正(ながの・なりまさ) 護邦が継いだばかりの旧堂山家に降伏勧告をしてきて、断られると攻め込んできた箕輪城主。箕輪衆と称される近隣豪族の血族支配体制を確立していた。「怒号おじさん」。1559年死亡。享年60。


・鬼幡高成(おにはた・たかしげ) 堂山氏の国峯城に攻め込み、見坂村を撫で斬りにした国人衆の当主。1559年死亡。享年40。


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