お年玉

もらってうれしいお年玉

いつのまにやら

あげてうれしいお年玉


大人になって、親になって

あげる喜び、うれしい顔こそお年玉


うれしさも過ぎれば冬の風

財布を飛ばすけれど


▼▼▼


「お年玉」


諸説ありますが


「御歳魂」


これが語源とか


すなわち


歳神としがみさまのたましい」


毎年お迎えする歳神様に捧げる供物

お餅やお塩、お酒など

そのお下がりから、歳神様のパワーをおすそ分けいただく、というのが始まりだそうです


神から人へ


それが大人から子供へ、お供えものからお金になったのは意外にも最近、高度成長期からだとか


ちなみに、お正月のお屠蘇とそ


回し飲みするのが一般的でしょうが、年若いものから年長へと回していく作法もあるそうです


若いエネルギーを年長者へ


これは逆ですね


お年玉は「健やかなれ」の願いを込めて

お屠蘇は「いつまでも長生きで」と思い込めて

新年に笑顔、優しい心をこそおくって

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る