第2話 住みたい家リスト作成
家を買うと決めたのはいいものの、いったいどこで探したらいいんだろう。有名な不動産屋は何社かあるけれど、そこでいいのかしら。待て!大きな不動産なら銀行取引もきちんと教えてくれるに違いない。いや、まて!大きなところだと適当に探されるかもしれない…。よく考えるのよ私。これは一世一代の買い物になるかもしれない。一人で買い物をする一世一代の買い物だとしたら?
服はファストファッションで同じとこで買い物するのはいいけれど、これは家よ?そうよ、いろんなところに行って、いろんな人に会って、いろんな物件を見て、どうするかを決めるべきだわ。
まずは住みたい地区を探そう。ん?何を初歩的な事をやってるのかしら!賃貸なら15万以上出さないと行けないようなところも、持ち家のローンになると3万~4万は変わるのよ!まぁ、管理費、修繕費は着くけれど。でも無駄に家賃を払うよりいいに決まってるじゃない。ということは、いままで賃貸で住めなかったけど住みたかったエリアも入れるべきね。
あとは、駅から徒歩7分以内に住みたい。こうなったら今まで我慢していた、本当は家にこんなのがあったら良かったのにリストを作るべきじゃない?
「1.都心に近く交通の便がいいところ
2.浴室乾燥機 マスト
3.ペット可
4.ゴミ出し24時間
5.ウォークインクローゼットか収納多め
6.第1種低層区域」
こんなもんか、、、。実はこの第1種低層区域は持ち家だとだいぶ違うのよ。3階以上の建物が周りに建たないから景観に大きな変化は起きない。
ゴミ出し、、、いままでどれだけコソコソやっていたか。神様に見られてたら怒られそうだけど、もうそんな心配もいらない。自分で言うのもなんだけどそんなにこのリスト無理し過ぎてなくない?
よし、明日から不動産屋に行くぞ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます