【ネタバレあり】キャラクター紹介【2章まで】

これを読めば、あなたもクズレス博士です。




【1章】


ウルトス・ランドール


 本作の主人公。この世界がイカレ難易度の18禁ゲーム『ラスト・アルカナム』の世界であることに気が付き、自らを襲う死亡フラグを断ち切って、モブになることを決意した。

 とは言ってもシナリオから完全に離れるのは不安なので、表ではヒロインに対しクズ悪役らしく暴言を吐いたり、裏では仮面を被って主人公に接触したり、と色々綱渡り中。


 なるべく初対面の相手には、いい印象を与えようと落ち着いた丁寧な口調で話そうと努力をしている――が、命を奪い合う戦場や緊迫した場面でも「爽やかで丁寧な口調」で喋るため、だいたい相手からは、「命の危険を感じるはずの場で、笑みを絶やさない、とてつもなく不気味な強者」に見えてしまっている。


 転生者がゆえに、元々、現世には存在しなかった"魔力"に対する扱いが抜群に上手く、常人よりも圧倒的にロスの少ない身体強化が可能。

 ロスが少なすぎて、一見、他人からはわからないほどなので、本人は「実にモブっぽい身体強化だ」と自画自賛している――が、戦闘状態に移行するまでのスムーズさ、一見して身体強化をしているとわからない隠密性、長期間身体強化しっぱしの状態のままでいられる持続性など、どこをどうとっても『凶悪』の一言。


 身に宿す属性は、『空間』。



ウルトスパパ、ウルママ

 魔物の発生や領地の経営など、色々とやることが多くウルトスに構ってやれなかった。そのせいで原作ではウルトスは歪んでしまう。貴族にしては優しく常識的だが、弱点はまとも過ぎること。



リエラ

 金髪色白全肯定美少女メイド。いい胸をしている。

 基本的に、これまでずっと輝いていたウルトス様を見続けてきたため、忠誠心は高い。最近ウルトス様が再びやる気を出してくれたようで、嬉しく思っている。

 が、基本的には「ウルトス様を知ってほしい!」という一心で動いており、ウルトス様の凄さが世間にバレてほしいな、と願っているため、結果として主人のモブ生活への敵。ちなみに『あ~ん』で甘やかすのが得意。



カルラ先生

 別名、『氷の魔術師』。美人だがどこか人を寄せ付けないような冷たい雰囲気を持つ。

 原作では他のヒロインと比べても、好感度を上げるのが難しく、彼女の笑顔は散々ツンツンさせられ、罵倒された挙句の果てに、やっとの思いで見ることができるものだった……のだが、本作では主人公の棒演技を勘違いしまくった結果、年下の弟子相手に迫るダメな年上の女性と化してしまった。

 ちなみに、戦闘もかなりのもの。



エンリケ

 かつて、圧倒的強さでその名を轟かせた『鬼人』。何者にも縛られぬ圧倒的強者――だが、主人公からは「口だけは一丁前なEかDランクくらいの厨二病冒険者」だと思われている。

 が、雑な扱われ方をしても、「カッカッカ……この俺にそんな態度をとるとはな。坊ちゃん。嫌いじゃあねえぜ」とポジティブ思考。

 なんやかんやで主人公と割と気は合う。





【2章】


ジークレイン

 原作主人公。父のような英雄を夢見る少女。

 実践で使えるレベルの魔力量ではないが、素人の聞きかじりの知識でありえない修行をこなし、その結果、世界の命運を握る戦いに紛れ込まれていく――はずだったが、本作では、仮面を被った人物になすすべもなく敗れた結果、自信を喪失してしまい、家に引きこもってしまった。



グレゴリオ

 爽やかな市長。直接的な戦闘力には秀でていないものの、政治・策略など、それ以外才能は化け物レベル。しかし、それがゆえ、生まれてからずっと退屈を味わっていた。原作での暴れっぷりも、すべては『暇つぶし』のため。

 だが初めて、『己を予想をはるかに越える人物』に会った結果、その男について行くことを決意した。たぶん、2章終了段階で今のところ、一番イキイキとした顔をしている男。

 ちなみに悪役だが、爽やかなイケメンなのでゲームの人気ランキングでも常に上位だった。世は無常である。


イーリス

 赤髪の美少女。曲がったことが許せない正義感あふれるタイプのヒロイン。

 ウルトスに侮辱的なことを言われ、怒り心頭だったが、とある『仮面を被った人物』との邂逅により、「もっと高みを目指さなきゃ……!」と、決意を新たにした。

 実はとんでもない血筋。



ギース

 それなりに強い裏社会の強者――だったが、己の限界を知り、農家になった。ある意味、戦闘狂たちとは一番離れて平和に過ごしている。



盗賊A

 主人公に1からゼロまでネタバレされ、泣きながら逃げた。



バルド

 『絶影』。表の世界であれば、『Sランク』に相当するだろうと言われている裏社会の猛者。

 己を剣にさしたる意味を見出せず、報酬で雇われていたが、人知れず正義を実行しようとする『ある人物』の瞳に見せられた結果、自分がおとりとなることを決意。原作でボコボコにされた騎士団を逆に圧倒するという大金星を挙げる。

 戦闘中の口数が多い。そして剣ペロも多い。



マシュー

 エンリケに救ってもらったハーフェン村の村長の息子。それ以降は、仮面祭で主人公をもてなす役に回ることに。

 が、あまりにもエンリケやジェネシスを持ち上げすぎるため、主人公からは(こいつ、一体どういう種類の嫌がらせなんだ……?)と若干引かれている。


黒騎士A,B,C

 漆黒の鎧をまとったグレゴリオの側近。裏社会で、『三羽鳥トリニティ』として恐れられている強者たち。三人がそれぞれ連携をしており、主人公に対し油断も慢心もしていなかったが、紅茶のフローラルな香りとともにボコボコにされた。



【設定】


魔力量

 いわゆるMP。魔力の量は生まれつき決まっているので、魔力を後天的に増やすのは、ほぼほぼ不可能。


魔法

 体内にある自身の魔力を使って、様々な現象を起こす術。学院に通ったりすることで習うことができる。主に、《位階魔法》と《域外魔法》に分かれる。


位階魔法

 メジャー属性の魔法たち。人類が探究してきた結果、かなり体系化されており、習得や魔法の判別も容易。


域外魔法

 特別な魔法。研究が進んでいないため、習得方法も魔法の種類も定かではない。メジャーな位階魔法の使い手からは「外れ」扱いされることもあるが、鍛えてものになれば、圧倒的な強さへとつながるポテンシャルを秘めている。


21のアルカナ

 『グレゴリオ、どう位置づけようかな……四天王は多すぎるし、七つの大罪はよくあるしな……』という作者の浅い思いつきにより、52話当たりから急遽導入。『自分、天才では??』と思っていたが、2週間ほどたって思い返すと、21って多すぎる気がしなくもない。






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作者

→本当は『君の膵臓を食べたい』みたいな切ない恋物語を書きたかった――が、最近、好きなものと書けるものって違うんだな、という事実にやっと気が付き始めた。が、まだ切ないラブストーリーを決して諦めてはいない。





お疲れ様です。

とりあえずまだ何も決まっていませんが、第3章は3月頃投稿したい、と思っています!!

そのために、今は仕事を死ぬ気でやっています。2月中に3月分の仕事も終わってたら、多分3月の執筆が楽になると思うからです。



というわけで、ぜひぜひ!!!

一緒に!!!!!!遊びましょう!!!!!!

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