第6話 患者プレイ
答えようと思ったけど、無理だ。
意識を失いそうだ。
ああ……アミナ。
君だけでも幸せになってくれ。
僕は最後に心のなかで祈った。
それからのことはよく覚えていない。
気がついたときには病院にいた。
僕の顔には包帯が巻かれていた。
体中が痛い。
医者に聞いたところ、骨が何本かいっていたらしい。
幸いなことに大きな怪我はなかったが、完治まで一ヶ月以上かかると言われた。
入院することになった。
その間、アミナのことをずっと考えていた。
彼女のことを考えるだけで胸が苦しくなる。
これが恋なのか? そんなことを考えていると、看護師のお姉さんに呼ばれた。
お見舞いに来た人がいるという。
誰だろう? まさかアミナ!?
「キルシトさん……」
アミナ……
金髪碧眼。
長い耳。
肌白い。
白いドレス。
好きだ……。
だけど、僕は……
「店が潰れました」
「え?」
「王都で商売してはならないと」
そっか、公序良俗に反する風俗店を王都で営んではいけなかったんだ。
そして、あの獣人達は逮捕されて、奴隷として売り払われたという。
もう商売は出来ない。
これでアミナとの繋がりもなくなったわけだ。
僕の人生終わったなぁ……。
はあ……。
でも、アミナが無事で良かった。
それが一番嬉しい。
もう、会うことはないと思う。
残念だ。
「キリシトさん!」
突然のアミナの声。
そして、柔らかい感触が唇に。
キス……
された? なんで!? アミナは涙目になっていた。
そしてこう言った。
キリシトさんが好き!
と。
僕は嬉しくて泣きそうになった。
「私のテクニックで元気になって下さい」
そう言うと、白いドレスを脱ぐ。
下着姿になった。
綺麗だ……。
僕は興奮して、下半身が熱くなった。
アミナは微笑む。
そして、僕のアレを口に含んだ。
気持ち良い……。
アミナの舌使いが最高すぎる。
すぐにイキそうになる。
しかし、アミナはそれを許さない。
口を離す。
そして、自分の指で秘所を刺激し始めた。
くちゅくちゅと音が聞こえる。
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