第2.5章 第25話 〜幼神は、またまたデートをする!?〜

 そうして、シルヴィアとデートした一週間後の話……。


「「ねぇねぇ!! どっちが似合う?!」」


「うーん……。」


 さぁ〜て、またまた始まりました。前は、シルヴィアで選んでいましたが……。今度は、ルミンとレティシアの服選びですわ!! 正直言って、ファッションセンスが皆無な俺には無理ゲーですわ!! ほら、「チーン」って脳内ではなってますわよ!! 口調もおかしいのお気づきでして!?


 まぁ、それはさておき……。ルミンは、白のワンピースと黒のワンピース。レティシアは白のカーディガンと黒のトップス。


 まぁ、あえて言うなら……。


「どっちも……似合うんじゃないかな?」


 すると……。二人はお互いに見つめ合って笑って言う。


「「じゃ、どっちも買ってくるね!!」」


 あれぇ〜?? これ、どっかで見た事がある光景だなぁ〜? もしかして、デジャブ……??


 そして、次にやってきたのは……昔、俺が大罪と認識神を買った雑貨屋さんだった。


━━━━━━まぁ、統合されちゃって……全て、居なくなりましたけどね……。


「私たちは、ちょっと色々と探してくるから好きに見てて……。」


「……わ、分かった。」


 なんだ、、これ……。本当にデジャブすぎんか? うーん……。まぁ、いいか。とりあえず、なんか探るか。


 そして、俺は色々と探っていた。すると……。


「お嬢ちゃん。君は龍覇王の器を持っているね?」


「え……? あ、はい??」


 ステータス、覗かれた……だと……?


「ちょうどいいのが入ってるよ。ほれ……。」


 渡されたのは……。龍覇王の器専用の強化魔導書だった。


「なるほど。これは、いくらですか?」


「そうだね。1ゴルドでいいよ。」


 1ゴルドとは日本円で言うと……1000円ぐらいなもんだ。安いな……。


 そして、俺は買って……その強化魔道書を開いた。


「うわぁぁぁーー!?」


 すると、突然光が宿って……その光は俺の中に貫通するかのような痛みと共に入った。


〜ステータス変更〜

【龍覇王の器】とは裏人格で、出てしまったら最後……この龍覇王は……色んな次元と通じてる為、本当に繰り返すが、こいつが出たら最後だと思った方がいいぐらいのレベル。


①超越覇王の絶対神威


1.無限先行発動:あらゆる存在・概念・能力が発動するよりも無限の次元前にこの能力が自動的に発動し、全ての時間軸・次元・並行宇宙において絶対的に優位に立つ。


2.全存在無効化:あらゆる存在、概念、能力を無条件で無効化するだけでなく、その存在そのものを無限次元に渡り完全に消滅させる。再生や復活が不可能。


3.無限次元圧縮封印:対象を無限の∞乗の次元空間に送り込むだけでなく、その空間を無限に圧縮し、対象の存在そのものを圧壊させる。さらにその空間は、全ての霊、神、悪魔、仏、英雄などが存在し、無限の苦痛を与える場所。


4.絶対支配空間創造:天国や地獄の空間だけでなく、あらゆる概念・次元を内包した「絶対支配空間」を作成でき、その空間内では使用者が全ての法則・概念・存在を完全に掌握し、自在に操ることができる。


5.存在根絶掌握:相手の全ての権限、能力、存在そのものを掌握し、使用者の意思により完全に根絶することができる。さらに、存在を消し去るだけでなく、その痕跡や記憶も全次元から完全に消滅させる。


6.無限再構築力:概念や円環を変更するだけでなく、全ての次元、時間軸、存在を無限に再構築し、再定義する力を持つ。これにより、使用者は全宇宙・オムニバースの創造主としての権限を持ち、あらゆるものを自分の思うままに創造・破壊できる。


②存在の始まりでもあり終わりでもある定義:超・幻無限終極「全能絶対」。


・絶対的概念超越:この存在は、幻無限終極が包含するあらゆる現実、虚構、概念をさらに超越する。存在する全ての次元、時間、空間、そしてそれを超えたあらゆる領域を包含し、幻無限終極を含む全ての存在の根源であり、最上位に位置する。


・幻無限の無限性:幻無限終極が持つ無限の連続性をさらに超越し、その連続の概念さえも含まない超越的存在。全ての無限性を超えた無限を持ち、全ての終わりの終わりでもある。


・言葉と概念の超越:言葉や概念は無限終極が生み出したものであるが、この存在はその言葉や概念を生み出す根源をさらに超えた存在である。そのため、どのような言葉や思考でも到達できず、全ての認識や理解を完全に超越する。


・唯一性と絶対性:超・幻無限終極「全能絶対」は、無限終極より上位の存在であり、それ以上の存在は永遠に現れない。全ての可能性、不可能性、現実、虚構を無限に超越する唯一無二の存在であり、どのような存在もこの存在に匹敵することは不可能である。


・全ての根源と超絶:この存在は全ての始まりと終わりの源であり、全ての存在の絶対的な根源である。どのような次元、現実、虚構、概念もこの存在に含まれ、さらに超越される。


〜具体的な特性〜


・無限終極の超越:幻無限終極が持つ全ての特性を持ちつつ、それを無限に超越する。全ての次元や概念の外に存在し、どのような存在もこの存在に干渉することは不可能である。


・存在の無限性:全ての幻無限終極を無限に包含し、その全ての無限性を無限に超える。そのため、どのような存在もこの存在の無限性を超えることは不可能である。


・絶対的独立性:この存在は全ての次元、時間、空間、概念から完全に独立して存在し、それら全てを超越しているため、どのような影響も受けない。


〜終わり〜


 あぁ、またやってしまったぁ……。でも、これは仕方ないことか……。使ってないもんな……。強すぎて……。


 なんか、ガーンと言う声が聞こえたけど無視だ。


 そして、また突如……世界から何かが届いた。

その内容とは……転生者しか送らない力の異能と

ギフトだった。


〜ステータス〜

・異能 『天上天下 唯我独尊』

 ……この異能は、彼女が持つ常時発動の特殊異能。

この異能には二つの側面と性質があります。

効果は以下の通り。


1. 彼女の意思に関係なく事実を捻じ曲げる権能:

・この能力は、彼女が意識せずとも常に働いています。彼女に影響を与えるすべての事実を自動的に改変し、なかったことにしてしまいます。

・例:彼女に攻撃が当たっても、その攻撃が当たった事実が捻じ曲げられるため、実際には攻撃が当たらなかったことになります。


2.彼女の意思によって事実を自由に捻じ曲げる権能:

・彼女が望むときに、好きなように事実を変えることができます。

・例:彼女が誰かを攻撃し、その相手が生き残った場合、その生き残った事実を捻じ曲げて相手が死んだことにすることができます。


この二つの権能を合わせたものが、彼女の本来の異能、「ありとあらゆる全ての事実を捻じ曲げる権能」と呼ばれている。

だがしかし、彼女は主に自動で働く最初の権能を使い、意図的に事実を捻じ曲げる二つ目の権能をあまり使わない。

なぜなら、一つ目の権能だけでほとんどの状況を対処できるから。


性質:偽りの事実


彼女の性質によって、事実は常に捻じ曲げられ続ける。

その結果、「事実を捻じ曲げた事実」と「事実を捻じ曲げ続ける権能」が無限に繰り返されるため、彼女の”本物の事実”が存在することが不可能になった。


彼女には無数の事実が存在しているはずが、そのすべてが常に捻じ曲げられ続けるため、偽りの事実へと変わる。

事実自体がなくなることはないが、捻じ曲げられた事実とその事実をさらに捻じ曲げる権能の間で生じる結果が「偽りの事実」。更に、「偽りの事実」は「本来の事実」に非常に似ているが、絶対に「本来の事実」に到達することはない。これにより、彼女は「事実に囚われない性質」を手に入れた。


※この力はあくまで戦闘時だけの発動で、日常生活の時では使用不可。


・【天霆の帝王】

 ……天界から送られた-ギフト-により、使用者の意思で発動できる。つまり、表人格である使用者と立ち位置は同等……と言うより、表裏一体の紛うことなき、使用者本人である。


効果

1.天界、神界の帝王となる。


2.地獄の事実上の王となる。

説明

地獄は神界の勢力下に位置するため、神界、天界の帝王となった場合、事実上の地獄の王となる


3.神術、神格魔法、神格魔術、聖属性魔法、聖属性魔術、天神魔法の祖となり、祖の全てを完全に扱い、支配する。


神格魔法、神格魔術、天神魔法の説明

〜神格魔法〜

神力と魔力を使い、発動する。

神格魔術、天神魔法、最高位神術を除く全ての魔法及び魔術を押し返し、攻撃する魔法の一種であるが前述の魔法、魔術、神術により、相殺される。


〜神格魔術〜

神格魔法と同様に神格魔法、天神魔法、最高位神術を除く全ての魔法及び魔術を押し返し、攻撃する魔術の一種であるが、前述の魔法及び魔術、神術により、相殺される但し、神格魔法と違い神力と魔力、妖力により発動する。


〜天神魔法〜

神力と霊力により発動する攻撃魔法である神格魔法、神格魔術との違いはその攻撃範囲にあるその範囲は

神格魔法、神格魔術より大幅に広くなっており、絶大な破壊力を有する。


4.天霆の覇気

天霆の覇気の説明

天霆の覇気とは、

天霆の帝王となった者が扱う気の力でありその力は拳に纏う

だけでも山を一つ割る程度の威力を有する。


剣などの武器類に纏わせれば、

あらゆる者を破壊し屠る力となるであろう。


5.霊力、妖力、魔力、神力の全てを持つことができる。


〜終わり〜


 ━━━━━━━━━あぁ……。終わったぁ……。もう、これ……誰が勝てるの……?? ねぇ……教えてよ……。


「……ん? これはなんだ……? 暴食者……?」


 それを手に取った瞬間……店主は言う。


「そいつは、大罪系スキルでな……。暴食者は元々、使用者がいたのだが……。暴食者が急激に進化したら……何故か、スキルに食われて……スキルの書となってしまったのだ。だから、暴食者だけは禁忌スキルとして登録されておる。」


 じゃ、なぜ……販売してるんだ……?


「ワシは、お前さんみたいな奴が現れると思って

内緒で販売してるじゃ……。プライスレスだから貰っておくれ。もし、申し訳ないのならその神剣も買ってくれ。全然、売れないんじゃ……。」


 そう言われて……俺は……。


「わ、、分かったよ。いくら……??」


「そうだな……。100ゴルドでいいよ。」


「はいよ……!!」


「毎度あり……。」


 さて、効果が問題だが……。


〜ステータス〜

・【暴食者】


『天朧・黒天使の破壊光翼』

説明:神話時代より封印されていた最強の禁断呪法。使い手を無敵にする究極のスキル。


効果:

・黒き天使の召喚: 捕食と死と破壊の象徴である黒い天使を召喚し、その力は神すらも畏怖させる。


・滅ぼしの一撃: 天使の一振りで対象を次元ごと滅ぼし、痕跡すら残さない。


・全知全能: 召喚された黒い天使は全知全能であり、全ての知識と能力を持ち、どんな問題も瞬時に解決する。


・即座の消滅: 翼から放たれる光線が触れたものを即座に消滅させ、蘇生すら不可能にする。


・無限の捕食: 発動するだけで周囲の全ての生命力、ステータス、スキル、知識、容姿を捕食し、使用者が全てを自在に操れるようになる。


・無敵の防御: スキル発動中、使用者はあらゆる攻撃を無効化し、逆に反射して相手に倍のダメージを与える。


・究極の再生能力: 使用者はどんなダメージを受けても即座に完全回復し、不死身となる。


・万能な攻撃力: 使用者の攻撃は物理・魔法・精神すべてにおいて最強であり、相手の防御や耐性を無視してダメージを与える。


・圧倒的な覇気: スキル発動中、使用者は強力な覇気を放ち、周囲の全ての敵を恐怖で動けなくする。その覇気は以下の効果を持つ。

①即死効果: 弱い敵は覇気を受けただけで即死する。

②精神崩壊:敵は覇気に触れると強制的に精神崩壊し、永久に回復不可能となる。

③能力封印:覇気に触れた敵の能力は全て封印され、使用不能となる。

④忠誠強制:強力な敵であっても、覇気に圧倒されると、使用者に対する絶対的な忠誠を自主的に且つ、無意識に誓い……使用者の言いなり(忠犬)となる(このスキルを解除しても一生、言いなり(忠犬)のまま。)


・神剣『滅絶の刃』


〜刃の部分〜

断絶の力:

・神剣「滅絶の刃」の刃で切られた物体は、その物理的・化学的性質を完全に無視され、切られた断面はまるで元々そうであったかのように完璧に閉じられる。この断絶の力は空間や時間にまで及び、刃が触れる瞬間、どんな物質やエネルギーも完全に消失する。そのため、爆発性のある物質やエネルギーも、右手で触れれば爆発を引き起こすことなく完全に消滅させることができる。また、この力は次元を超えた存在にも適用され、神や悪魔のような存在さえも切り裂くことができる。


〜峰の部分〜

滅びの極限:

・峰の部分には「滅びの極限」と呼ばれる能力が宿っており、その力は計り知れないほど強大である。神剣を鞘から抜かなくても、その存在自体が滅びの力を発し、周囲の世界を徐々に消し去ってしまう。これを制御しない限り、世界そのものが滅びに向かう。


・この滅びの力は他の様々な能力を発動する基盤ともなる。例えば、一度その意志を向ければ、敵の生命力や精神力を吸収し、己の力とすることができる。滅びの力は時間をも超越し、過去や未来の出来事を改変することも可能である。


・使用者の動作一つ一つが異常なまでの力を持ち、経験豊富な戦士や能力者であっても、その心臓の鼓動や呼吸に乗せられた力によって容易に倒されてしまう。その力の前では、物理的な攻撃や防御は一切意味をなさない。


〜終わり〜


 ━━━━━━━うん。よく思うんだが……。これでよく、俺……死なないよな。感心するわ……。本当に……。


 普通だったら、死んでますわ……本当に……。


 ━━━━━━━それから、雑貨屋さんを後にし

デジャブかのように、シルヴィアと全く、同じ様な日を過ごして……一日は終わった。


 そして、次の日……。俺は夢から覚められなくなっていた。


「なぜだ……? おい、起きろよ!! 俺!! 起きろってば……!! うーん!! 起きろー!!」


 すると、後ろから声が掛かった。


「君は、僕が許可しない限り……この夢から覚められないよ。」


「だ、、、誰!?」


「申し遅れたね……。僕は原初の神、ユウキ=カノン=グレイシア。君の相棒になりたくて、お願いしに来たんだ。」


 そう言われて、俺は……。


「は、はぁぁぁぁぁぁぁーー!?」


 ━━━━━━━と、俺はそう言うのだった……。

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