第112話 ジュワーズ

どうも有限不実の帝国ゴリラです(n回目)

なんか前書き後書きで書いた事って必ず実現しないんですよね。何時までに投稿するって書いたら次の日には体調崩すし、次はこういう展開にするって書いたら興が乗って別の展開になるっていう...


まぁつまり何が言いたいのかと言うと。



ラ イ ト 君 の 出 番 は ま だ で す



本当に、申し訳ない...(土下座)

――――――――――――――





「...全員集まったね」


翌朝、十分な休息と睡眠を取った彼らは一度集合していた。普段は偵察に駆り出される暗殺者部隊の面々も全員揃っている。


「君達も知っているだろうけど、僕達はこれから魔獣討伐を行う」


普段の何処か軽薄さを感じさせる態度などおくびにも出さず、その顔に真剣さのみを残したミュラーがそう言った。その言葉に、他の人間もまた神妙に頷く。


「僕達の双肩には世界の運命が乗っかってるんだ。失敗は許されない」


人魔大戦において、魔陣営の要たる魔獣。それさえ倒してしまえばこちらの勝ちだが、それは言葉にする程容易くはない。敵の戦力は未知数、対して此方は全力は出せないのだから。


「君達に多くの言葉は要らないだろう...だから、僕からは一言だけ」


ミュラーはそこで一度言葉を切った。そして、再び口を開く時、彼の目からは覚悟と決意が溢れ出ていた。


「勝とう」

「「了解」」


その決意に当てられたのか、その場全体の雰囲気すらもまた鋭く研ぎ澄まされていた。いや、ミュラーの決意に当てられたからではないだろう。皆が皆、何かしらの決意をその胸に宿しているのだから。








「ところでヴァルター。君のは聞いてもいい物かい?」


帝都への道中にて、先程の真剣さとは一転したミュラーがそうヴァルターへと尋ねた。“それ”とは間違いなくヴァルターのいつもとは掛け離れた言動の事だろう。


「今更とぼけた所で道化にしかなるまい...とは言え今聞く事ではあるまい」

「まぁ確かにね。じゃあこの作戦が終わったら聞くとしよう」


何故か嫌な予感がしたヴァルターだったが、それは努めて無視し視線を前へ向ける。

そして、その光景に思わず目を顰めた。


「荒廃どころではないな。蟻一つたりとも見当たらないとは」


そこには、正に終末のような光景が広がっていた。

雑草の一つ、人工物の一欠けらすらも見当たらず、ただ焼き払われた後が広がるのみであった。

帝都はもう無理だろう。ヴァルター含め全員がそう悟った。


「これが、魔獣の脅威か」


その光景を見れば、魔獣があの巨大な魔物を超える破壊力を有している事は一目瞭然だった。その魔獣を今から討伐しに行くのだと、ヴァルターは再び気を引き締める。

そして、地形が変わるほどの破壊をされてしまった以上、最早帝都が何処なのかすら分からなくなっているのだ。もしや、我々が立っているここは既に帝都の地の上という事すらあり得る。

それはつまり、魔獣が何処に居るのかも分からないという事。これ程開けた場所で奇襲を喰らうとは思えないが、それでも警戒するに越したことはない。


「―――あそこか」


その警戒が功をそうしたのかはともかく、ヴァルターは視線の先の地面が消失している事に気付いた。クレーターか何かだろうか、と思いながら、しかし先程より警戒を強めて近付いていく。


「...馬鹿な」

「やばいね、これ」


クレーター、というのはあながち間違いではなかった。しかしそれは、帝都が一つ余裕で入りそうなほどの大きさであったが。

だが、それは余りにも奇妙な光景でもあった。ある所は凍り付き、ある所は燃え続け、ある所は毒々しい色に染め上げられている。そしてそれは魔術によるものである事は明白であり、つまり魔物とは違い魔獣は魔術が使えるという事だった。


そして、その真ん中には城が聳え立っていた。なんと驚くべき事に、それほど城には大きな損傷はなかったのである。

...とは言え。

城下町は既に消し飛び、荒廃した地にポツリと聳え立つ城は、何処か魔王の城のような有り様であった。いや、それは正鵠を射ているのだろう。破壊の限りが尽くされた帝都に於いて、守られているかのように城のみが無事な理由。

それは、そこに魔王ライトが居るからだ。


そして、ミュラーはその城を守るようにそこに居る存在へと目を向ける。


――――そこには、まごう事無く、魔獣が居た。

8つの頭を持つ蛇のようなそれは、16の赤い目で辺りを見渡している。その視界に入らないよう、彼らは直ぐにクレーターの影に隠れた。


だが隠れてばかりでは始まらないと、誰が言うでもなく弓兵であり最も視力が良いミュラーが頭のみを出してその魔獣を観察する。しかし、その姿を目に収めたミュラーは怪訝な顔をした。


「...どういう事だ?」

「何が見えた」

「なんというか、不完全なんだ。怪我を負っている様にも見える」


ミュラーが見たのは、まさに満身創痍と言える程体中に怪我を負った魔獣だった。体の至る箇所は抉られ、間違いなく自身のモノではないであろう呪いの様なものに蝕まれている。


「...そういえば奴が言っていたな。魔獣と戦っていた、と」


ヴァルターの脳裏を過るのは不気味な仮面。その奥から覗く悍ましい目の光は、今もありありと思い出す事が出来た。

だがそれは今は関係ない事だ。今あるのは、魔獣は奴が付けた傷がまだ癒えていないという事。


その隙を逃すまいと、戦いの始まりを告げる合図を送る。


「ミュラー、貴様の一撃から始めろ」

「言われなくともね」


その手には、フェイルノートが握られていた。


「【放たれる矢に無駄はなく】」

「【必中故に必殺】」


弓につがわれた矢に、光が灯った。

限界まで引き絞られた弓の弦が、ギチギチと音を立てる。


「【森羅万象を貫く弓よ、今その真価を示せ】」



「【第一節・穿ち抜く魔弓】」


強烈な破裂音と共に、光の矢が――戦端を告げる矢が空を駆ける。

音の壁を突破したその矢は、しかし魔獣によって気付かれた。単に光が視界に映ったからか、それとも空気の揺れでも感じたのか。ともかく、自身を脅かしかねる矢を認識した魔獣の動きは早かった。

すぐさま6つの頭を矢の方へと向け、それを迎撃しようと各々が司る属性の魔術を乱射する。だが管制能力を持たない獣如きが、音より早い矢を迎撃出来る程の演算能力など持ち合わせる筈もなかった。


矢は火を吐き続ける頭に向かって軌跡を描き、やがて着弾する。

矢は堅固な鱗を水に濡れた紙か何かの様に簡単に貫き、一瞬後には何の抵抗も受けずに頭の反対側から突き抜けていた。


矢はその慣性によってそのまま遥か彼方へ、とはならず、物理法則を無視した急ターンをして別の――雷を吐き出す――頭へと標的を定めた。

火を司る頭の末路を見たからだろうか、狙われた頭はそれまで以上の弾幕で迎撃しようとし、奇跡的に数発命中する。

だが魔術の直撃すらも物ともせず、矢はそのまま開かれた口へ突入。雷の頭は火の頭と同じ末路を辿った。


しかし、矢はそれでも止まらない。

幾つもの頭を貫き、まだ止まる事を知らなかった。


岩を創り出し盾として防ごうとした頭も、矢の周囲ごと凍らせようと冷気を吐き出した頭も、その術ごと頭を貫徹させられる。


そうして頭を一つずつ潰していき、数秒後には。



―――6つの頭が、破壊されていた。考えるまでもなく、大戦果である。


(...おかしい。こんなにも弱いのか、魔獣は?)


だが、それをした当人であるミュラーは強烈な違和感を覚えた。

相性の問題もあるだろう、矢を迎撃しようと放たれた魔術一つ一つは壊滅的な破壊力を持っており、成る程真正面から戦えばまともに勝てる気はしなかった。だがそれはつまり魔獣が攻撃力に特化している可能性もあり、単に防御面で劣っていただけなのかもしれない。

なれば、この現状にも納得出来る。


しかし、それでも違和感は消えなかった。


矢は敵を破壊し尽くすまで止まらない筈なのに、6つ――それも矢の迎撃に当たっていた6つの頭のみが破壊された段階で、急に光を失ってしまった事に。

そして何より、残りの2つの頭が、何もせずに静観していた事に。


心の隅に異物が居座ったかのような違和感を覚える。


「良くやったミュラー。後は任せろ」

「待てヴァルター!」

「...あまり我を舐めるな、ミュラー」


ミュラーのそんな違和感など知らんとばかりに、ヴァルターが立ち上がる。それに対して警告しようとしたミュラーだったが、しかしヴァルターの、何処か覇気を伴う言葉によって遮られた。


「―――罠だろうと何だろうと、我に打ち破れぬ物はない」

「っ...!」


ヴァルターを纏う雰囲気が、一変した。

道化の仮面は既に崩れ落ち、国を憂うような悲壮な表情は消える。


ただ、そこに在るのは―――


「総員、我に続け」


王者であった。


ジュワーズとは、王権の象徴であり。

彼は、その所持者なのだから。






ヴァルターの言葉を聞いた各員の行動は早かった。懲罰部隊も覚悟を決めクレーターに飛び込み、ミュラーもまたそれに続く。


そしてその直後、弱った魔獣にとどめを刺そうと懲罰部隊が魔術を放つ。本来ならそれを迎撃するはずである6つの頭は既に潰え、であるからしてそれを防ぐ術はない筈だ。そう考えての行動であったが、しかしそれは呆気なく防がれる。


放たれた魔術が、早送りのように萎んでいき、腐敗していくかのように黒ずみやがて消失してしまったからだ。

下手人は考えるまでもなく魔獣であり、つまり残りの2つの頭の内どちらかだ。二つの頭は片方は白く、片方は黒かった。


「あの黒い方、魔術の無力化が権能だ!!」


咄嗟に隊員の一人がそう叫ぶ。それは根拠のない勘のようなものであったが、しかし彼にはそれが外れている気はしなかった。


しかし、その勘は外れてはいなかったが、さりとて大正解と言う訳では無かった。


「ッ!?」


先頭を走っていたヴァルターが大きく失速する。

どうした、と尋ねる間もなく、後続の懲罰部隊とミュラーも速度を落とした。彼らは全員まるで体に力が入らず、その上足に枷を付けられたかのような感覚に陥ったのだ。


一瞬混乱したヴァルターが、しかし直ぐにその正体に勘づく。


(弱体化効果...!?聖魔術の対を成す魔術か!)


彼らは知る由もないが、それは闇魔術と呼ばれる8つ目の魔術系統であった。それを知らずに聖魔術の対を成すという事に気付く辺り、やはりヴァルターは馬鹿などではなく、理に基づく勘を持つ一種の賢者であった。


しかし、その賢さ故にとある事実にも気付く。


「...となれば、もう片方の頭は」


ハッとなり、思わず白色の頭を凝視する。

黒の反対である白、そして、闇魔術の対を成すのは――


「聖魔術まで使えると言うのか...獣の分際で」


再生を開始した6つの頭を見ながら、ヴァルターはそう言葉を溢した。

余裕を崩さない魔獣を見るに、何かしらあるだろうとは考えていた。だがそれでもミュラーが作ったチャンスを逃すわけにはいかず、腹を括って突っ込んだのだ。どちらにしろ、もう後戻りは出来ない。


「ミュラー!白いのを潰せ!!」

「了解!」


再生される前に、大本を潰せばいいだけだ。

弱体化の方も、頭が6つ潰されるまでその効力を発揮していなかった。であるならば、発動までにある程度のタイムラグがあるのかもしれない。そう考えヴァルターはミュラーに指示を出す。


最も、それが希望的観測に過ぎないのは十分承知していたが。


「【――――第一節・穿ち抜く魔弓ッ!!】」


6つの頭が再生されるのを阻止する必要がある今、何よりも優先すべきは迅速さだ。ミュラーはその思いの元詠唱を省略し、すぐさま矢を放つ。

詠唱を省略する事によって多少弱体化した矢だったが、しかしそれでも並の人間では認識出来ぬ程の速度で白の頭目掛けて空を駆ける。


だが、それが辿り着く寸前、矢は力尽きたかのように消失してしまった。


ミュラーは敵の厄介さに思わず舌打ちをつく。

今の何が厄介なのかと言えば、白の頭を狙えば黒の弱体化に妨害され、逆に黒を狙っても白の魔術で再生されるという事だ。

今は6つ同時に再生しているため時間が掛かっている様だが、聖魔術とは対象を絞れば絞るほど効果が増すモノ。黒の頭にのみ聖魔術を使えば、直ぐさま再生されてしまうだろう。

それはつまり、同時に潰す事でしかあの魔獣は倒せないという事だ。

どうすればそれが達成出来るのかと、ミュラーはその頭をフル回転させた。


「――突っ込めヴァルター!!脳筋みたいな作戦で癪だが、もうこれしかない!!」


弾き出された答えは、それだった。

魔術はおろか遺物であるフェイルノートの矢すら無効化する魔獣を倒すには、この中では最も高い火力を持つヴァルターに託すしかなかったのだ。


「...任せろ!!」


そのミュラーの言葉のを理解したヴァルターは、泥の中の様に進まない足に力を入れて全力で駆けだした。

危険は承知。しかしそれしか出来ないのは事実なのだから。


だが、8つある頭の内6つが潰えた今ならば、或いは倒せるかもしれないという微かな希望があったのも事実であった。



しかし、魔獣とは、それだけで倒せる程弱いモノではない。


複数に分割され、エルのとの戦いによって大きく力が奪われているとは言えども、魔獣がこの程度の戦力で打ち勝てる様な力であれば文明は滅ぼされなかった。

前人魔大戦の魔獣討伐時の戦力は、今のミュラーらの軽く10倍はあったであろう。それほどまでに、魔獣とは強力な存在なのだ。



――であるからして、彼らが魔獣に勝てる可能性は、僅かたりともなかった。



「...成る程、そう言う事だったか」



6つの頭を見ながら、ヴァルターがそう呟く。

そして、同時に魔獣の策略にまんまと嵌ったことに気付いた。


最初からこの魔獣にとって、破壊された頭を再生する事は造作もない事だったのだ。しかし敢えてそれをせずに、弱ったふりをした。自分の実力を誤認させ、無警戒に突っ込ませるために。


―――今の、ヴァルターの様に。



再生された6つの頭と黒い頭が、それぞれ攻撃の予備動作を始めた。口を大きく開き、魔術陣を展開させる。

そして数秒も経たぬ内に、それらは発射された。

業火が、氷塊が、巨岩が、雷が、豪風が、水の刃が、毒がヴァルター目掛けて一目散に飛来する。

最早避ける事など出来ぬそれらに、ヴァルターは何かに諦めたように目を瞑った


「まさか...こんな、ところで...」


もっと上手くやれたのではないか、何か別の策があったのではないか。そう後悔と懺悔の念がヴァルターを苛む。

しかし、それは既に手遅れであった。


最早、ヴァルターという帝国の騎士の死は決定付けられたのだ。



そうして、ヴァルターは魔術に呑み込まれたのだった。








ミュラーは激しく後悔した。

自分の軽率な判断によって、ヴァルターという最高戦力の一角が失われてしまったからだった。だがその様な戦略的な意味のみではなく、個人的にもヴァルターの死はミュラーの心に大きな影を落とす。

ヴァルターは、いずれその秘密を明かしてくれると約束してくれた大切な戦友なのだから。


「...勝機は潰えた。これより撤退する」


だが、ミュラーは判断しなければならない。

自分や懲罰部隊、暗殺者部隊と言った戦力を預かる指揮官として、私情を排除してそう冷酷に告げる。


「そんな...ライトはどうするんですか...ッ!」

「残念だが諦めてくれ」


サラの悲鳴のような声も、その冷酷さによって斬り捨てられる。彼女も大切な戦力であり、つまり勝機のない戦で失わせる訳にはいかなかったからだ。

とは言え彼女は王女という地位ある一人の人間だ。自分の言い分も理解してくれるだろう。




――――しかし、彼女の返答を聞く事は叶わなかった。




「...ッ!?」


全身の毛が逆立つ。

同時に、自分の判断が遅かったと気付いた。


(―――あぁ、これはもう無理だ)


こちらに飛んでくる大量の魔術を呆然と眺めながら、そう心の中で呟く。

ヴァルターが死んだ瞬間、すぐさま尻尾を巻いて逃げ出すべきだったのだ。


だが、それはもう手遅れであり、何の防護手段も持たない彼らにその魔術群を防ぐ事は不可能だった。


ヴァルターは全てを諦めた表情で空を見上げ、こう呟く。


「...帝国に誉れあれ」


それが、彼の最期の言葉―――






















――――とは、ならなかった。


陽炎の様に立ち昇る光が、全ての魔術を遮断する。

何事かと目を向ければ、そこにはヴァルターが立っていた。


「時間稼ぎ程度ならこなして見せよう。だから行け、サラスティア嬢。昨日の言葉を忘れたのではあるまいな?」

「...っ、恩に着ます!!」


サラはそう一言残すと城の方へと一目散に駆けて行った。目的は考えるまでもなくライトであろう。


しかしそのようなやり取りにミュラーはひとかけらの関心も抱かなかった。

何故生きているのか、どうやって魔術を防いだのか。今聞くべき事はいくらでもあるだろうが、ミュラーの胸を突いた疑問はただ一つ。


(お前、本当にヴァルターなのか?)


覇気とでも言うのだろうか。見ているだけで何故か従いたくなってしまうような、体が勝手に傅いてしまいそうになるような。


そんな雰囲気を、彼が纏っていたからである。


「【彼の者の名はシャルルマーニュ】」


騎士としてのヴァルターは死した。

しかし、ヴァルターは本来騎士などに収まる器ではなかったのだ。


それは何故か。



「【群雄割拠の世より出でし始祖たる英雄の王】」



答えは明快。

彼が、ジュワーズの所持者であり。


「【列聖されし英雄の王】」


ジュワーズとは、君主の器を持つ者のみを、自らの所持者として認めるのだから。


「【彼の者の剣の名はジュワーズ】」


ヴァルターがこの技を使わなかった理由もまた明快である。

皇帝が既に居る帝国に於いて、皇族でもない自分が支配者たる証であるこの技を使えば国が割れるからだ。

それを防ぐために、ヴァルターは常に道化の仮面を張り付けていた。


「【それは支配者ルーラーの象徴】」


そうでもしなければ、確かに帝国は割れていたであろう。それほどまでに、今の彼から溢れる覇気と神聖さ、カリスマ性は異常だったのだから。


「【我に従え、我に傅け、我に続け】」


遺物の目に、狂いはないのだから。


「【さすれば、光は与えられん――――】」



世界に、光が差し込んだ。



「【第2節・大帝剣】」




――――――――――――――――――

ユルシテ...ユルシテ...次で本当の本当の本当に出すから...

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