第3話 明るい性格の彼女。
頬に桜が当たりくすぐったい。
「ここが、、、」
前にあるでかい建物を見上げて
少し感動する。
周りの人は賑わっていて
入学式に向いている空高い天気。
正しく、最高な日だろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「メル~ッ!」
大きな声が部屋に響き目が覚めると
にっと笑った年下の男の子が
はしゃぎ
「起きて起きて!!」
と騒ぐ
「ん、おはよ、」
自分の、寝癖の着いた頭を撫でながら
ベットから降りると
僕の部屋で一緒に住んでる
來覇は、もう支度を整えていて元気よく
「僕はもう行くねッ!」
と言い部屋を出ていった。
「着替えるか、」
真新しい制服を手に取ると
どこからか異世界にいるような
気がしてくる。
着替え終え、荷物を手に取ると
リビングに行き
「おはようございます。
お母様、お父様。」
と挨拶する
荷物を置いて洗面台に行って
顔を洗い、髪の毛を少し整えて
ふと鏡を見ると少し大人っぽいような
自分がいて少し驚く。
(中学の時も制服だったのに
デザインのおかげか大人っぽいな、)
遅刻したくないので急いで
朝食を食べる。
ちらっと、頭の中に映像が流れてきた。
お父さんとお母さんが
にっこりと笑いながら優雅に朝食を
食べている。
(、、、凄い。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
玄関に着き、
「行ってきます、!」
と言い
高校の生徒手帳を
スクリーンにかざしながら
「██番1ーD
テ レ ポ ー ト 」
と言う。
すると、ふっと周りが白くなり
大きな桜の下にテレポートした。
周りには新入生が居て
騒いでいる。
もうクラスが表示されているようだ
「きゃーっ私たち一緒!」
「やった!やったーー!」
「ん、一緒じゃん。」
「だな、」
クラスが一緒になった女子や双子
らしき人がわいわいと話していた。
「うわぁ、凄い混んでる。
掲示板の前、、、」
自分も見ないといけないので
人の間をすり抜けて掲示板を見る。
よく探してみると
自分の名前があり
「んぅ、、、押しつぶ、される~ッ、、、
あ、え、僕、1-A-2ッ!?」
驚いた。
そりゃー驚くよ。
1年Aー2組だから。
A組というのは、期待値の高い
生徒のクラスだ。
驚いて呆然としていると、
「、大丈夫?」
と丁寧な口調でサバサバした
女子が話しかけてきた。
「え、ぁ、えっと、?」
あまり家族としか、話したことないので
話すのを緊張してどもっていたら
「んーと、!
あーしは、『リト・メアン』!
リトっ て 呼んで~!
んと、君は新入生だよね!」
ずいずいと話をしてくれて
戸惑ってしまったが第一印象は
彼女は凄く優しくかっこいいような
イケメンな性格だった。
「は、い、、、!」
「やっぱりー!
あーしも新入生なんよ!
君何組!?
リトは、1ーAー2なんよ~!」
優しく話しかけてくれるので
話しやすい。
そして、クラスも同じらしい。
「、ッ!僕も同じ、1ーAー2です、!」
「えぇ、!同じやん!
一緒にクラス行かへんか?」
ぱっと明るく笑顔になった彼女につられ
自分の心まで明るくなってきた気がする。
「はい、!」
そうすると、彼女と一緒に僕は
1ーAー2組へ向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます