手放すときは簡単楽ちんに

 ものを手放すときの方法は、捨てる、売る、寄付、などがある。皆さまはどのようにしているだろうか。


 私の場合は、服や本などで売れそうなものは売り、それ以外は捨てている。


 売る、といってもまた、色々は方法があるわけだが、私はブッ◯オフに一年に一、二回まとめて持ってっている。メル◯リなどを利用したことはない。


 メル◯リを使わないのは、面倒くさいからだ。利用しなくてもわかる。写真を何枚も撮り、出品し、梱包し、発送する。私にはできない。


 おそらくブッ◯オフよりも高く売れるだろう、というのはわかっているが、無理だ。面倒くさいな、と後回しにして、売るもの置き場が無限に増えていく想像しかできない。


 もしもメル◯リの一連の工程に面倒さを感じず、すぐに行動に移せる人は使ったほうがいいけれど、私と同じように面倒だと思うならおすすめしない。


 そもそも私がなぜ売るという選択肢を選ぶかといえば、もったいないおばけを納得させるため、捨てることへの罪悪感を和らげるためというのが大きい。いわばお金にすることはおまけにすぎない。


 私の行動圏内にあるブッ◯オフは本やCDだけでなく、服や家電なども取り扱っているのがよい。受付は別になるが、全部ブッ◯オフに持っていけば一回で済む。


 利点はそれだけではなく、金額のつかないものもそのままひきとってもらえるのも助かる(家電などはひきとってもらえない。あくまで服と本)。


 傷や汚れやほつれやシミを目を凝らして探して説明したり、写真を撮ったり、梱包したり、発送したりする必要はない。持っていって、終わり。なんて楽ちんだろう。


 それに、人様に出せるものなのかを他人に判断を委ねられるのも助かる。自分で気づいていないシミなどもあるかもしれないし、そもそも自分で気にしなかった欠陥などがないとも言えない。


 そうした判断を他人に任せられるし、金額がつかなくてもひきとってもらえるので、捨てる罪悪感ごと委ねられるのでありがたい。


 そもそもごみを出すときにはごみ袋を買って捨てているわけで、お金をかけて捨てているわけである。それが一冊、一着、二束三文の金額になってもお金に変わるだなんて、ラッキーではないか。


 ある程度、量がたまるまでおいておかねばならないが、メル◯リなどに出品するとなれば、ものの数だけ工程を繰り返さなければいけない。ためる自信しかないが、ためればためるだけ地獄である。やる前から、自分には向かないと改めて思う。


 何点以上で出張買取や、発送するだけ、などの買取サービスや、詰めて送るだけの寄付などもあると思うので、ずぼらな人ほどより楽な方法で手放すことをおすすめしたい。

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