放置しがちな手放したいものたち
どうやって捨てたらよいかわからない。あとで考えよう。そしてずっとそこにある。そんなものってないだろうか。私はある。
使いかけの化粧水、使いかけのマニキュア、いただいたお守りなど、捨て方がわからないまま、ずっと鎮座し続けているもの。もちろん、置いておいたらそのうちなくなるなんてことはなく、むしろそういったものは増えていくのだ。
ただ、便利な世の中になったもので、問い合わせたりせずとも、大体のものはネットで調べれば出てくる。しかも、片付けブームで何かと特集も多い。
後回しにするとそのままになるので、思い立ったときにやるのがよい。
使いかけの化粧水って、流しに捨てちゃっていいのかしら。中身は布などに吸い取らせ、容器は分別にしたがって捨てればよいらしい。
かつて、合わなかった化粧水は顔ではなく体に使えばよい、というのを見たことがある。しかし結局使うことなく、いったい開けたのはいつだったろうか、という状態でずっとある。
ようやく思い立って、捨てる布に染み込ませて処分した。賞味期限の切れたドレッシングや、使いかけのマニキュアなども同様の方法で捨てられた。
ある意味、そういうもの以上にハードルが高いのが、お守りなどだろう。返すのが基本とはいえ、遠いし返しにいくのもなあ、となる。かといって、信心深い人でなくとも、ごみ箱にポイッとはしづらい。
よく見かけるのが、郵送でもよいから返しましょう、という方法。自分で買ったものは場所もわかるし、返しに行くのも郵送するのもできなくはない。
しかし、お土産などで人にいただいたものは、遠方だったり、郵送といっても住所は?と後回しになりがちだ。
そんな中、塩で清めて白い紙などにくるんで捨てる、という方法を見た。この方法ならやりやすそうだ。
塩で清めて、ありがとうございましたと感謝を伝えながら白い紙に包み、さらに別の袋にいれてごみに出した。捨てる、というのは勇気がいるが、そのまま放っておくことのほうがきっと失礼なことなのではないか、と思う。
そういうやり方はだめだ!という人もいるだろうが、私はそういう方法を見かけたし、自分が信じたい情報を信じればよいのかなと思うことにした。
懸案事項であったものを片づけることができるとすっきりする。場所以上に心がすっきりするのだ。
余談だが、捨てにくいもの、ごみの分別が面倒くさいもの、というものもある。
私は缶のスプレーが嫌いだ。使うには便利なのだが、捨てるのが面倒くさい。使いきれずに残ろうものならなおさらだ。
全部使いきった上で、ガスを抜くとか穴を開ける開けないとか、地域の分別に従いましょう、と。ああ面倒くさい!
面倒なので極力買わない。整髪料も制汗剤も缶のスプレータイプは避ける。缶のスプレー以外のタイプで代用できるものは極力買わない。断然処分が楽だ。
自分の身の丈(ずぼら度)にあったものを買う、というのもきっと大切なことだと思う。
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