第3話 探索
「起きろ~」
「ん~あと五分~」
「今日は探索行くぞ~」
「は~い」
あっさり起きた
「パン棚にあるからとって食べて。あ バターも棚にあるから使っていいよ」
「ありがとう。じゃあ待ってるね」
「先食べていいよ」
眠たそうに言われた
「いや待ってるよ。だから早くしてね」
「んーわかったよー」
ロメリーが急いで髪を整え着替えた
その時ロメリーの肌が少し見えたのは不可抗力だ
「「じゃあいただきまーす」」
ん~やっぱり土からできてると思うと食欲なくすな~
「これからはパン以外も作ってみるから我慢してね」
「え ありがと」
心読めるのか?!
怖いな
「別に心なんて読めないわよ」
「うそつけ!」
「感よ」
「女のカンって怖いな」
「早くたべて探索行くわよ!」
一体昨日のかわいい女の子はどこに行ったんだ
あんな恥ずかしそうに上目使いでお願いしたかわいい子はどこに行ったんだ
「ごちそーさん」
「はーい」
あれから俺たちは少し休んだ後外に出て探索した
どっち行く?
外に出ても平原なので行く当てもない
「じゃあこっちからいこう!」
そういって右を指さし進んだ
少し経つと森が見えた
森の中は暗くて背の高い針葉樹林でできている
少し奥には川がある
「じゃあ森の中を探索しよう」
「じゃあ川沿いを探索しましょ」
「わかった」
あれから俺たちは川沿いを歩いていた
一時間後
「ねえ なんか聞こえない?」
たしかに
「うん ちょっと聞こえるね」
「だよね。どうする?」
「いってみよう」
その決断が今後の人生を大きく変えることとなる
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