絶海上のブラックポイント


ボクはリリィから

その新兵器が保管されているという

海上プラントの正確な座標を伝え聞いた。


そこは表向きには

海上資源を発掘する為の施設とされており

国としては、重要な施設には変わりないが

特に重宝されている様子は無いのだと言う。


つまり、日陰ってことだ


隠れて何かをするには絶好の環境だろう

出入りをする関係者の一部を除いては

決して公に人目に触れる事が無いので

確かに場は整っていると言えるか。


そして肝心の潜入方法だが、ボクは

資源を運ぶために海を往来している

巨大貨物船に目を付けていた。


一般的には、あくまで海上プラントなので

そういった船が行き来しているのは当然の事

内部に潜り込むのは些かリスクが高いが

船底にでも張り付いていれば良いだろう。


海沿いの地理についてはリンドが詳しかった

彼女はかつて国の研究機関に属していたので

兵器開発の為の工場などに知見が広い。


彼女曰く


「街の反対側にある港に船が来るが

そのうち早朝にやって来るやつがそれだ

ただ、海上資源プラントとは名ばかりの

実質的には兵器工場だ、乗組員は軍人ばかり


賄賂は通じないだろう

船内に潜伏するのも恐らく不可能だ

もし少しでも異常を察知されてしまえば

即座に航路は封鎖され、潜入は叶わない」


だ、そうなのでやはり

船底に引っ付いて行くのが最適と思われる。


懸念点はあるものの


「異常を検知するシステムとか

もし、あったらどうしようね」


「あー……ま、お陀仏だな」


との事なので

その辺はぶっつけ本番で行く他ない

見立てでは大丈夫なはず、と思う。


ボクは、街の最も高い建物のてっぺんで

海の向こう側をじっ……と観察していた。


いた、のだが


「んん〜〜〜〜〜っ……………………」


いやこれが予想以上に暇だった

ただ待つだけ、というのは実に退屈だ

獲物を待ち構える為の待ち時間であれば

いくらでも潜伏していられるのだけれど。


「んーー」


唸り声が漏れ出るのを止められない

大きな音は立てられないにも関わらず

内側に募る焦燥感を抑え切れないでいる。


どれくらい時間が立った頃だろう

ボクは地平線の彼方にを見た。


「——来た」


向こう側からやって来る巨大な船舶

雄大かつ壮大な鉄の貨物船、凄まじい

あれこそが人類の技術力の結晶だろう。


ボクの目は彼方を見据える

人員、積み荷の配置、速度

それらを頭の中に叩き込んでいく。


時間にして4秒

高所からの偵察に使用した


そして、高台から飛び降りて

目的の場所に向かうのだった。


✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱


貨物船には数十人単位の気配があった

しかし、彼らは決して言葉を発さない

黙々と積荷を降ろし、物資を補給していく。


警備の目が光っている

僅かでも視界を横切ろうものなら

即座に反応されてしまうだろう。


だから、いくら吸血種と言えど

全力を尽くして隠密に徹するしかなかった。


建物の影から様子を伺う

視線が向いてない一瞬を見計らって

遮蔽物から遮蔽物へと移って行く

この暗闇は他ならないボクの味方だ。


そして


絶対に存在を悟られない位置まで

歩みを進めることに成功した。


そこで


「——規定線紅」


ボクは擬似的な血の力を発動

衣服を表と裏から覆い、補強する


これは後に繋がる

とても大きな意味があるのだが

今は別に、気にしなくてもいい。


ここまでは良いんだ、ここまでは

問題は、どのタイミングで乗り移るかだ

早すぎても遅すぎてもリスクとなる。


1番の狙い目は出航直前だ

人員が全て船に乗り込んだあと

地上への警戒が薄れる一瞬を狙う。


夜風が吹き付ける

髪の毛がパラパラと流れる

海の香りが鼻先を掠めていく

積荷を運ぶ騒音が鳴っている


足音、足音、足音、呼吸音、足音、物音

無数に行き交う人の群れ、いずれも軍人


作業を終えた彼らは

ぞろぞろと撤収を初めている

船と船着き場を繋ぐ橋が下げられる。


まだだ、まだ、警戒されている

まだ早い、今行くと察知される。


待て……もう少しだ、もう少し


やがて、その瞬間は訪れた

機械仕掛けの船舶、その奥の歯車

香炉が動き始める音……ッ!


ボクは建物の影から出て


低空を駆けるボクの身体は、まさしく

打ち出された弾丸のようになって飛び

そして、空中に身を投げ出した。


つま先から

頭のてっぺんに至るまでを一直線に揃え

槍のように、波打つ海面に飛び込んだ。


クリアだった聴覚が籠る

耳の中に、水が入り込んでくる

視界は真っ青に染まる。


海中


ボクの飛び込みは綺麗だったので

水面を乱すことなく着水を済ませられた。


海は深く、暗く、何処までも終わりがない

ここには地上の慈悲は存在せず

恵みもなければ、生き抜ける空間でもない。


そんな中


ボクは膝を抱え込む様にして

体を縮めていき、身を捩って力を溜めた。


そして一気に解放!


泳いだ事などあまりないが

体の動かし方は勘で何とかなる

瞬間的に発揮された肉体の爆発力は


まるで朝日が地上に差す光のように

この海の中を凄まじい速度で進ませた。


水流などお構い無し

水中で動きが鈍るなんて事はなく

ボクの機動力は地上のそれと変わらない。


本来、この広大な海には

障害物など存在しないはずだが

今この場には巨大な障害物がある。


大きな鉄の壁が

水面からひょっこり覗いていて

それは欠けた月のようになっている。


ボクは、そこに近付くと

前への推進力を手に入れ始めた船体に

爪を立て、中へ指を抉り込んで掴んだ!


込める力は全力

ボクが出せる最大の出力

全神経を指先へと集中させて


前へ進む船の推進力によって

全身に襲いかかる水の抵抗力


秒針が刻まれるにつれて

抵抗力はどんどん強くなっていく

油断すると引き剥がされてしまいそうだ。


水の中から脱出すればもっと楽に済むが

例えば、貨物船から海面を見下ろされた際に


船体に張り付くボクの姿が

万が一にでも見られる訳には行かない

そんな間抜けな理由で失敗はしたくない。


別にボクなら、海の中にいても

呼吸をする必要がないので問題は無いし


この強烈な圧力に関しても

気を抜かずに耐えていれば別に良い

ならば、わざわざ地上に出る必要は無い。


「ごぼごぼごばごぼごぼごぼごぼごぼ!

(ほんと、こういう時便利だよねこの体)」


しまった、この状態で口を開けると

海水が大量に侵入してきてしょっぱい

独り言を喋る癖が、悪い方向に行った。


目的地に着くまでは

まだまだ時間が掛かるだろう

環境は限りなく最低に近いけど

ひとまずは休息するとしようか。


✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱


いい加減嫌になってきた

別にこの水流が辛いからではない

代わり映えのしない景色が苦痛なのだ。


そろそろ到着してくれないと

この船、沈めてやりたくなってきたよ


海上プラントに着いた途端

兵器を探し出すまでもなく、丸ごと

根こそぎ吹き飛ばしてしまおうかな。


全部粉々にぶっ飛ばせば

潜入するまでもなくカタが付くのでは?


あと30分ぐらい待って到着しなければ

いっそ強硬手段に踏み切ってやろうかな


腹の底でメラメラと

灼熱の炎が燻り始めた頃

身体に掛かる圧力が減少した。


「——」


`着いたみたいだね`と言おうとして

さっきの醜態を思い出して口を噤んだ

ボクは学習能力が高いんだよね。


それから程なくして

船体は完全に停止した。


海中だと、耳の効きが悪いので

地上の事はあまりよく分からないが

忙しなく行き交っている事だけは分かる。


「ごぼっ……」


しまった、やってしまった

何が学習能力が高いだよ、ちくしょう

数秒前の事すら覚えてられないじゃないか。


姿勢を変えて周囲を見渡すと

地上から海の中へと建造物が伸びていた

それは、並の技術力で造られた物ではなく

この施設の重要性を表しているようだった。



ボクは、船体を貫いている指を抜き

そして岩肌を登るみたいに少しづつ

ゆっくりと登っていった。


ポタ……ポタ……と

水滴が体から垂れてくる


ボクは、つま先が水面を出てすぐに

衣服を覆っていた規定線紅を解除した。


これでいい、これで

ボクの着ている服は濡れていない

水滴が余計な物音を立てる心配は無い。


首から上は防水出来なかったので

片手を船体から引き抜き、もう片方の手で

濡れた髪の毛を搾って、水分を削ぎ落とす。


濡れた髪が非常に邪魔くさい

ボクは髪をかき上げて後ろにやった。


そしてそのまま

突き刺した片手を支えにして

一気に身体を真上に跳ね上げた。


船の上へと辿り着いたボクは

船体を掴み、ひょいっと上に登った

こちら側に注がれる視線は無さそうかな。


船の上には大量のコンテナが積まれていて

それらは大型のクレーンを用いられ続々と

プラントの中に運び込まれていっている


しかし、そこには

とてつもない騒音が伴う。


ボク以外の者には

とても他の物音など聞こえないだろう

好機、視線以外を気にしなくてもいい。


幸い、遮蔽物は沢山ある

積み上げられた無数のコンテナは

ボクが隠れる為には持ってこいだ。


船員は作業に係きりで

周辺の警戒が疎かになっている

当然だ、こんな海のど真ん中で


敵と遭遇する可能性を

本気で警戒する方がどうかしている

誰も、気を張り続ける事は出来ない。


「……さて、どうしたものか」


ここから誰にも見られずに

海上プラントに潜入するのは骨が折れる

なるべく接触を減らさなくては行けない。


地上からパッと見た限りでも

海上プラントは実に広大な造りをしていて

さらに海の中にまでもがその範囲となれば

これはかなりの長丁場になりそうだ。


内部の事は何も分からないし

何処に兵器があるのかも知らない

全ては現地で何とかするしかない。


イザとなればプラントごと……

という乱暴な手段は、出来れば避けたい

それでは本当に破壊出来たか分からないし


いたずらに被害を大きくすると

国のゴタゴタに巻き込まれる可能性がある

吸血種の関与を教えてやる事も無い。


ボクは進む

これまで幾度も繰り返してきた

隠密行動のノウハウ全てを総動員して


視線と視線の合間を進む

人と人の、意識の隙間を縫って走る


コソコソするのは得意だ

極限まで気配を殺したボクは

そう簡単に捉えられはしない。


真後ろを通り過ぎても

頭上を飛び越えても、まったく

存在の欠片でさえも悟られない。


足は止めない、戦うこともしない

ボクはただ、真っ直ぐ進むだけだ。


コンテナの間を跳ね回って

クレーンに手をかけて飛んで

鉄骨の隙間を潜り抜けていく。


目の前に開きっぱなしの搬入口がある

続々と、コンテナが運び込まれていく


そこを通り道に利用する事にした

運び込まれる荷物の影に隠れれば

恐らく、内部に侵入するのは容易だろう。


ボクは素早く走って視線を切りつつ

開いた搬入口の隙間へと滑り込んだ。


するとボクの体は、縦長に続く

真っ暗闇な空間に落ちて行った。


そうか、昇降機が下がっていたのか

このまま真っ逆さまに落ちていけば

着地の際に物音が立ってしまう。


こういう時はが役立つ

言わずと知れたリンドお手製の装備


——規定線紅!


細い糸のようになって

射出された血の線は伸びていき

音もなく壁の鉄骨へと巻き付き

落下の勢いを完全に殺した。


そのまま振り子のようになって

ブォン、と流されていく身体。


このままでは壁に叩きつけられて

どっちみち大きな物音が鳴ってしまう


ボクはタイミングを見て

腕から伸びた血のロープを

思いっきり勢い良く引っ張った。


すると、弧の起動を描いていた身体は

釣り上げられる魚のように上へと跳ね


全身に働いていた力の方向を

力技で、無理やりその矛先を変えた。


これによりボクは、空中で

宙吊りに垂れ下がる事となり

雨水が壁を伝って降りていくように

あくまで静かに、暗闇を下っていった。


下へ、下へ


慎重を期してボクは

一切の物音が立てないように

確実に、下っていくのだった……。


✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱


昇降口を降り始めてから4秒が経過した頃

ボクは、ぽっかり空いた通路に飛び込んだ。


低い天井、微妙に薄暗い通路

サビの混じった灰色がいやに目に付く。


そして、なるべく壁側に身を寄せて

まず周囲の状況を把握することにした。


作戦としては非常に単純で

一番上の階層から最下層までの全てを

まるごと全部、探し回るつもりでいた。


通路は案外明るくて、見通しがよい

上の方では相変わらず騒音が鳴っているが

あらゆる物音をかき消す、という程ではなく


なにせ、ここは妙に音が反響しやすい

おかげで内部構造や人員配置を

比較的把握しやすくはあるものの

やはり、細心の注意を払うべきだろう。


幸い、人の気配は分かりやすいから

ばったり遭遇なんて事態は起きなそうだ

隠れ場所のない直線通路が少々怖い位か。



というか、上から順に潰していくにしても

ある程度在処を絞り込めないだろうか。


大きな格納庫でも探そうかな

流石に全部を探して回るのは非現実的だ

階層ごとの構造は音で把握出来るのだし


しかし、それで見逃しでもすれば

目も当てられない事態となる

やはり丁寧さを重視するべきかな。


よし、行くか


ボクは動き始めた

姿勢を低くする意味は特に無いので

足音にだけ気を付けて堂々と歩いている。


この階層は人があまり居ないようだ

物音が少ない、多少は動きやすいか。


曲がり角の壁に背中を付けて

顔を覗き込ませて様子を伺う

そこには直線的な通路が広がっている。


通っても大丈夫そうかな?


角を曲がって真っ直ぐ歩いていく

相変わらず、足音には気を使うが

地上ほど警戒が厚い訳では無いので

比較的、歩きやすいとは思う。


その時


カツーン、カツーン、カツーン

扉の向こう側から足音が聞こえた。


この歩き方から考えて

別の事に注意を奪われているようだ


重心が前に偏っていることから

手に何かを持って、それを見下ろして

猫背になって歩いているのだろうね。


どうする、不意をつくのは簡単だが

ここで接触してしまって良いものか

兵器の所在を掴める確証は無い


それでなくても

接触した人間は始末する必要があるんだ

ただでさえリスクがある方法な上に

完全な徒労に終わる可能性も高い。


ここで手を出すのは些か気が早いか

もう少しだけ待ってもいいな。


ボクは来た道を引き返して

再び、昇降口の所に戻った。


暗闇に顔を覗かせて上下を確認

どうやら昇降機は稼働してない様だ

今なら下に降りられる、行くとするか


ボクは踏み切って穴の中に飛び込んだ

どうやら、まだまだ先は長そうだ……。


✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱ ✱✱✱✱


あれからボクは、更に5階層を下るも

特に目立った収穫を得られないでいた


1階下に降りる度に警備が増えていく

最初の階のようにお気楽では居られない

ただでさえ逃げ場のない狭い通路なのだ


常に先を予測しながら動かねばならず

なかなか手応えのある潜入となっていた。


こと今回に限って言えば

吸血狩りの拠点に潜った時の様に

邪魔者を始末する訳には行かないのだ。


出来ることなら

誰も殺さないのが理想


初めから終わりまでを自己完結させる

自分ひとりで探し、自分ひとりで破壊する

そこまでやれたなら1番いいのだがね……。


きっと、そう上手くは行かないだろう

その必要がある場面がもし来たならば

ボクが判断を躊躇う事は無い。


あくまでも最優先は

兵器の破壊であるが故に

それ以外の事柄は、最悪どうでもいい

プラントごと破壊する必要があるなら


ボクは迷わずそれを実行する

それだけの意志と覚悟を持っている。


そうして


何度か、ヒヤッとする場面もありながら

ボクは着実にプラントを踏破していった


……が、その途中で


「——なんだ」


ボクの耳は、得体の知れないを聞いた。


足を止める、周囲の警戒をしながら

聞こえてきた音の正体を探る。


腹の底に響く重低音、強い振動

稼働音か?何か大きな機械の様な物

もしやコレがリリィから聞いた兵器か?


分からないが、それは下から聞こえる

ここよりも遥か下、そこに何かがある。


そして、この鳴り響く不吉な音は

ボクに大きな恩恵をもたらした!


この海上プラントは音がよく響く

ボクは中にいる人間が立てる物音を頼りに

音の反響で構造を把握して、ここまで来た。


図面などを手に入れられれば

安全なルート取りが可能になるのだが

そんなに都合よく行くはずもなく


何も分からないよりマシとは言え

暗中模索である事に変わりはなく

そろそろ厳しさを感じていた頃だった。


だが、この強烈な音は

地の底、いや海の底から響く

建物全体を震わせるこの音は


多大なる音の反響を引き起こし

ボクに、プラントの内部構造の全てを

把握出来るだけの情報を、与えてくれた!


——瞬間


脳裏に刻まれる広大な地図

何層にも別れて設計された

巨大な海の上の建造物


通路、部屋、格納庫にエレベーター

今まで不透明であった部分が晴れて

実質的な図面をボクは手に入れた!


そして、気が付いた

1箇所だけ反響が無い場所がある事に


まるで、穴が空いた絵画のよう

そこだけポッカリと抜け落ちて

周りの連続性を損なっている。


途切れたレール、切り離された現実

本来あるはずの物が黒く塗り潰されて

認識できない、見透すことが出来ない。


だから



吸血種の耳すら欺く素材で造られた

異常なまでの警備に囲まれた地点がある


それは恐らく

ボクが探している物とは違う

音の発生源とは違う場所にあるからだ


しかし


「……っ」


無視する気には、とてもなれない

`そこに行くべきだ`と強く思うのだ


まるで、自分ではない他の誰かに

そういう意識を植え付けられたかの様に

囚われる、興味が分離して、隔離される。


向かうべきだと、行くべきだと、そして

そこにある物を見なくてはならないのだと。


目を逸らせないなら向かうしかない

確かめる為に、足を使うしかない


これ程までに興味を引くのが

一体なんであるのか、ボクは


ボクは知りたいと思って

そしてそう思った時には既に

この足は動いていたのだった……。

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