第49話 ジャイアントインパクトなんぞない

 一時期、月は他のから飛んできて、地球にぶつかって今の位置になったなんて説があったが、それはあり得ない。

 

 太陽系の惑星わくせい衛星えいせいには多くのクレーターがあるんだが、そのクレーターは、惑星や衛星の直系の4分の1ほどのものまでしかない。

 おそらくそれ以上のクレーターの出来るものがぶつかった場合に、惑星などが砕けるから、4分の1の大きさ以上のエネルギークレーターがないというものだった。


 月の大きさはそもそも地球の4分の1ほどあり、それが地球にぶつかったとしたら、地球は砕け散るだろう。

 そして月探査計画(アポロ計画)においても月の石は今地上にあるものと全く際のないものだった。


 そう考えると、地球の生成時に何らかの理由で一部が分裂したもの月という意見が自分の考えうる説に近いものだと思われる。 

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