スライム団子

スライムを3つ重ねたような敵が何コレ感満載の敵だ。昔ママが言ってた団子三兄弟?


背は150㎝あるかないかで、で僕とサキちゃんとそう変わらない。


スライム団子の一番上が何か言おうとしている。

そうだよ。敵か何かセリフを言わなければ、戦いは始まらない。そして、無駄にその尺は長いのだ!!


きっとチート能力が僕にあるはず。

セリフを言っている間に仕掛けなきゃ意味ない。あので、いくつもの命が無駄に助かっていると思ってるのだ。



無駄時間阻止!!!死ねー!!

僕はスライム団子に体当たりする。


「オレたちを倒せば、次の日に…」


スライムの唸り声をききながら、思った。


よしっ僕たちは、次の日を迎えることが出来るんだ!!


…だが俺は、スライムの腕の中だ。チート能力なんてなく、チーズのように身体がスライムの中へ溶けていく。


ありがちな展開と全然っ違うんだけど!!


おかしいけど、もうだめだ。



「サキちゃんたすけて・・・苦しい死ぬー」


「えっ無理無理無理」



そして気がついたら、またあの朝に戻っていた。

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