第2話ドアがあく

?「紬」

「!!!!!……チッ」

?「なんだ!!!その態度は!!!紬!お前が今生きてるのはな俺のお陰なんだよ!!誰がお前なんか!!!!!」

「うるせぇんだよ!!!あんたなんか!大嫌いだ!!!!!」

ドスッと鈍い音が部屋に響いた

「ゴッホ!!……うぇ……」

紬ちゃんがお腹を殴られた音だった

「紬ちゃ……」

?「うるさいうるさいうるさい!!!!紬。こい」

大きな男に紬ちゃんは引っ張られ外にだされた

「紬ちゃん!!!!!!」

ガチャッガチャガチャドアノブを回すが扉は全く開かない鍵がかかっているんだ。

扉の奥で紬ちゃんは殴られていないだろうか。そうおもいながら扉の前に座った。




「紬ちゃん………………」

紬ちゃんが外にだされて2時間以上たっていた

すると……ガチャッと扉があくと紬ちゃんが投げ入れられた

?「うるさいこれだからメス餓鬼は嫌いなんだ」

大男はぶつぶつ言いながら去っていったガチャン

「紬ちゃん……紬ちゃん!大丈夫??」

紬ちゃんは眠っていた体にベタベタしたものがついていて気持ち悪そうだった。何があったんだろうすると紬ちゃんの口が開いた

「ぶ、っ殺"し"て"や"る"」

小さな部屋にがらがらの紬ちゃんの声が響いた。

そして紬ちゃんは眠ってしまった



PM7時57分

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

世界で死に部屋で生きた。 えびた @tensitixyan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ